【モトゴシップ】クリスチャン・クレイグのロード トゥ 現役復帰!

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カリフォルニアのパラレースウェイでのAMAトップライダー達のビデオ。サンダーバレーでのサプライズ多発の主役の一人、クレイグのライディングをメインにフィーチャーし、話題のミルサップスのスズキに乗る姿、ホンダファクトリーのシーリーにノリアン、そしてRCHスズキのテストライダーで元AMAチャンピオンのテデスコの姿も。

そして、ニューモト的にはクレイグのサプライズに触れないわけにはいきません! 厳密にはレース界から引退しているクレイグが、GEICOホンダのボーグル負傷欠場の代役として大抜擢。現役時は450クラスにしかAMAモトクロス参戦経験はなく、初のアウトドアでの250レースに。しかも、レース直前のテストはたったの3日のみ…

クレイグとGEICOホンダの密接な関係については過去のモトゴシップ参照いただくとして、クレイグが起こしたサプライズとは…

なんとタイム予選も兼ねて行われる朝のプラクティスで、まさかのトップタイム! 業界震撼のサプライズ!

クレイグはレース後「久々のレースに、初めての250MXレースだから、手探りで走った…」とのコメントもありましたが、そのサプライズを改めて上記タイム一覧で確認してみると…  プラクティス開始から、2周目にベストラップ! 世界最高峰のレースで「様子見」で出せるレベルではありません。完全に狙っての確信犯的?なベストラップなはず!

その判断の理由に、他のライダーは朝一のプラクティスということもあり最後のラップでベストラップを記録という事実も。

想像ですが、クレイグの戦略としては、コースが比較的フラットな状態時のなるべく早い段階で、タイムアタックを行い、上位を狙ったのと同時に、このクラスでの自分の実力・ポジションを早めに把握したかった狙いがあったことが伺えます。久々のレース出場となると、ライバルたちと比較して、自分の実力が分からないのは不安要素の一つであると同時に、実際のレースプランも立てられないからです。

実はクレイグ、引退後に就いていた仕事を2ヶ月程前に辞め、現役復帰を目指していたところにボーグル代役のオファーがあったようです。フィジカル的には万全ではないとのことですが、450でのライディングは続けており、スピードには自信があるとのこと。実際にサンダーバレーでのモト2では体力切れでポジションキープのレースだったようです。

これまで負傷が多かった印象のクレイグですが、引退中にしっかりと怪我も治し、体調面の問題はなく、現役復帰に関しては今回のような代役やスポット参戦ではなく、あくまでフルタイムの契約獲得を視野に入れての今後のレース参戦ということで、本気です。今回のプラクティストップタイムに総合5位のリザルト。契約獲得に向けて順調過ぎる滑り出しに。

モトゴシップ的には、義父がオーナーでもあるGEICOホンダにそのまま加入? ボーグル復帰後はトマックの代役として450参戦か?なんて少々フライング気味なゴシップも早速登場(笑)とにかくクレイグの存在でまたAMAモトクロスが面白くなりました!

あ、個人的にはクレイグは大柄なライダーなので、250参戦となると、もう少し体重落とす必要がありそうに見受けられましたが、どうでしょう?


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