レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第2戦 ロンバルディアGP(イタリア)
2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第2戦 ロンバルディアGP(イタリア)のMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。
第2戦開催地は、昨年の国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」とドラマチックなMXGPタイトル獲得劇も話題となった最終戦が行われた、近年のGP史が刻まれたサンドコースが舞台。エンジョイ!
【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 2-1.
2. Maxime Renaux (FRA, YAM), 3-2.
3. Jorge Prado (ESP, GAS), 1-7.
4. Brian Bogers (NED, HUS), 7-3.
5. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 4-5.
6. Thomas Kjer Olsen (DEN, KTM), 6-4.
7. Ruben Fernandez (ESP, HON), 5-6.
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 9-8.
9. Jordi Tixier (FRA, KTM), 15-9.
10. Ben Watson (GBR, KAW), 16-11.
開幕戦からの総合優勝2連勝は、ガイザー。これまでよりも硬く引き締まったサンド路面にマシンセッティングを苦労したと語る通り、レース1でのプラドとのバトルではリスクを避けるようなライディングで仕掛けるに至らずチェッカー。レース2では、ホールショット獲得のシーワーの転倒により首位浮上後に転倒するミスもありましたが、再びリードを築き独走で勝利。王者ハーリングスとフェーブルの負傷欠場もあり、昨年よりもレースを余裕持って有利に進めている印象。総合2位は、昨年のMX2王者にしてMXGPクラスルーキーのルノーが初表彰台登壇達成。開幕戦から予選レース勝利等、光るスピードを見せており、今大会のような安定したリザルトはさらなる活躍を期待させます。レース1でベストラップ記録。レース勝利が期待できるルーキーの躍進に注目です。総合3位には、プラド。レース1はホールショットからガイザーを抑え込み、完全にレースをコントロールして勝利。レース2は得意のスタートでミス。集団の中で接触や追い上げ中の転倒もありましたが、表彰台登壇に成功。レース2ではゴーグルの中に砂が入り込み苦しい追い上げだったとのこと。得意のスタートに失敗した際にこれまでも見られた、焦りやペースを乱す課題が露呈。ガイザーとのタイトル争い一騎打ちが予想される今季シリーズは、プラドの安定感向上が大きな鍵となるでしょう。
【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 94 points – 12点差リードへ
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 82
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 77
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 74
5. Brian Bogers (NED, HUS), 57
6. Thomas Kjer Olsen (DEN, KTM), 57
7. Ruben Fernandez (ESP, HON), 48
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 48
9. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 43
10. Alberto Forato (ITA, GAS), 41
【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-1.
2. Andrea Adamo (ITA, GAS), 4-3.
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 3-4.
4. Simon Längenfelder (GER, GAS), 7-2.
5. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 6-8.
6. Hakon Fredriksen (NOR, HON), 9-6.
7. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 8-7.
8. Isak Gifting (SWE, KTM), 12-5.
9. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 11-9.
10. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 5-15.
開幕直前の腕の負傷で調整不足が危惧されていたヘールツでしたが、好相性のサンド路面&同会場でピンピン完全優勝での今季初総合優勝達成。これまで安定感に難ありな印象強いヘールツでしたが、自信に満ち溢れた力強いライディング。全ラップ首位のレース1、追い上げ勝利のレース2と対極的なレース展開はこれまでにない力強さ。総合2位は、キャリア初表彰台登壇となった地元イタリアのアダモ。両レース共に順位を落とす展開でしたが、抜かれても喰らいつくような上位への貪欲な姿勢が結果に結びつきました。総合3位には、2年目のデ・ウルフが今季初表彰台に。そのポテンシャルを高く評価される若手ですが、焦りからか、ミス連発するシーンも。サンド路面では必ず上位で存在感示すライダー。
2020年王者のビアルは大クラッシュの影響もあり、総合11位(転倒後も完走)。
【MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 90 points – 新ポイントリーダー浮上
2. Simon Längenfelder (GER, GAS), 86
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 74
4. Tom Vialle (FRA, KTM), 64
5. Andrea Adamo (ITA, GAS), 60
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 55
7. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 54
8. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 54
9. Isak Gifting (SWE, KTM), 47
10. Stephen Rubini (FRA, HON), 43
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Juan Pablo Aceved