【モトゴシップ-AMA事件簿】リード、激おこ!「じゃ、も〜オレ出ないわ」発言!
先日シェアした、コチラの記事、反応も良くニューモト見て頂けている方々にも関心が高いんだなと思っていたら、また騒動が… なんと「360fly」が、AMAモトクロスで使用不可…
リードだけじゃなく、レースファンにとっても残念なこの出来事。リードが、360flyカメラを着用しプラクティスに向かうと、AMAモトクロスシリーズを統括する「MXスポーツ」から、GoPro以外のカメラ使用禁止のルールを告げられてしまいます。
AMAモトクロスシリーズは、GoProとのシリーズスポンサー契約があり、その契約にはGoPro以外のアクションカメラの撮影・使用禁止の独占的なルールがあるそうです。
「独占的」という言葉が正しいかは分かりませんが、とにかく、360flyカメラはAMAモトクロスでは使用不可の判断。この判断に怒ったリードは見出しの「じゃ、も〜オレ出ないわ」発言に繋がるわけです。
- 360flyとの5千万円以上の契約金
- 360flyカメラとの契約がリード自身のレースへの大きなモチベーションの一つ
実は上記の理由が発言の裏には隠されています。リードの言い分として他にも「モンスターエナジースーパークロスにレッドブル契約チーム、ライダーが参戦しているし、FMFが冠のAMAモトクロスにプロサーキットのパーツが使用可で、カメラだけGoProに独占させるのはおかしい」と…
GoProとMXスポーツの排他的とも受け取られかねない契約内容や、リードのレースへの姿勢等、騒動は議論を起こして大きくなっています。我々レースファンとしては、アクションカメラのイノベーションを見届けることが出来ないのは客観的な意見として「残念」なのは共通した見解ではないでしょうか?
個人的には、GoProに責任は全くないと思います。
しかし、YouTubeを始めとする動画共有サービスやカメラ企業が360度パノラマカメラへの開発や対応を進めている世の中の流れがある以上、AMAモトクロスシリーズを統括する「MXスポーツ」の「契約だから」という判断だけで終わらずに、今後の議論のきっかけになればいいなと。出来れば、近い将来に360flyカメラのAMAでのレース映像もレースファンとして見てみたいです。
実は、オーストラリア選手権でも、AMA同様のシリーズ主催者とGoProとの契約があり、SONYのAction Camとの契約がある勝谷武史は、カメラの使用(撮影)が禁止され、ダミーのカメラを装着してのレース参戦となっています。TKとSONYとの契約は現地のレギュレーションに準じたもののようで、大きな問題にはなっていないとのことですが、AMAも同じようなことが起こっていることについて「残念」とのコメントでした。