レースビデオ&リザルト|2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦 マントバGP(イタリア)

sr141230banner

 

2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦 マントバGP(イタリア)のMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

新型コロナウィルス感染拡大の影響による3月のシリーズ中断で、8月上旬から約5ヶ月振りにMXGPシリーズが再開。イタリア、ファエンツァでの3連戦に続いて、第9戦〜第11戦もイタリアでの1週間・3連戦「トリプルヘッダー」として開催。会場はサンドコースのマントバ。

 

 

イタリア、マントバ3連戦の2戦目。タイトなサンドコースで再びドラマも。今ラウンドでも新勝者誕生という群雄割拠な今シーズンを象徴するかのような一戦に。エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Romain Febvre (FRA, KAW),3-1.
2. Jorge Prado (ESP, KTM),1-6.
3. Tim Gajser (SLO, HON),5-3.
4. Antonio Cairoli (ITA, KTM),4-4.
5. Jeremy Seewer (SUI, YAM),2-9.
6. Gautier Paulin (FRA, YAM),10-2.
7. Glenn Coldenhoff (NED, GAS),7-5.
8. Mitchell Evans (AUS, HON),6-7.
9. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON),8-8.
10. Jordi Tixier (FRA, KTM),11-10.

 

2015年MXGP王者フェーブルが、昨年のチェコGP以来となる今季初&カワサキ移籍後初となる総合優勝!シリーズ開幕からヒザ負傷の欠場による出遅れがあったもののカワサキとの好相性は伝えられており、ラップタイムからも好調は裏付けられていましたが、遂に好スタートを揃えて勝利を手にしました。レース1ではこれからというタイミングで腕上がりがあったそう。レース2での後続からの追撃はパッシングポイント少ないコースなのでライン取りとスムースなライディングに専念したとのコメント。総合2位は前戦での黄旗無視ペナルティで総合優勝取り消しもあった…プラド。レース1は得意のホールショットから完璧なレースで快勝。レースではスタート直後の混戦に巻き込まれ追い上げ中にエンスト。総合3位にはポイントリーダーのガイザー。抜きどころ少ないコースでパッシングに苦労し、転倒。さらにティアオフ切れの悪循環となり思うようなレースが出来ないながらも表彰台には満足とのこと。

 

前戦での転倒で鼻骨折のカイローリは痛みはないものの呼吸に苦しみながらレースとなりミス連発とのこと。

 

 

【2020 MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 352 points
2. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 347
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 334
4. Jorge Prado (ESP, KTM), 317
5. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 303
6. Romain Febvre (FRA, KAW), 275
7. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 263
8. Gautier Paulin (FRA, YAM), 257
9. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 248
10. Clement Desalle (BEL, KAW), 238

 

ガイザーの5点差リード変わらず。負傷欠場中のハーリングスとヤシコニスはランクをランクを落としていきます。

 

 

【MX2 総合結果】
1. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS),1-2.
2. Tom Vialle (FRA, KTM),3-1.
3. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW),5-3.
4. Maxime Renaux (FRA, YAM),2-9.
5. Conrad Mewse (GBR, KTM),8-4.
6. Jed Beaton (AUS, HUS),6-6.
7. Jago Geerts (BEL, YAM),8-5.
8. Isak Gifting (SWE, GAS),10-8.
9. Ben Watson (GBR, YAM),4-15.
10. Ruben Fernandez (ESP, YAM),9-11.

 

2連勝でオルセンが総合優勝獲得&今季初レース勝利。負傷で苦しいシリーズでしたがスピード、フィジカル共に以前の自信を取り戻してきているとコメント。総合2位はポイントリーダーのビアル。レース2でのヘールツとの接触が議論の的となっているようですが、レース終盤の首位争いかつ、少ないパッシングポイントのひとつで後方からの仕掛けをライン取りで塞ぐのは常套手段なはず。ヘールツの不注意でしょう。総合3位にはタイムドプラクティス最速ラップ記録していたカワサキ期待のルーキー、ムースダイク。バトルの中でリズムを崩すこともあったようですが再びリズムを取り戻し、ラトビア3連戦以来となる表彰台へ。

 

 

【2020 MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 431 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 385
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 329
4. Jed Beaton (AUS, HUS), 316
5. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 279
6. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 275
7. Ben Watson (GBR, YAM), 252
8. Conrad Mewse (GBR, KTM), 217
9. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 215
10. Ruben Fernandez (ESP, YAM), 186

 

以前からお伝えしているように好スタート&安定のビアルに対して、スピードのヘールツという対決構図。ここにきてヘールツの取りこぼしが目立ち、気付けば46点差ビハインド…。ビアルの安定感を考えると非常に厳しい状況へ。復活オルセンがタイトル争いに影響を及ぼすような存在となるか?

 

レースビデオ&リザルト|2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 ロンバルディアGP(イタリア)

Juan Pablo Acevedo


You may also like...