たまMoto特別編:2016モトクロス・オブ・ネイションズ、チームジャパンを応援しよう!

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9月24、25日は国別対抗世界選手権「2016 モトクロス・オブ・ネイションズ」がイタリアのマジョーラ・パークで開催されます。

 

今週末開催の世界最大規模のモトクロス一大イベントに、我らが日本代表が出場します! 今年はオリンピックイヤーでもありましたし、思いっきり日本代表を応援し、我々日本のレースファンもネイションズをもっと楽しみたい! 楽しみましょう!

 

©えかきやたま

©えかきやたま

 

ということで、全日本モトクロス選手権予選日恒例のえかきやたまさんによる「たまMoto」特別編として、日本代表チームのライダー3名に加えて、芹沢勝樹監督のコメントをお届けします。たまさん書き下ろしの応援イラストも是非ともチェックして下さい。エンジョイ!

 

 

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MX2: 能塚智寛選手

 

■ MX2クラス 能塚智寛

Q:まずは抱負をお願いします。

能塚:目標はまず予選を通ること。A決勝に行ってチームジャパンで出来れば1桁。個人でもMX2クラス入賞目指して行きたいですね。

Q:夏のインターバルにヨーロッパ(MXGP)を走ってこられて、感触として自分でどのくらいの順位まで行けそうだと思われましたか?

能塚:10番前後は行けるかもしれないですけど、1桁から上になるとやはりみんなだいぶ速いので… タイム差1秒の間にけっこうライダーが詰まっているんですね。ただ、その1秒を(自分が)上げると順位もすぐに上がって行くので、そのスピードについて行く事が大事かなと思いましたね。

Q:チームジャパンのメンバー、成田選手、山本選手になにかコメントありますか?

能塚:僕が足を引っ張ることにならないように、頑張ります。

 

 

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OPEN: 山本鯨選手

 

■ OPENクラス 山本鯨

Q:2年続けて参戦ということで、今年の意気込みと目標は?

山本:2年連続でネイションズを走れる事を嬉しく思っています。日本チームの力になれるよう全力で走ります。

Q:GP経験者として今年のコースについての感想

山本:アップダウンがあり、スピードレンジもそこそこ、日本チームにとって違和感なく走りやすいコースだと思う。土質も硬く、全般的にどの国のライダーも走りやすいコースになると思うので、混戦になる事が予想できます。最後まで誇りを持って全力で走りたいです。

Q:チームメイトそれぞれに対しての感想、またはそれぞれに一言

山本:成田選手は誰もが認める一流選手。学ばなければいけないところが沢山あると思うのでチームジャパンとして一緒に走れる事を楽しみにしています。能塚選手は日本の若手を代表する選手ですし、あまり歳の離れていない若い世代や子供たちへ大きな影響力を持った一戦になると思うので、期待しています。

 

 

MXGP: 成田亮選手

MXGP: 成田亮選手

 

■ MXGPクラス 成田亮

Q:ネイションズに向けての抱負をお願いします。

成田:各国の速いライダーばかりが来るのでとりあえずはスタートを集中して。まあ、クジ運もあるんですけど… とりあえず予選のクジ運が良い事を願って… あとはスタート出て転ばないように走って、予選は必ず通りたいと思います。

Q:チームメイトについての感想、成田選手なりの分析があったら聞かせていただけますか?

成田:能塚に関しては(ネイションズ参戦自体が)初めてなので未知なんですけど、鯨に関してはヨーロッパもずっと走っているしマジョーラも走っている経験者なので、逆に僕がアドバイスをもらいながら走りたいかなと思います。

Q:成田選手の個人的な目標は?

成田:いやぁ… ほんとに走ってみないとわかんないんで… そうですね、決勝でクラス15位以内に入れればいいかなと思います。とりあえずみんな転ばないで行きたいなと、それを願ってます。

 

 

日本代表 芹沢勝樹監督

日本代表 芹沢勝樹監督

 

■ 芹沢勝樹監督

Q:監督に選ばれたという事で、まずはご感想をお願いします。

芹沢:今年はオールホンダという事で、メンバーも経験の多い成田選手、これから伸び盛りの能塚選手、そして3年間MXGPでレースをしてきた山本選手とすごくバランスのとれたいいチームです。その指揮をとらせていただけるということですごく光栄に思っています。ホンダとしてもMXGP活動をやっている中でヨーロッパとの繋がりも強く、あちらに行ってすぐに力を発揮できるような環境を作ってきたつもりです。メンバーには怪我なく頑張ってもらいたいです。

Q:芹沢さんはMXGPでお仕事をされるようになって何年になるんでしたっけ?

芹沢:3年ですね。山本(鯨)が行った年に僕も行くようになったので。

Q:それではもうあちらの勝手はよくわかっておられるということで。

芹沢:そうですね。あちらのチーム(Team HRC)も今回バックアップしてくれることになっていますし、ご存知の通りいいライダー(ポーリン/バブリシェフ)がいて彼らが近くを走ってくれるので、チームジャパンのメンバーもそこからいいものを得て、この後の全日本にも繋げていただければなと思っています。

Q:確認ですがチームジャパンのオーダーは?

芹沢:OPENが山本選手、MXGPが成田選手、MX2が能塚選手ですね。

Q:世界GPを良くご存知の芹沢さんから見て、率直なところ今回のチームジャパンはどのあたりまで行けそうだと予想されていますか?

芹沢:うーん、そうですね。現実的なところでいくと、まずは15位を最低限の目標として掲げて、状況によってはトップ10が狙えるのかな? というのが今考えてい る所ですね。

Q:今年のチームジャパンの強みと言ったらどんな点だと思われますか?

芹沢:そうですね。開催するコースがどちらかと言えば日本に似ている… まぁ、アップダウンはあるんですけども、ハードパックでもあるし。あと、雨が降ると… 今回は雨に強いメンバーが多いので… そういう所でチャンスも生まれるかな、とは思っています。

Q:山本鯨選手とは現地集合になるんですね?

芹沢:そうですね、現地で合流します。彼は今、イタリアでガンガントレーニングしてくれているはず… と思っているので期待してます。

Q:では最後に監督としての抱負を。

芹沢:今年はオリンピックの年でもあったので、オリンピックで活躍した日本代表のように、モトクロスのチームジャパンもそれに続けるようにインパクトのある活躍をしたいなと思っています。

 

 

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現地からの最新情報。山本選手はMXGP最終戦を終え、アメリカからイタリア帰国後、ライディングとトレーニングを順調に進めています。成田選手、能塚選手はイタリア到着後、降雨予報を前に早速、ローカルコースでライディングを行った模様です。

 

 

 

 

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