モトゴシップ|ライアン・ダンジー引退発表


 

2017 AMAスーパークロスチャンピオンのライアン・ダンジー(KTM)が、5月20日開幕のAMAモトクロス開幕戦を前にアナハイム・スタジアムにて引退を正式発表。AMAモトクロスへの参戦はなく、2017年シーズン半ばでの引退となりました。

 

 

リリースを抄訳すると… 引退の理由としては、今季は身体的にはベストな状態も、精神的にはこれまでのように勝利やレースに対して集中することが困難になっていたことを挙げています。引退の決断には数ヶ月考え抜いた末のものと語り、コース上の戦いだけでなく精神的に最も困難だった今季AMAスーパークロスタイトル獲得、3年連続チャンピオンを成し遂げたことを誇りに思っているとのことです。健康に全ての目標を達成した自身のレースキャリアから引退出来ることを感謝しているという言葉で引退コメントを締めくくっています。

 

今季開幕早々から2017年限りで引退説が囁かれていたダンジー。その理由としては「燃え尽き症候群」的な症状が表れているというものだったのですが、その噂は事実だったようです。

 

 

【ライアン・ダンジー(27歳)】

  • V4 AMAスーパークロスチャンピオン(2010, 2015, 2016, 2017)
  • V3 AMAモトクロスチャンピオン(2010, 2012, 2015)
  • V1 AMAスーパークロス250SXチャンピオン(2009)
  • V1 AMAモトクロス250MXチャンピオン(2009)
  • V3 モトクロス・オブ・ネイションズ(2009, 2010, 2011)
  • AMAスーパークロス450SX通算34勝(歴代6位)
  • AMAモトクロス450MX通算39勝(歴代2位)
  • AMAモトクロス250MX通算7勝
  • AMA通算80勝(歴代4位)
  • AMAスーパークロス連続表彰台記録31回

 

【AMAスーパークロスタイトル獲得数】

  • 7度 – ジェレミー・マクグラス
  • 5度 – リッキー・カーマイケル
  • 4度 – ライアン・ビロポート、ライアン・ダンジー
  • 3度 – ジェフ・スタントン、ボブ・ハンナ
  • 2度 – ジェームズ・スチュワート、チャドリード、リック・ジョンソン、ジェフ・ワード

 

 

リリースには具体的な記載はありませんが、引退後もモトクロスと関わり続けるとのコメントもあり、AMAモトクロス開幕に向けたトレーニング中のマービン・ムスキャンのサポートもしているそうです。

 

2012年にスズキからKTM移籍。当時のAMAでは日本4大メーカーのファクトリー体制と比較するとAMAスーパークロスでタイトル獲得するには遅れをとっていたKTMでしたが、スズキ時代からの師弟関係とも言えるロジャー・デコスタ監督とダンジーでAMAスーパークロス初優勝、初タイトルを獲得へ。今でこそAMAでの450、250クラスでKTM完全優勝は珍しくありませんが、5年前には想像すら出来なかったことです。

 

自身のレースキャリアだけでなく、KTM北米市場での躍進の立役者ともいえるダンジーの引退はとても寂しく、残念ですが、ダンジーのレースキャリアから多くのことを学び、感じ取ることが出来ました。感動をありがとうと言いたいです。

 

「安定のダンジー」、ありがとう&お疲れ様でした!

 

 

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KTM, Simon Cudby

 


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