Gモト|2022 全日本モトクロス選手権 開幕戦 HSR九州「ウィメンズ特集」PADDOCK WALK

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HSR九州編vol.3「ハッドクウォークウィメンズ熊本」。
Gモト目線でイチオシ「ウィメンズ」お届けします。
読んでいただき今後観戦のお供になれば幸いです。
全日本観戦は会場でリアルタイムでをオススメします。
双眼鏡など観戦アイテムに追加していただくとさらに楽しくなるはず!

 

昨シーズンから全日本モトクロス選手権のタイトルスポンサー「D.I.D」さんのブースには「アメリカンなお姉さん」が居ます。

 

最近、女性の観戦者が増えてきているような…。
Gモト的には「全日本観戦パックツアー」をバイクショップさんのツーリング企画にしていただけると、さらに増えるのではなんて構想中。
女性ファンが増えると会場が華やかになりますね!

 

Gモト新企画「カッコイイ女性スタッフ特集」。
コレ、昨年断念した企画。
欧米では日常的にメディアで扱われているので、今年は必ずと思い熊本へ。

土曜日にYAMAHAレーシングレディを2018年まで務めていた「中嶋真緒」さんにお願いしたところ… ご協力いただけることに(感謝)! 
早速、取材させていただきました。
中嶋さんに「モトクロスコースに行く際のファッションなど気を遣っているポイント」をお聞きしました。
「スタイルが良く見えて汚れても良い洋服」
、「絶対日焼けはしたくないので、日焼け対策もできつつオシャレができる洋服」、
「ホントは半袖も着たいけど… 長袖でどこまでオシャレができるか」
、「肌を守りつつ、髪の潤いも保ちつつ、どうやってオシャレできるか」
を考えていらっしゃるそうです。
んーさすが!

中嶋さんのインスタグラムにも参考になる写真がたくさんアップされています。次戦、関東大会でも取材させていただく予定です。
新企画、好スタート!

 

安原さや。
カッコイイ女性スタッフ… というか男前スタッフですね。
女性唯一、モトクロスIAライセンス保持者にして 2015 LMXクラスチャンピオン。
数少ない中学生で全日本優勝経験者。
優勝した時のコメントは「今日は死んでも勝ちたかった」
などなど逸話は多数。
私たちは彼女の事を「LMX職人」と呼んでいます。
ピッタリだと思いませんか?
 今シーズンは「motoバトルLIVE」でLMXクラスの解説を担当中。
チャンピオン経験者だからこそできる解説内容が大好評。
現在はレース活動をしていませんが、もう一度走ってほしいライダーの1人。
さや!カムバックプリーズ。

ここからは「レース」について!!
 Gモト目線でパキパキ書いていきます。

今年も「LMX-TOP4」を中心にレースが進むはず。
3連覇を目指す、女王川井麻央選手。
王座奪還を狙う、本田七海選手。
4ストに乗り換えたシーズンに2勝を挙げた、久保まな選手。スタート抜群の小野彩葉選手。

このトップ4に次世代・新世代がどこまで割り込めるのかも注目ポイント。緊張と期待が重なり合う開幕戦。
今シーズンの流れが決まる重要なレースだったと思います。

 

新世代、濵村いぶき選手。
地元九州の15歳。
終盤まで上位を走るも転倒もあり、9位。なんですけど、スピード抜群! 予選はベストタイム2位。
その2位も質が高い。

 

トップの川井麻央選手2:21.059。
濵村選手は2:22.963。
ただ1人、22秒台。
決勝タイムも悪くない。
次世代を飛び越え、どこまでトップ4に割り込むかすごく楽しみ。
キャラクターもスタイリッシュでイイですね!

 

次世代から勝てるライダーの登場か? 楠本菜月選手。
昨年よりスピード・安定感が向上しているように見えます。

 

予選タイムも3位。
2ストローク最強のハスクバーナーを駆って、今シーズンどこまでいけるか、
期待が高まります!

 

3連覇に挑む女王川井麻央選手。
そのスピードは他を圧倒。ホントに速い。

 

ただ、昨年同様スタートから1コーナーまでのポジションが不安定。
周りのレベルが上がっているだけに、昨年と同じようにスタートの出遅れを挽回できるLMXクラスではない。
スタート直後のアクシデントに巻き込まれれば、そのスピードだけでは苦戦を強いられると予想されます。
序盤から中盤の2回の転倒。川井麻央ファンのGモトクルーとしては心配要素です。
川井選手らしい他を圧倒するレースをまた見せてほしいな。

 

スピードだけではない、川井選手の魅力。
スタートエリアでの立ち姿。
音楽を聴きながらキリッとした表情でコースを見ています。
自分の事だけに集中する素の川井麻央はカッコイイ!

 


いつも爽やかな笑顔でバキューンっと走る久保まな選手。仕事とレースを両立する社会人ライダー。

 

昨シーズン、ホンダCRF150Rに乗り換え2勝。
2ストロークから4ストロークへ乗り換えての2勝は適応力の高さの証拠。
今回も予選・決勝通じて安定たスピードを見せてくれました。

 

久保選手は発信する情報量も多く、レース前・レース中には各SNS必見です。
最近はマネージャーさんのSNSも絶好調で、なんてファン思いなライダーなんでしょう。
今シーズンも様々なシーンでバキューンと走る久保まな選手の活動に注目してください。
きっと楽しい。

 

小野彩葉選手。
ついに、ついに、優勝! 
力強い走りでした。
レース序盤、女王川井麻央選手とのバトル。
クロスラインの応酬の中、競り勝ちましたね。
昨シーズンまでとイメージを一新。
勝負強い小野彩手というイメージに。
一気にチャンピオン候補になったのではないかと思います。

 

小野選手はLMXライダーピカイチスタイリッシュなライダー。
ヘルメットからウエアーまでクール。

 

Gモトクルーの周りには小野選手のファンが多い。
帰りの熊本空港では小野選手の優勝話しで盛り上がりました。
いちレースファンに戻れたひとときでした!

 

レースはベストタイムでも1位。2位久保選手に10秒以上の差をつけ圧勝。
小野選手のライディングは丁寧でキレイなスタンディングフォームでスムーズ。
キッズ女子には見本にしていただきたいライディングです。

 

昨年と今年で1番印象が変わったのは、決勝レース2周目に川井選手を抜き返したシーン。
2周目に入った直後、1コーナーまでに抜き返したシーンとジャンプセクションが終わり右コーナーを抜けてからの下りストレートで抜き返したシーン。
解説の安原さやが「すごい!すごい!」と繰り返す、抜き返したシーンは圧巻。
この下りストレートで抜くっていうのは、2人のスピード差があるとハッキリ出ましたね。
高速コースでこのレース展開。本物です!

 

小野選手、全日本前の関東選手権で見た時にも調子が良かった。
全日本前にローカルレースから調整するのは、とても大切。
そういう行動をしている選手が優勝するのって良いですね! 次戦は地元オフロードビレッジ。
小野選手の好走が楽しみです。

 

Gモト目線「ハッドクウォークウィメンズ熊本」はいかがでしたか? LMXクラス。
今シーズンは6位以内に入れる選手が10名ほどいます。
スピードレベルは別として、LMXクラスの人気が絶頂の時と同じです。
肉体的な違いで、男子とはスピードレベルは違いますが「女子の勝負は見応えあります!」。
「熊本見逃したー」という方には「motoバトルLIVE」でレースを見ていただけます。
4時間31分からがLMXクラスです。
この記事を参考にアーカイブ配信を見てください。

レース観戦って走っている時がメインになりがちですが、走っていない時も見どころ満載です!
 双眼鏡などを観戦アイテムに追加していただいて、ライダー達の背景を知る事でもっとレースが身近になり観戦が楽しくなります。
パドックにも全日本観戦が楽しくなる「アイテムや人」がまだまだたくさん。オールドファンから初観戦するレースファンまで全日本パドックは楽しめます。「1日中楽しもう」をコンセプトにGモトでは「楽しい〇〇」を探してお伝えしていきます。「 GモトHSR九州編」まだまだ続きます。

 

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