450SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第11戦 アーリントン2

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2021 AMAスーパークロス 第11戦 アーリントン2。後半戦を迎えたシリーズ、最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

 

今大会は、同一会場での1週間3連戦「トリプルヘッダー」として開催されるアーリントン3連戦の「2戦目」。タイトなスケジュールで開催ながら大幅に変更されたコースレイアウトにも注目。ウェブとロクスンに絞られた形のタイトル争いは、まだまだ僅差で目が離せない状況。荒れていく路面コンディション&タイトなコースレイアウトが緊張感あるバトルを演出。

 

エンジョイ!

 

 


 

 

【450SX 決勝リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 24 laps – 今季5勝目! 新ポイントリーダーとして迎えた一戦でホールショットから全ラップ勝利の完全勝利。追いすがるトマックとロクスンを終盤には振り切り独走での勝利は改めてウェブのメンタルの強さを見せつけた形。トマックに接近を許しながらも刻々と変化していく荒れた路面に対して、積極的かつ柔軟にラインを変えていくレース運びは、トマックを牽制する意味もあったはず。精神力だけでなく、クレバーさも強く印象に残りました。2戦連続全ラップ首位での2連勝はベストラップ記録のおまけ付き。「シリーズ最初に4勝達成ライダーのタイトル獲得率8割説」じわり…。

2. Eli Tomac (KAW), +04.634 – タイムドプラクティス首位の勢いそのまま、あと一歩のところまでウェブに迫るもミスでチャンスを逃し後退。コースとの相性もよく、前戦とは比較にならないほどの好調。しかし、約コンマ5秒まで迫りながらもミスを犯してしまう様子は、レースでは追い詰めていた形ですが、精神的には逆に追いつめられていたのだ…と見ることも出来ました。昨年までのトマックならば逆転の可能性は高かったと断言しても否定するレースファンは少ないはず。

3. Ken Roczen (HON), +07.882 – 負けられない立場でしたが、上位2人にジリジリと引き離されての悔しすぎる3位。ポジティブ面は3戦ぶりの表彰台登壇。メインレース前にマシン仕様をベースセッティングに戻したことが吉と出て、好スタートから首位バトル。周遅れの影響もあり、トップからは離されてしまったとコメント。ウェブ、トマック、ロクスンという現在のSXトップ3による首位争いから徐々に離れていったのは周遅れだけの原因なのか?

4. Justin Barcia (GAS), +19.977 – マシンセッティング、ライディングには満足しているとのコメント通り、オープニングラップ12番手からの追い上げレース。しぶとい戦いぶりも今季新たに見せるバーシアの一面。

5. Chase Sexton (HON), +24.745 – 好スタートもトップ3からは徐々に離され、ペースダウン。とはいえ、450ルーキー&負傷復帰3戦目を考慮すれば十分な活躍。

6. Aaron Plessinger (YAM), +28.851 – デイトナSXからの好調維持。ヒートレース2連勝もメインレースでは序盤の混戦で波に乗れず。

7. Jason Anderson (HUS), +28.851 – コースアウト時フープス回避に対し、1順位降格ペナルティ…。スタート直後の転倒で最後尾から追い上げた6位でしたが…。スピードはトップ3と遜色ないレベル。余計なトラブルに巻き込まれない好スタートと安定感が必要。

8. Dylan Ferrandis (YAM), +38.503
9. Martin Davalos (KTM), +43.812
10. Dean Wilson (HUS), +45.657
11. Joey Savatgy (KTM), +47.312
12. Justin Bogle (KTM), +1 lap
13. Malcolm Stewart (YAM), +1 lap
14. Vince Friese (HON), +1 lap
15. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
16. Max Anstie (SUZ), +1 lap
17. Broc Tickle (HON), +1 lap
18. Cade Clason (KAW), +1 lap
19. Tyler Bowers (KAW), +2 laps
20. Justin Starling (KTM), +2 laps
21. Kevin Moranz (KTM), +9 laps
22. Joan Cros (KAW), +10 laps

 

 

【450SX ポイントランキング 11 of 17】
1. Cooper Webb 249 points(5勝)– ポイントリードを12点差に拡大!
2. Ken Roczen 237(3勝)
3. Eli Tomac 213(2勝)
4. Justin Barcia 195(1勝)
5. Aaron Plessinger 169 – 単独5位浮上。アンダーソンまで僅差。
6. Malcolm Stewart 162
7. Jason Anderson 153
8. Dylan Ferrandis 137
9. Marvin Musquin 135
10. Zach Osborne 123
11. Joey Savatgy 123
12. Adam Cianciarulo 120
13. Dean Wilson 97
14. Justin Barcia 96
15. Martin Davalos 84
16. Vince Friese 81
17. Justin Bogle 78
18. Broc Tickle 69
19. Kyle Chisholm 64
20. Chase Sexton 62

 

 

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