レースビデオ＆リザルト｜2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第16戦フィンランドGP

by SetagayaRacing · 2022-08-17

2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第16戦フィンランドGP（全18戦）のMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

2014年以来となるヒュビンカーでのフィンランドGP開催。最高峰MXGPクラスではポイントリーダーのティム・ガイザーにタイトル確定の可能性があります。タイトなサンドコースで転倒者やアクシデントも多かった一戦。

エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 2-1.
2. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 4-2.
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 3-3.
4. Brian Bogers (NED, HUS), 1-6.
5. Brent Van doninck (BEL, YAM), 7-4.
6. Tim Gajser (SLO, HON), 6-7.
7. Romain Febvre (FRA, KAW), 5-8.
8. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 11-5.
9. Alberto Forato (ITA, GAS), 8-11.
10. Henry Jacobi (GER, HON), 12-9.

シリーズ後半戦で上り調子のコールデンホフが今季初総合優勝達成（GP通算190レース目）！ 2年振りの総合優勝はヤマハ移籍後初勝利。サンド得意のオランダ人ライダーということで活躍が期待されていた今大会、ヤマハ移籍後は表彰台頂点へあと一歩で手が届かないレースが続きましたが見事な追い上げのレース1とホールショットから独走のレース2とその実力を大いに発揮しての総合優勝となりました。総合2位は、シーワー。シリーズ後半戦での勢い止まらずといった印象で苦手のサンドコースで転倒ありつつも、持ち前のしぶといレース巧者ぶりを発揮しての連続表彰台。総合3位には、昨年のMX2王者にしてこのクラスのルーキーのルノー。ライバルの転倒に助けられた形での表彰台登壇という形ですが、両レースでセカンドグループのバトルを戦い抜いてのポジションアップする実力が運を引き寄せた形です。今大会でヤマハファクトリーが最高峰MXGPクラスで初の表彰台独占となりました。

ポイントリーダーのガイザーが総合6位で自身5度目のGPタイトル獲得（MX2クラス1回、MXGPクラス4回）！相性良くないサンドコースということとプレッシャーもあり精彩欠いたレースでしたが、リスクを犯さないレース運びでレース2フィニッシュと同時にタイトル獲得。

【MXGP ポイントランキング 16 of 18 rouuds】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 674 points – チャンピオン確定
2. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 570
3. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 525 – ランキング3位浮上
4. Jorge Prado (ESP, GAS), 517
5. Maxime Renaux (FRA, YAM), 506
6. Brian Bogers (NED, HUS), 391
7. Ruben Fernandez (ESP, HON), 359
8. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 352
9. Pauls Jonass (LAT, HUS), 325
10. Mitchell Evans (AUS, HON), 272

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 2-1.
2. Kay de Wolf (NED, HUS), 3-2.
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-7.
4. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 4-3.
5. Liam Everts (BEL, KTM), 7-4.
6. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 6-6.
7. Thibault Benistant (FRA, YAM), 5-8.
8. Simon Längenfelder (GER, GAS), 9-5.
9. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 8-11.
10. Tom Guyon (FRA, KTM), 13-9

僅差のタイトル争いで苦境に立っていたビアルが総合優勝（今季8勝目、表彰台13回、レース勝利14回）！予選レースで転倒繰り返し今大会も苦戦が予想されましたが、コースアウトのミスを犯すもののレース2の首位バトルを制しました。分が悪いサンドコースでの総合優勝は残り2戦のタイトル争いに非常に大きな価値ある勝利となりました。総合2位は、デ・ウルフ。サンドコースでその才能を発揮するオランダ人ライダー。総合優勝を懸けてのレース2終盤のビアルとのバトルは今大会のハイライトを演出。総合3位には、ポイントリーダーのヘールツ。サンドコースを得意とするベルギー人ライダーでタイトル争いを優勢に進めることになるはずの一戦でしたが、レース2ホールショット獲得するも2度の転倒でまさかの失速…。

【MX2 ポイントランキング 16 of 18 rouuds】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 676 points
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 661
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 535
4. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 476
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 434
6. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 410
7. Kay de Wolf (NED, HUS), 390
8. Andrea Adamo (ITA, GAS), 383
9. Stephen Rubini (FRA, HON), 358
10. Liam Everts (BEL, KTM), 257