AMAスーパークロス事件簿｜タイラー・バウワーズ「特大」クラッシュ＠2018 オークランドSX

by SetagayaRacing · Published 2018-02-09 · Updated 2018-02-09

近年稀に見る波乱＆劇的なレースが繰り広げられた2018 AMAスーパークロス第5戦オークランド。注目すべき話題のシーンをいくつかシェアしてきましたが、プレミアクラス450SXメインレースで起こったこの特大クラッシュシーンは凄かった。

今季フルプライベーターとして参戦中のV4アリーナクロス王者、250SX優勝経験者のタイラー・バウワーズ。タイムドプラクティスで今季最上位の7番手タイム記録、メインレースでも今季最上位となる11位走行中のレース終盤に事件は起きてしまうのでした…

@ s p e e d

この大会、多くのライダーを苦しめたジャンプ着地箇所に出来たワダチ進入時にコース脇タフブロックに接触。一瞬でバランスを崩したマシンはアクセル全開となり、バウワーズの身体もろとも空高く舞ってしまうのでした…

心配されるバウワーズ負傷情報ですがSNS上で、手の小指骨折、肋骨骨折、肩と肺にダメージが報告されています。レース直後にはインタビューにも対応し、車で帰宅という「The Bear（熊）」のニックネーム通りのタフネスぶり。

現在は削除されていますが、バウワーズはSNS上でコースオフィシャルが直前にタフブロック移動（戻した）させた際に本来よりもコース内側にタフブロックを置いたことがクラッシュの原因では？と示唆するような内容をコメント。実際のところは不明ですが事実であれば不運としか言えません。

第6戦サンディエゴには参戦意向も直前のプラクティスで判断するとコメントしています。上り調子だったプライベーターを襲った悲劇。バウワーズ、頑張って欲しいです！