レースビデオ&リザルト|2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦 リガGP(ラトビア)

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2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦 リガGP(ラトビア)のMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

新型コロナウィルス感染拡大の影響によりシリーズ中断により、約5ヶ月振りとなるMXGPシリーズが第3戦 ラトビアGPから再開。

 

 

再開されたMXGP、ラトビアのケグムスで同一会場「1週間、3連戦」という、いきなり過去に例を見ない異例のレースカレンダー。コロナ禍での再開後MXGPシリーズは予選日なし、決勝日「1日のみ」のタイムドプラクティス、決勝2レース制で開催。シリーズ再開以降、波乱&ドラマという予想外の展開が今ラウンドも繰り広げられました。コースは第3戦からジャンプ形状等の小変更が施されています。エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 1-4. GP通算90勝達成、表彰台登壇167回、2004年以降17年連続優勝獲得。数日前の前戦でヒザを再負傷しているカイローリは今大会前日にヒザに溜まった水を抜きレースに挑みました。今季初レース勝利となったレース1ではミスなく無理しないレースを心掛けたとのこと。レース2終盤の転倒は前方で転倒していたハーリングスの影響でフロントを取られたのコメント。今回の勝利は誕生したばかりの第一子に捧げるとの語りました。

2. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 4-2. 今季初表彰台、レース2では今季2度めの2位。転倒者続出の波乱のラトビア連戦で終盤でも上位争い出来る戦いぶりは存在感光ります。勝利が間近な手応えありとのコメントも。

3. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 3-3. 勝てないハーリングス…。スタート直後のマルチクラッシュの影響やレース終盤の単独転倒もありましたが、有力勢とのタイム差も少なく思うような展開に持ち込めません。ポジティブ面は両レース共にレース終盤で自身のベストラップを叩き出せるフィジカルの強さ。歯車が噛み合え出せば勝利は間近でしょう。自身の影響で転倒したカイローリには謝罪したとのこと。

4. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 8-1. GPレース初勝利!前戦の雑感でインターバル期間に好調伝えられていたライダーの一人とお伝えしたばかりでしたが、そのポテンシャルが開花。以前のスズキファクトリーMXGP活動撤退からホンダプライベーターを経て、ハスクバーナファクトリー入りし悲願のレース初勝利。最速ラップを記録したタイムドプラクティス後のレース1はスタート直後のマルチクラッシュの影響で最後尾から追い上げ中にベストラップ記録。レースではハーリングス、カイローリ、シーワーを相手に上位バトルを繰り広げ勝利を手にしました。サンドコースで長い手足を生かしたライディングが光ります。

5. Romain Febvre (FRA, KAW), 2-11. 好ペースでポジションアップして獲得したレース1の2位。ガイザーに当てられて転倒したレース2の11位。負傷から復帰2戦目、不運もありますが好調を維持。両レース通じてスピードは良かったと手応えも。

6. Clement Desalle (BEL, KAW), 6-6.
7. Ivo Monticelli (ITA, GAS), 11-7.
8. Arnaud Tonus (SUI, YAM), 9-10.
9. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 5-14.
10. Gautier Paulin (FRA, YAM), 13-8.

 

 

【2020 MXGP ポイントランキング】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 170 points ガイザーのレース1リタイアの影響で「26点差」とリードを拡大。

2. Tim Gajser (SLO, HON), 142
3. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 129
4. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 121
5. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 120
6. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 117
7. Clement Desalle (BEL, KAW), 110
8. Gautier Paulin (FRA, YAM), 101
9. Jorge Prado (ESP, KTM), 82
10. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 73

 

 

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-1. キャリア初ピンピン完全優勝達成。両レース共に首位浮上確定以降は別格のレース運び。コース、マシンともに好相性とのこと。

2. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 2-2. タイムドプラクティス首位からの2戦連続2位!MX2クラスでカワサキ復権の兆しあり!

3. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 3-3. 2戦連続3位!チームメイト同士の表彰台再び。カワサキ若手勢の活躍が今季このクラスを面白くしてくれそうです。

4. Tom Vialle (FRA, KTM), 4-4. リズムを掴みきれなかったとのこと。ポイントリーダーの座キープながらもヘールツが迫ってきました。

5. Maxime Renaux (FRA, YAM), 7-5.
6. Jed Beaton (AUS, HUS), 8-6.
7. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 6-8.
8. Ruben Fernandez (ESP, YAM), 14-7.
9. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 9-12.
10. Alvin Östlund (SWE, HON), 13-10.

 

 

【2020 MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 170 points

2. Jago Geerts (BEL, YAM), 162 「8点差」ビハインドながら流れはヘールツ!

3. Jed Beaton (AUS, HUS), 123
4. Maxime Renaux (FRA, YAM), 116
5. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 115
6. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 110
7. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 92
8. Ben Watson (GBR, YAM), 91
9. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 89
10. Rene Hofer (AUT, KTM), 73

 

レースビデオ&リザルト|2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第3戦 ラトビアGP

Juan Pablo Acevedo


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