【スーパークロスを科学する!】ライアン・ビロポートのコーナリングテクニック編

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AMAスーパークロス中継内で放映されるコーナー「サイエンス・オブ・スーパークロス」。今回はAMAスーパークロス V4 チャンピオン、ライアン・ビロポートによる、コーナリングテクニック解説です。

 

このビデオが面白いのが、テクニックに関する様々な情報がインフォグラフィックとして映像に表れたり、ライダーやマシンの挙動をクローズアップして分かりやすく解説。英語が苦手でも多くの情報量を得れることでしょう。エンジョイ!

 

 

まずコーナーを進入・旋回・立ち上がりの3つに分けて解説がスタート。スーパークロスコースでのテクニックなので今回のコーナーでは前後のセクションの関係上、基本的に「3速」使用前提です。

 

コーナー進入、バンク中頃までにブレーキングを終え、素早く加速体勢へ。狙ったラインよりも外側にはらんでしまう場合はフロントブレーキ使用、もしくはリアブレーキを引きずりながらのコーナリングでマシンの挙動をコントロールすることも可能。

 

マシンを倒してコーナースピードの重要性を説きますが、急なアクセルワークやマシンの挙動は禁物とのこと。

 

マシンセットアップでは、ビロポートならではのセッティングでリア側の車高を下げた状態でないと思うようにコーナリングが出来ないとのこと。この辺は個人の好みの問題ですが、現役時リア荷重重視のライディングポジションだったビロポートならでは。

 

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次にフラットな右コーナー。ここでもスーパークロスセッティングの固めのサスペンションセッティングのマシン前提でのテクニック。基本的にはバンクコーナーと同様としながらも、リアブレーキが使えないこともあり、路面状況にあわせてアクセルとフロントブレーキ操作に注意を払い、外側の足でマシンをしっかりホールドし加速!

 

ジャンプやフープスと違い、コーナリングテクニックの基本は昔から大きな変化がない分、より基礎が大切だということがビロポートの解説からも伝わります。

 

海外トップライダーの走りを間近にみるとジャンプやギャップのテクニックはもちろんなのですが、国内外コース問わずにコーナースピードの高さに毎回驚かされます。

 

改めてコーナリング基本テクニック、見直してみてはいかがでしょうか?

 

 


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