250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2022 AMAスーパークロス 第7戦 ミネアポリス
【追加:リザルト雑感】
2022 AMAスーパークロス 第7戦 ミネアポリス。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、イーストシリーズ開幕戦(全9戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。
今季シリーズ、今大会から戦いの場はアメリカ東部へ移動。250SXクラスは、イーストシリーズの開幕戦ということでフレッシュな顔ぶれに大注目。ワクワク感、高まります。エンジョイ!
【250SXイースト 決勝リザルト】
1. Jett Lawrence (HON), 20 laps – 2周目に首位浮上してからは中盤までに後続に2秒前後の差をキープ。荒れていくコースを無理のないライディングでレース終盤には独走状態を築き、今季初勝利(ベストラップ記録)。スムーズでキレ感あるライディングは後続とのタイム差以上に仕上がりの良さを感じさせるものでした。追い上げ展開となったヒートレース、2位から首位浮上のメインレースと勝負所での迷いゼロのパッシングはタイトル候補最右翼の前評判を裏付けるかのような自信が満ち溢れているものでした。当初はウエストシリーズへの参戦発表していたものの、年末の転倒負傷でイーストシリーズ参戦となりましたが、ローレンスがタイトル候補最右翼として順調なスタートとなりました。
2. Austin Forkner (KAW), +05.349 – このクラス現役最多勝ながら怪我でタイトルを逃してきた無冠の帝王。ホールショット獲得するもローレンスに首位を明け渡し、後方からチームメイトのマカドゥーの追撃もありましたが、終始単独走行での2位。全盛期のスピードではありませんでしたが、まずはコンスタントなレース運びで2位フィニッシュは満足しているとのこと。スタート改善に取り組んできたオフシーズンだったことと、レース序盤のペースアップに取り組む必要があるとのこと。ローレンスにパスされるもレース終盤までは大きなタイム差ない均衡状態でフォークナーの仕上がりの良さは確認できました。
3. Cameron McAdoo (KAW), +07.134 – 昨年末の負傷でウエストシリーズ参戦を見送り、万全の状態でイーストシリーズ開幕に備え、見事3位表彰台。昨年のアトランタSX連戦で相次いだ派手なクラッシュシーンの印象強いライダーですが、優勝経験もあり、活躍に期待。周回毎に荒れていくコースに苦戦したと語りながらも、良いシリーズ開幕戦となったとコメント。
4. Jeremy Martin (YAM), +08.110 – 地元大会。SXを苦手とするベテランがまずは開幕戦を4位。上位勢僅差のラップタイムが今後も予想され、スタート順位が重要となるでしょう。オフシーズン好調との情報あるライダー。悲願のSXタイトル獲得なるか? レースデイ通して、思うようなライディングが出来なかったそうですが、昨シーズンの開幕戦で肩脱臼シリーズ離脱もあり、まずは満足しているとのコメント。
5. Rj Hampshire (HUS), +09.060 – フルモデルチェンジニューマシンで参戦のベテラン、負傷で調整不足の情報あり。持ち味のアグレッシブなレーススタイルは今大会では見れず。ペースが上げられなかったとレースを振り返っています。
6. Pierce Brown (GAS), +30.895 – ヒートレースでローレンス等を寄せ付けずに勝利。昨年から大きく成長した印象与えたスピードを披露するもメインレースでは後方からの追い上げ。課題があるものの満足出来る開幕戦だったとのこと。
7. Stilez Robertson (HUS), +32.481 – 負傷や体調不良で5回のSXライディングのみで開幕戦を迎えたハスクバーナファクトリー期待の若手。上位を走れるスピードは披露するもラストラップにブラウンにパスを許してしまったことが表すようにフィジカル面での準備不足か?
8. Enzo Lopes (YAM), +33.977 – 元JGRスズキ所属ライダーとして、プライベーター最上位と気を吐く活躍。
9. Levi Kitchen (YAM), +35.138 – スターレーシングヤマハからプロフル参戦デビューの注目ルーキー。タイムドプラクティスでは3番手とその実力を披露するもメインレースでは中団バトルに埋もれ、ミスもありましたが、まずは初SXをトップ10で終えました。スピードは満足も荒れていく路面状況に対応していく必要があると課題を明確にしています。
10. Phillip Nicoletti (YAM), +1 lap
11. Jace Owen (YAM), +1 lap
12. Derek Drake (SUZ), +1 lap
13. Jordon Smith (HON), +1 lap
14. Henry Miller (KTM), +1 lap
15. Cullin Park (HON), +1 lap
16. Jeremy Hand (HON), +1 lap
17. Coty Schock (HON), +2 laps
18. Marshal Weltin (YAM), +3 laps
19. Kyle Peters (HON), +7 laps
20. Joshua Varize (HUS), +8 laps
21. Jarrett Frye (HON), +12 laps
22. Max Vohland (KTM), DNF – 250クラス唯一のKTMファクトリーライダー。テクニカルでスムーズなライディングが高く評価されている2世ライダー。負傷も心配されますが正式なアナウンスが待たれます。
【250SXイースト ポイントランキング 1 of 9】
1. Jett Lawrence (HON), 26 points – 開幕戦ということでレース順位がそのままランキングに反映
2. Austin Forkner (KAW), 23
3. Cameron Mcadoo (KAW), 21
4. Jeremy Martin (YAM), 19
5. Rj Hampshire (HUS), 18
6. Pierce Brown (GAS), 17
7. Stilez Robertson (HUS), 16
8. Enzo Lopes (YAM), 15
9. Levi Kitchen (YAM), 14
10. Phillip Nicoletti (YAM), 13
11. Jace Owen (YAM), 12
12. Derek Drake (SUZ), 11
13. Jordon Smith (HON), 10
14. Henry Miller (KTM), 9
15. Cullin Park (HON), 8
16. Jeremy Hand (HON), 7
17. Coty Schock (HON), 6
18. Marshal Weltin (YAM), 5
19. Kyle Peters (HON), 4
20. Joshua Varize (HUS), 3
21. Jarrett Frye (HON), 2
22. Max Vohland (KTM), 1
450SX決勝ハイライトビデオ|2022 AMAスーパークロス 第7戦 ミネアポリス
プレスデイビデオ|2022 AMAスーパークロス 第7戦 ミネアポリス
ALIGN MEDIA