引退説一蹴|V2 SX王者 チャド・リード「ハイライトまとめ」2018 ラスベガスSX最終戦
引退説根強い、V2 AMAスーパークロス王者チャド・リード(36歳)。今季は第8戦タンパSXでプレミアクラス・メインレース最多出場記録「228回」を樹立、最終戦ラスベガスSXではその記録を「237回」まで更新。
大記録も達成し、以前よりも引退説に現実味が帯びてきた中、ラスベガスSXオープニングセレモニーで引退説を一蹴。現役続行を表明しました。
そのリードの最終戦の姿を追ったドキュメントビデオと最終戦で最も会場が盛り上がった瞬間のひとつ、450SXヒートレースでリードがトップ快走した超越鳥肌級レースをフルビデオで併せてシェア。エンジョイ!
CHAD REED x BOOST MOBILE | 2018 SUPERCROSS – LAS VEGAS
Monster Energy Supercross 2018 – Las Vegas – 450 Heat 1
ヒートレースとはいえ、現役続行コメント直後の大ベテラン、リードのホールショットからのトップ快走劇。トップ走行中ずっと中継音声にまでスタンドの大観衆が届いていた様子にはライブ中継観戦時に鳥肌立ちっぱなし!
リード全盛期の走りとは決して言えませんが、久々に首位のポジションを必死でレースする姿に胸アツ。リード最大のライバル、ジェームズ・スチュワートの実弟マルコム・スチュワートも首位争いに加わった様子はシビれました。
負傷が完治しないままシーズンを戦い抜いたリード。大成功を収めたV2王者が負傷を抱え、プライベートチームからのレース参戦に対して「そこまでしてレースする必要あるのか?」等の意見もあるそうです。しかし万全の状態であれば、表彰台に上がれる自信はあるし、ファンからの声援にも後押しされまだまだレースを楽しめていることが現役続行の判断というコメント。強気のリード、最高です!
2ストロークから4ストロークへと移行する大変革期を自身のアイドルでもるジェレミー・マクグラスをはじめ、リッキー・カーマイケル、ジェームズ・スチュワート、ステファン・エバーツ、ライアン・ビロポート、ライアン・ダンジー、ジェイソン・アンダーソン等の幅広い世代の世界最高峰ライダー達を相手にレースキャリアを築き上げてきた大ベテランのリード。現時点で今後の参戦体制に関する情報はありませんが、リードの活躍がまだまだ見れるのはレースファンとしては嬉しい限り。
頑張って欲しい、チャド・リード!!
V2SX王者チャド・リード|AMAスーパークロス「228回」メインレース最多出場記録樹立
450SX決勝フルビデオ|2018 AMAスーパークロス 最終戦 ラスベガス