レースビデオ&リザルト|2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第3戦 ラトビアGP

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2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第3戦 ラトビアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

新型コロナウィルス感染拡大の影響によりシリーズ中断により、約5ヶ月振りとなるMXGPシリーズが再開されました。

 

モトゴシップ|「2020 モトクロス・オブ・ネイションズ」中止&新レースカレンダー発表

再開されたMXGP、ラトビアのケグムスの同一会場で「1週間、3連戦」といういきなり過去に例を見ない異例のレースカレンダー。コロナ禍でのMXGPは予選日なし、決勝日「1日のみ」のタイムドプラクティス、決勝2レース制で開催。シリーズ再開初戦から見応えあるバトル、予想外の展開、歴史的快挙誕生という一戦となりました。エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 2-1 記念すべきガスガスのGP初優勝! 2015年のMXGPクラスルーキーイヤーに初優勝を飾ったラトビアGPでコールデンホフが再び快勝。決勝を前にサスペンションセッティング変更し、得意のサンドコースでそのポテンシャルを発揮しました。レース1でのコースアウトはワダチの中の岩でバランスを崩したことが原因。レース2はホールショットからミスを最小限に自分のレースに徹したとコメント。GP開催1日制は気に入っているとのこと。

2. Tim Gajser (SLO, HON), 1-5 ニューマシンとの好調が伝えられているガイザーがレース1を逃げ切り勝利。レース2は、好ライン選択に苦戦しコールデンホフに仕掛けた際にライン変更が裏目に出て転倒。ハーリングスを追い詰めるも再スタート後はリズムを取り戻すことが出来なかったそうですが。結果には満足とのコメント。

3. Romain Febvre (FRA, KAW), 3-3 シリーズ開幕前のヒザ負傷により、今季初参戦がカワサキ移籍後初表彰台登壇に。レース終盤も好ペースを維持。昨シーズンから負傷続きでしたが、GP王者経験者として再び好調の波を引き寄せることが出来るか?

4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 5-2 インターバル明け、3連戦ということで慎重だった語ったレース1。一転、貪欲に勝利を目指したレース2終盤の激走。シーワーの成長、今季注目でしょう。

5. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 4-4 サンドコースでのラトビア3連戦ということで優勝が期待されましたが、予想外のリザルト。レース1は序盤に転倒、レース2ではスタート1コーナーでのマルチクラッシュに巻き込まれて両レース追い上げの展開。レース1の追い上げで体力消耗していたとのコメント。サンドコース開催が多く予定されている再開後のMXGP、ハーリングスのスピードに期待。

6. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 6-6 インターバル期間に好調伝えられていたライダーの一人。

7. Jorge Prado (ESP, KTM), 8-7 開幕前に足の負傷、インターバル期間には鎖骨骨折していたプラド。調整不足を認めながらもスピードには満足とのこと。

8. Gautier Paulin (FRA, YAM), 9-11 腕上がり、エンスト、スタートマルチクラッシュと本来の実力発揮できず。マルチクラッシュではブーツに他ライダーのハンドルが入り込むという珍事も…。

9. Benoit Paturel (FRA, HON), 14-8
10. Clement Desalle (BEL, KAW), 12-10

13. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 7-17 スタート失敗で苦戦。今季痛めていたヒザを再び痛めリザルト振るわず。レースが続くのでしっかりと再び取り組み直すとのコメント。

 

 

【2020 MXGP ポイントランキング】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 130 points

2. Tim Gajser (SLO, HON), 126 4点差に接近!

3. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 103
4. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 86
5. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 83
6. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 80
7. Gautier Paulin (FRA, YAM), 80
8. Clement Desalle (BEL, KAW), 80
9. Jorge Prado (ESP, KTM), 74
10. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 50

 

 

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-2 5ヶ月のインターバル挟むも総合2連勝達成。レース2ラストラップでのヘールツとのバトルに敗れるもののポイントリーダーとしての実力をアピール。

2. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 2-4 昨年のヨーロッパ選手権王者にして、MX2フル参戦ルーキーが表彰台初登壇。

3. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 4-3 一昨年のヨーロッパ選手権王者ボワハムがキャリア2度目の表彰台登壇。総合2位ムースダイクのチームメイトでMX2表彰台にカワサキライダーが2名登壇。

4. Ruben Fernandez (ESP, YAM), 3-7
5. Ben Watson (GBR, YAM), 6-5

6. Jago Geerts (BEL, YAM), 16-1 今季開幕戦覇者のタイトル候補。レース1での転倒が悔やまれますが、レースではスピード&勝負強さを披露!

7. Maxime Renaux (FRA, YAM), 7-10

8. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 11-9 タイトル候補のオルセンですが1週間前に肩甲骨骨折、首と肩にもダメージを負いながらの苦しいレースに。

9. Jed Beaton (AUS, HUS), 15-6
10. Alberto Forato (ITA, HUS), 10-11

 

 

【2020 MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 134 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 112
3. Jed Beaton (AUS, HUS), 95
4. Maxime Renaux (FRA, YAM), 86
5. Ben Watson (GBR, YAM), 79
6. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 73
7. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 71
8. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 70
9. Rene Hofer (AUT, KTM), 69
10. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 64

 

モトゴシップ|「2020 モトクロス・オブ・ネイションズ」中止&新レースカレンダー発表

Juan Pablo Acevedo


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