【スーパークロスを科学する!】マクグラス&ビロポートのフープステクニック編
AMAスーパークロス中継内で放映されるコーナー「サイエンス・オブ・スーパークロス」。今回はAMAスーパークロス V4 チャンピオンの2人、ジェレミー・マクグラス&ライアン・ビロポートによるフープステクニック編です。
このシリーズが面白いのが、テクニックやマシンに関する様々な情報がインフォグラフィックとして映像に表れたり、ライダーやマシンの挙動をクローズアップして分かりやすく解説。英語が苦手でも多くの情報量を得れることでしょう。エンジョイ!
冒頭のマクグラスの言葉通り、フープスはスーパークロスで最も困難で男気が試されるセクション。
本場のAMAスーパークロスにチャレンジする予定が今のところ無いかな? という方には全く必要ないレベルのテクニックかもしれませんが(笑)知っておいて損はないはず? です。
フープス進入のスピードを高めにして、フープス内ではアクセル開度を50〜75%程度とし、状況によって加速していく。
基本的にギアは3速。フープスがより大きい場合は4速使用の場合も。クラッチには指をかけておき、バランスを崩した際やトラクションをコントロール。
ライディングポジションは、重心をマシンの中心とした「ニュートラルポジション」に。ニーグリップ、腕、肩でのホールドも必要。
バイクの挙動を安定させるために固めのサスペンションセッティングも重要で、山の頂点をかすめるように走り抜けること。これをミスして谷間にタイアを落としてしまうとビデオ内のクラッシュシーンのようなことに…
本場スーパークロスレベルのフープスを走る機会はなかなかあるものではありませんが、フープスを安定して走り抜けるというテクニックの「基本的理論」は様々なシーンで応用可能なものでもありました!