レースビデオ&リザルト|2021 AMAモトクロス 第6戦 スプリングクリーク(ミルビル)
2021 AMAモトクロス 第6戦 スプリングクリーク(ミルビル)、リザルト&レースビデオをシェア。
250MXクラス参戦のV2王者ジェレミー・マーティン、腕の骨折からの復帰戦となるアレックス・マーティンの父親が運営するスプリングクリークが第6戦の舞台。実家敷地内にAMAモトクロスコースがあるという、マーティン兄弟にとっては究極のホームレース。
コースの大半はサンドですが、勝負所の強烈なアップダウンセクション等、所々は硬質路面のコース。今年度大会は新たに土が運び込まれて今まで以上の迫力のレースアクションに期待。スプリングクリークを得意と語る日本期待の下田丈選手は、タイムドプラクティス6番手から決勝進出。エンジョイ!
【450MX リザルト】 | |||
---|---|---|---|
1. | Justin Barcia | 1 – 2 | GasGas |
2. | Eli Tomac | 3 – 4 | Kawasaki |
3. | Dylan Ferrandis | 2 – 5 | Yamaha |
4. | Chase Sexton | 7 – 3 | Honda |
5. | Christian Craig | 4 – 6 | Yamaha |
6. | Aaron Plessinger | 5 – 9 | Yamaha |
7. | Marvin Musquin | 8 – 8 | KTM |
8. | Ken Roczen | DNF – 1 | Honda |
9. | Joey Savatgy | 11 – 7 | KTM |
10. | Dean Wilson | 10 – 10 | Husqvarna |
マシンセッティング変更後の前戦で今季初表彰台登壇果たしたバーシアが、AMAモトクロスにおけるGASGAS初勝利ともなる今季初総合優勝達成。両レースでホールショット獲得。レース1はフェランディスのパッシングを幾度も退けての勝利。レースではオープニングラップでロクスンに首位明け渡すも大半を2秒前後の差で食らいつく力走。バーシアのAMAモトクロス優勝は、2018年以来のものとなりました。総合2位はトマック。今大会も追い上げのレースが続き、特にモト1での15秒以上のビハインドから首位争いの背後にまで迫るスピードは圧巻でした。サンドセクションでアドバンテージを得ていたトマックですが、モト2では集中力、体力共に維持できなかったとのコメント。課題のスタート克服が待たれます。総合3位にはポイントリーダーのフェランディス。モト1はレース終盤にバーシアに追いつくものの試合巧者なバーシアに完全に抑え込まれての悔しい2位。モト2では2度の転倒もあり、追い上げるも今季ワーストリザルトの5位。
モト2快勝のロクスンでしたが、モト1ではスタート直後の転倒リタイアで肋骨の骨折が疑われましたが骨へのダメージはなしということでモト2出走。多くのライダーが体力消耗をコメントする中でオープニングラップから快走し最終的には独走で第2戦以来となるレース勝利を飾りました。
【450MX ポイントランキング 6 of 12】 | ||
---|---|---|
1. | Dylan Ferrandis | 262 |
2. | Ken Roczen | 230 |
3. | Justin Barcia | 207 |
4. | Eli Tomac | 205 |
5. | Chase Sexton | 193 |
6. | Aaron Plessinger | 191 |
7. | Christian Craig | 156 |
8. | Cooper Webb | 148 |
9. | Adam Cianciarulo | 147 |
10. | Marvin Musquin | 141 |
シリーズ前半戦を終え、今回のロクスンのリタイアが大きく響き… ルーキーのフェランディスが「32点差」へとポイントリードを拡大。
【250MX リザルト】 | |||
1. | Jeremy Martin | 1 – 1 | Yamaha |
2. | Michael Mosiman | 3 – 2 | GasGas |
3. | Justin Cooper | 2 – 3 | Yamaha |
4. | Jett Lawrence | 4 – 6 | Honda |
5. | Hunter Lawrence | 5 – 5 | Honda |
6. | Colt Nichols | 7 – 7 | Yamaha |
7. | 下田丈 | 8 – 9 | Kawasaki |
8. | Austin Forkner | 17 – 4 | Kawasaki |
9. | Carson Mumford | 14 – 8 | Honda |
10. | Jalek Swoll | 12 – 10 | Husqvarna |
ここまで毎戦総合優勝ライダーが異なるシリーズ、ここでも第6の勝者が誕生! 実家敷地内コースで見事、ジェレミー・マーティンがピンピンの総合優勝達成。手、指、肩の負傷を抱えながらとは思えない快走劇。痛みや疲労もあったそうですが、地元の声援が後押しとなり最高の勝利となったとコメント。両レースで展開異なる内容でしたが、かつてのV2王者時代からのようなマシンが暴れようがアクセルを緩めない豪快なライディングが印象的。欠場やノーポイントもありましたが、前半戦終了時でレース勝利4勝は今季最多です。総合2位はGASGAS移籍後初表彰台登壇のモジマン。ここまで転倒やマシントラブルもありましたが、着実に調子を上げてきたタイミングでキャリアベストリザルト。450MX2クラスのバーシアと揃ってGASGASは両クラスで表彰台登壇。総合3位にはクーパー。自身で精彩欠いたレースとなったと語るも新ポイントリーダー浮上に成功。勝利には届かずもタイトル争いには結果を残す重要性が改めて必要であるとコメント。
下田選手は両レースで大きく出遅れての追い上げレースとなり、予選6番手の好調さを結果に結び付けられませんでした。
【250MX ポイントランキング 6 of 12】 | ||
1. | Justin Cooper | 243 |
2. | Jett Lawrence | 237 |
3. | Hunter Lawrence | 210 |
4. | Jeremy Martin | 175 |
5. | R.J. Hampshire | 163 |
6. | 下田丈 | 162 |
7. | Colt Nichols | 159 |
8. | Jalek Swoll | 148 |
9. | Garrett Marchbanks | 124 |
10. | Michael Mosiman | 122 |
新ポイントリーダーにクーパー浮上! 下田選手はランキング6位に後退。
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