【現地ライブTV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 8 アトランタ

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2016AMAスーパークロスRd.8 アトランタ の現地ライブTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載の約2時間、予選レースのフォーマット変更もあり、全レース白熱の展開に。エンジョイ!

 

シリーズで最も観客が多いラウンドのひとつとしても知られるアトランタ。独特の赤土は過去多くのドラマを生んできました。今回も滑りやすくワダチの多くできるコンディションがレースを左右する要因にも。250SXはイーストシリーズが開幕戦となります。450SXメインレース終了後の問題のシーン考察は必見。注目の一戦です!

 

*2016シーズン、予選レースフォーマットの変更が行われています。

  • ヒートレース2組(4名×2、メイン進出)
  • セミ2組(5名×2、メイン進出)
  • LCQ(4名メイン進出)

 

以前にも採用されていたフォーマットなので馴染みある方も多いかと。このフォーマットによりヒートレースから積極的なバトルが期待出来ることと、最大三回のメイン進出のチャンスということに。

 

【450SX リザルト】

1. Ryan Dungey (KTM) – 今季5勝目! 残り3レースは2位とここまで完璧と言えるシーズン。チームメイト、ムスキャンのミスもありラストラップで大逆転はラッキーでしたがダンジーがプレッシャーを与え続けたことも逆転の要素のひとつでしょう。どんなコンディションでも強い。レース後はチームメイト、トレーニングパートナーの敗れたムスキャンの健闘を称える言葉も。

2. Marvin Musquin (KTM) – これは悔しい… 荒れたコースを独特のライン取りで攻めるクリエイティブなライディングはムスキャンの持ち味が存分に発揮されていました。ベストラップ記録。ラストラップの周遅れスチュワートの存在が無ければ勝てていたはずです。詳しくはコチラの記事で。

3. Chad Reed (YAM) – スタート出足は遅れたものの1コーナー混乱をうまく切り抜け手堅く3位キープ。Rd.3 アナハイム2以来の5戦ぶり表彰台。

4. David Millsaps (KTM) – 地元レース。まずまずスタートから確実に走りきり、前走者の転倒もあり今季最上位。

5. Justin Brayton (KTM) – ホールショットから今季最上位。チームメイトのミルサップスと共に調子上向き。

6. Ken Roczen (SUZ) – スタート失敗… 追い上げもここまで。調子ワ悪く無いとのことですが、厳しい…

7. Jason Anderson (HUS) – アグレッシブなライディングが裏目に。二度の転倒はライバル、シーリーとの接触。アンダーソンは非を認め、シーリーへ謝罪も受け入れてもらえず…  今季ワーストリザルトです。

8. Justin Bogle (HON)

9. Christophe Pourcel (HUS) – プラクティス最速もこの位置。スタート出遅れからの追い上げで今季二度目のトップ10入り。

10. Cole Seely (HON) – ライディングそのものは好調だっただけに落胆とのコメント。今季これまで接触することが多かったアンダーソン、レース中の二度の接触転倒。ラストラップでの接触にはかなり怒ってます! アンダーソンの謝罪を拒否! スタート直後のダンジーからの接触にも…

11. Eli Tomac (KAW) – あの転倒を招いたアグレッシブな仕掛けは不必要だったように見受けられました。焦りか? 今季ワーストリザルト。厳しいレースが続きます。

12. Weston Peick (YAM)
13. Mike Alessi (HON)

14. James Stewart (SUZ) – 脳震盪後遺症候群からの復帰戦。らしくないライディングでした… ラストラップのムスキャンとの一件では、充分に譲っていたとのコメント。ビデオはコチラから。

15. Vince Friese (HON)
16. Trey Canard (HON)
17. Jacob Weimer (SUZ)
18. Kyle Cunningham (SUZ)
19. Thomas Hahn (YAM)
20. Nicholas Schmidt (SUZ)
21. Aj Catanzaro (KAW)
22. Heath Harrison (KAW)

 

 

【450SX ポイントランキング(After 8 of 17 races)】

1. Ryan Dungey (KTM) – 191 – 33点差のリード。再び、1レース分となる25点差以上をロクスンに築くことに成功。
2. Ken Roczen (SUZ) – 158
3. Jason Anderson (HUS)  – 145
4. Cole Seely (HON) – 134
5. Chad Reed (YAM) – 132
6. Eli Tomac (KAW) – 129
7. Marvin Musquin (KTM) – 114
8. David Millsaps (KTM) – 103
9. Justin Brayton (KTM) – 98
10. Jacob Weimer (SUZ)  – 77

 

 

【250SXイースト リザルト】

1. Martin Davalos (HUS) – スピードはあるも常に安定感を欠くレースが多かったダバロスがオープニングラップから完璧なレースを見せました。ベストラップも記録。過去のダバロスのレースを知る者にとっては別人のように見えました。新たにティム・フェリーの指導のもとトレーニングを重ねているそうです。

2. Malcolm Stewart (HON) – 一時はダバロスとの差を削ることに成功も周遅れの転倒に追突してしまう転倒があり2位キープ。ブラインドジャンプで不運な転倒も怪我なく2位キープは上出来でしょう。プラクティス、ヒートレースとベストラップを記録しており、今調さがうかがえる結果に。次戦以降が楽しみです!

3. Aaron Plessinger (YAM) – 後方からの追い上げ。怪我からの回復具合が心配されましたが、ハイペースでラップ。荒れたコースで長い手足を活かしてのライディングは光りました。

4. Jeremy Martin (YAM) – 昨シーズン度々見られたスタート失敗が再び… タイトル候補として表彰台はキープしておきたかった開幕戦。次戦はデイトナ。アウトドア的要素の強いコース、期待しましょう。プラクティスビデオはコチラ

5. Justin Hill (KTM) – スタート1コーナー手前でタフブロックに突込み不運な転倒。最後尾から追い上げ。タイトル候補の一人。

6. Rj Hampshire (HON)レッドブルストレートリズムでのクラッシュによる頭部への影響が心配されていたハンプシャー。開幕戦で手堅いレースを見せました。

7. Darryn Durham (YAM) – 怪我による欠場が続いていたデュレムがプライベーターとして復活。過去、優勝経験もあるライダーなので注目でしょう。

8. Tyler Bowers (KAW) – 昨シーズンの背中の手術、ウィルス性疾患からの復帰戦。久々のレースにペースが上がらずとのこと。

9. Alexander Frye (KTM) – TLD KTMのルーキー。SXデビュー戦でトップ10入り!

10. Jimmy Albertson (SUZ) – 今季は自らがチームオーナー務めるチームから250SXへ出場。体重も落としてこのクラスに挑んでいるそうです。

11. Matthew Bisceglia (SUZ)
12. Dakota Alix (KTM)

13. Benny Bloss (YAM) – 昨年のロレッタ・リンMVPライダーがSXデビュー。レンズランドの転倒負傷を受けて代役でロックリバーヤマハへ期間限定移籍が決定。

14. Gannon Audette (KAW)
15. Marshal Weltin (YAM)
16. Justin Starling (KAW)
17. Anthony Rodriguez (KAW)
18. Paul Coates (KAW)
19. Arnaud Tonus (KAW)
20. Jesse Wentland (HON)
21. Luke Renzland (YAM)
22. Shane Mcelrath (KTM)

 

 

【250SXイースト ポイントランキング (After 1 of 9 races)】

1. Martin Davalos (HUS) – 25
2. Malcolm Stewart (HON) – 22
3. Aaron Plessinger (YAM) – 20
4. Jeremy Martin (YAM) – 18
5. Justin Hill (KTM) – 16
6. Rj Hampshire (HON) – 15
7. Darryn Durham (YAM) – 14
8. Tyler Bowers (KAW) – 13
9. Alexander Frye (KTM) – 12
10. Jimmy Albertson (SUZ) – 11

 

 


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