モトゴシップ:バーシアがスズキに!「JGRスズキ誕生」正式発表
NASCARチームを母体し、2008年からAMAでモトクロスレース活動開始した際からヤマハのサポートを受けてきたJGRモトクロスチームが、2017年からスズキとの契約を遂に正式発表!
上記、リンク先にもあるように背景にはヤマハファクトリー復活等の事情もあるようですが、ライダー個人の移籍ではなくチーム単位でマシンメーカーが変わるというビッグニュースです。
スズキからのリリースによると、ライダーは2016年から引き続きジャスティン・バーシア、ウェストン・パイク、フィル・ニコレッティ(SX代替ライダー、MXフル参戦)の三名体制と変わらず。そして新たに250クラスのライダー2名と契約予定とのこと。JGRが250クラスのライダーと正式に契約するのは初となります。
リリースにはJGRとスズキとの契約年数についての記載はありませんが複数年契約の模様。
2015年のホンダファクトリーからJGRヤマハ移籍後は負傷も多く、シーズン通してバーシア本来の実力が発揮されていない印象強いので、マシンをスズキに変更することで心機一転、復活を期待したいです!
JGRテストコースではバーシア、カリフォルニアではパイクがすでにスズキのマシンでプラクティスを開始しています。しかし、モンスターエナジーカップ参戦はチームとして見送りへ。
JGRはファクトリーチームとは異なる独自のマシンチューニングを施し、AMAトップチームでは異彩を放つマシン作りが評判のチーム。しかし、チーム全体でマシンを変更となるとこれまで蓄積されたノウハウは活かせずにゼロからのマシン作りとなります。2017年AMAスーパークロス開幕まで3ヶ月を切る中、どこまでチームとして戦力を高めていけるかも興味深い点です。