【モトゴシップ】ダンジー優勝はく奪!アンダーソン繰上げ優勝!の真相とは?

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Copyright: © Simon Cudby KTM Media Library

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AMAスーパークロス史に残る大事件が、Rd.11 デトロイトで発生! 優勝のライアン・ダンジーが赤十字フラッグ無視によるペナルティの為に「2順位降格」のペナルティ。

 

優勝から3位へ… アンダーソン優勝! 2位にムスキャン

 

結果、ダンジーが優勝を逃すこととなったペナルティ、AMA史上初の優勝剥奪のケースではないか? とも話題に。いったい、何が?

 

Josh Grantさん(@joshgrant33)が投稿した動画

 

発端はこのシーン。レース序盤の5周目にワイマーとグラントが接触転倒。ワイマーはこの転倒で肩を痛めてリタイア。

 

その際に赤十字フラッグが振られ、ビデオにはありませんがトップのダンジーが赤十字フラッグを無視しジャンプを飛び、ペナルティ発生ということに。

 

ダンジー本人からのコメントは現時点で出ていませんが、Red Bull KTM デコスタ監督からチームリリース上や複数の海外メディア上でのコメントによると…

 

デコスタ自身もコントロールタワー上から一部始終を確認出来ていたようで当該場所での赤十字フラッグの存在は認めています。

 

しかしダンジー通過時にはマーシャルがコーナーのイン側の低い位置で赤十字フラッグ振っていて、コーナーアウト側のライン通過のダンジーには赤十字フラッグが目に入らなかったと。イエローフラッグを意味する黄色のライトも点滅していたそうですが、ライダーもマシンもコース上にないのを確認して走行。ダンジー通過後にマーシャルがコース上に出て赤十字フラッグをライダーの目につきやすい場所で振りだした。といった内容でダンジーは赤十字フラッグに気づかなかったという主張。

 

ワイマーとグラントの転倒シーンの後方からもラップチャート上では、少なくともダンジーの前に9台のマシンがこの場所を通過しています。グラントの再スタート等もあり同じ状況が続いていたとは思いませんが、他のライダー通過時の行動も気になるところ。

 

更にデコスタ監督からはマーシャルへの指導徹底を求めるコメントもありました。上記ビデオでも確認できるようにマーシャルがイエローフラッグではなく、いきなり赤十字フラッグを降りだすというのもとても違和感を感じるシーン。

 

Cudby S.

Cudby S.

 

繰上げ優勝のアンダーソンは今季2勝目! レース内容的には3位走行からラスト2周で、2位のムスキャンが転倒し2位浮上しゴール。言い方悪いですが、ムスキャンの転倒、ダンジーのペナルティと「2段階棚ボタ」な勝利に。

 

しかし、ダンジーのペナルティとアンダーソンは無関係。最後まで勝負にこだわりムスキャンを追い続けた姿勢が結果として「優勝」という形につながったと見るのが正しいところ。

 

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ゴシップレベルですが、今回のペナルティ判定はアンダーソンやハスクバーナチームからの異議申し立てではないようです。ハスクバーナはKTM傘下ということもあり、現実的ではないでしょう。だとすれば… ポイントリーダー、ダンジーを追う、ランキング2位ロクスン所属のRCHスズキ関係??? どうなんでしょうか???

 

Red Bull KTMとしては今回のペナルティの決断に異議申し立ては考えていないようです。

 

 


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