【公式レースフルビデオ&リザルト雑感!】2015AMAモトクロスRd.3 サンダーバレー

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2015AMAモトクロスRd.3 サンダーバレーの450MX、250MX、全4レースのフルビデオにリザルトです。両クラスで、事件発生!

AMAモトクロスRd.3 サンダーバレー、ハイライトビデオ。下記にフルビデオ&リザルトと続きます。


450MX Moto 1


450MX Moto 2


以下、450MXクラスのリザルト&最新ポイントランキングです。

450MX Overall Results
1. Ryan Dungey 2-1 – トマックDNFの影響もありますが、ニューマシンのアウトドア仕様のセッティングも決まってきているようで自身のライディングも含め、全体的に調子は上向きとのこと。両モトでこれからのタイトル争いのライバルとなるロクスンをパスしての総合優勝は精神的にも大きなはずみになるでしょう。スロースターターと言われるダンジー、今季タイトル獲得のスーパークロスシーズンでの初優勝はRd.5だったので、アウトドアでRd.3での総合優勝は、ダンジーらしく順調と見て良い証でしょう。

2. Ken Roczen 3-2 – モト2で今季初優勝かと思われましたが転倒を繰り返す姿に驚きましたが、ラスト2周でフロントタイヤがパンクしていたそう… 背中の負傷を押しながらの出場も、得意のワダチの多い荒れたコンディションではロクスンの上手さが際立ちました!

3. Blake Baggett 4-3 – ダンジーDNFの影響ながらも450MX初表彰台へ。両モト共にスタート出遅れ気味ですが確実に順位を上げてくるあたりは、元250MX王者の実力発揮でしょう。今後要注目。

4. Broc Tickle 5-5 – 450MXで表彰台経験もあるティックル。接触や追い上げてのこの位置。

5. Cole Seely 8-4

6. Justin Barcia 7-6 – 本人の調子が悪いのか、マシンセッティングか? バタつくマシンにもがき苦しんでいるバーシア。比較的路面が固く、荒れたコースでのマシンの挙動に問題あるように見受けられますが…

7. Eli Tomac 1-33今季終了のお知らせ… これ、どういうことか分かりますか?「伸びしろ」じゃなくて(笑)大問題です! トマックの「ネイションズ不参加」も残念ながら確定ということに。マジか…

8. Christophe Pourcel 11-7
9. Phil Nicoletti 10-9
10. Justin Brayton 9-10
11. Jason Anderson 6-14
12. Kyle Chisholm 15-11

13. Weston Peick 19-8 – ビデオにもあったように前転… 今回はセーブならず(笑)モト2ではブレーキトラブルに見まわれるツイていない一戦に。

14. Fredrik Noren 14-13 – このレースから負傷欠場カナードの代役としてホンダファクトリーから出場。回復途中の膝をプレスデイに再び痛めるアクシデントも無難に両モト共にポイントゲット。

15. Chad Reed 18-12例のカメラ騒動、一体どうなるか?

450MX Class Championship Points(After 6 of 24 motos)
1. Ryan Dungey | 128pts/1 moto win – ポイント首位浮上。バゲットに29点差、ロクスンに35点差。

2. Eli Tomac | 125 pts/5 moto wins今季終了のお知らせ…

3. Blake Baggett | 99pts
4. Ken Roczen | 93pts
5. Justin Barcia | 87pts

6. Weston Peick | 79pts – トップ3から急落…

7. Broc Tickle | 75pts
8. Jason Anderson | 72pts
9. Christophe Pourcel | 72pts
10. Phil Nicoletti | 53pts


250MX Moto 1


250MX Moto 2


以下、250MXクラスのリザルト&最新ポイントランキングです。

250MX Overall Results
1. Jeremy Martin 1-1 – 前戦でのマシントラブル、転倒の悪運を断ち切る、マーティンらしいピンピン完全制覇! 荒れたコースもアグレッシブに快走。

2. Zach Osborne 2-3 – 前戦で肩脱臼もまさかの表彰台フィニッシュ。コロラドでトマックと一緒にトレーニングをしていたので、精神的なアドバンテージもあった模様。GPでの優勝経験もあるライダーなので荒れたコンディションにも上手く対応。

3. Adam Cianciarulo 5-4 – モト2でのルーキー、スミスとのバトルを制しての表彰台。最後は転倒するリスクを犯しつつもスミスに仕掛けたとのこと。気合のパッシングはお見事でした!徐々に体力戻りつつあるようで今回の表彰台で今後がますます楽しみに。

4. Jessy Nelson 3-7 – スーパークロスシーズン中の怪我の影響で体力面で課題があるようですが、好スタートからの序盤のキレはレースを面白くしてくれる存在。

5. Christian Craig 4-6 – サプライズ多かったサンダーバレーでの「嬉しい」サプライズ一等賞はこの人!負傷欠場のGEICOホンダ、ボーグルの代役として急遽参戦。荒れたコースをスタンディング多用する美しいライディングで若手たちをパスする様子は爽快でした!クレイグの活躍については改めて記事にする予定です。

6. Jordan Smith 6-5 – MTF出身のGEICOホンダのルーキー、徐々にその実力を両モトで発揮し始めました!

7. Marvin Musquin 14-2 – 前戦までのポイントリーダー、モト1でKO寸前の大クラッシュ… 手首の負傷が心配されますが、モト2で2位入賞とシリーズを考えた頑張りに脱帽。負傷抱えながらも3位オズボーンに32秒の大差!

8. RJ Hampshire 9-10 – GEICOホンダのルーキー

9. Aaron Plessinger 13-8 – スターレーシングのルーキー

10. Shane McElrath 12-9
11. Kyle Peter 11-12
12. Matt Bisceglia 10-13
13. Mitchell Oldenburg 17-11
14. Joey Savatgy 7-34

15. Chris Alldredge 8-25 – プロサーキットカワサキのルーキー

250MX Class Championship Points(After 6 of 24 motos)
1. Jeremy Martin | 128pts/3 moto wins – ディフェンディングチャンピオンが単独ポイントリーダーへ!

2. Marvin Musquin | 126pts/3 moto wins – 怪我の影響が今週末のレースにどのように影響するか?
3. Jessy Nelson | 80pts
4. Adam Cianciarulo | 76pts
5. Joey Savatgy | 72pts
6. Alex Maetin | 68pts
7. Zach Osborne | 67pts
8. Shane McElrath | 65pts
9. Matt Bisceglia | 64pts
10. Chris Alldredge | 62pts

まとま:レースウィークまでに降り続いた雨の影響で主催者はコース上の柔らかい土をコース外へ移動させる作業を繰り返し行なっていたとのことで、コース下地の本来の硬い土質がレース日の好天候もあり、難しいコンディションのコースへと変貌していった理由のひとつとのこと。確かにコースに水分が含まれていた時に出来たワダチやギャップがモト2では、そのまま乾燥し硬くなり、コースの難易度を上げていたように見受けられました。


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