450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第9戦 デイトナ

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2021 AMAスーパークロス 第9戦 デイトナ。全17戦で行われるシリーズは今大会でシリーズ折返し。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

 

スーパークロス発祥の地として知られるデイトナ、今大会で記念すべきAMAスーパークロス開催「700回目」! 第51回を迎えた今年度大会もコースデザイナー(14回目)を務めたのは、AMA15冠レジェンドのリッキー・カーマイケル。プラクティス時の雨は上がり、例年よりもジャンプは少なく、ハイスピードなレースアクションとなりました。

 

エンジョイ!

 

 


 

 

【450SX 決勝リザルト】
1. Eli Tomac (KAW), 18 laps – 今季2勝目! リッキー・カーマイケルに並ぶデイトナ最多5勝目達成(過去6大会で5勝)。ウェブとロクスンの接触が話題のスタートシーンですが、グリッド選択時からトマックはイン側キープの作戦通りにトレース成功。2コーナー立ち上がりで首位浮上の時点で勝利はほぼ確定でした。タイトル争いからは大きく離されていますが、タイトル防衛に改めて意欲をみせるコメントもあったのは嬉しい点。得意のデイトナ直前に第一子をもうけていたパートナーに正式にプロポーズ。改めて公私ともに順調なトマックの巻き返しが楽しみです。

2. Cooper Webb (KTM), +03.856 – 精彩欠くライディングでしたがレース後半でリズムを掴み、ラストラップフィニッシュ直前で2位浮上の勝負強さ健在。タイトル争うロクスンとの接戦&舌戦も大きな話題に! 勝者トマックには全く手が届かなく、素直に勝利を祝福。

3. Aaron Plessinger (YAM), +04.523 – 450ステップアップ3年目にして初表彰台。いつも陽気なプレシンジャーの表彰台の上での感極まった姿に胸アツ。華々しい250キャリアから450ステップアップ後の数々の負傷と不調。そのポテンシャルの高さを知られているからこその期待値の高さがプレッシャーだったはず。レース中盤まではトマックを視野に捉える快走からの今回の3位がブレイクスルーとなりさらなる今後の活躍に期待です。ネガ面では、フィニッシュ直前でウェブに逆転を許した脇の甘さ…。ウェブの猛追もありましたが、2位よりも3位で確実に表彰台キープを選択したかのような消極性は残念でした。

4. Ken Roczen (HON), +07.755 – 僅か2点差ながらポイントリーダーの座をキープ。レース後のウェブへのコメントでメンタル面の脆さを再び露呈する形に。しかし、ライディングそのものの安定感とスピードやレース終盤でこのレースのベストラップ記録するフィジカルは好調維持をアピール。

5. Malcolm Stewart (YAM), +10.538 – 地元フロリダ3連戦(オーランド&デイトナ)で全レーストップ10入り。ロクスンのミスもありましたが、一時は4位浮上。難コースのデイトナで5位は自身に繋がったとコメント。上位でのバトルでも負けない存在感出てきています。

6. Justin Barcia (GAS), +21.635 – 精彩欠くレース。コース攻略に苦戦し改善できなかったとのこと。

7. Jason Anderson (HUS), +25.646 – ヒートレースからスタートに苦戦。オープニングラップ9番手からコンスタントなレースに終始…。今季最上位5位、寂しすぎる。来季去就問題もざわついています。

8. Chase Sexton (HON), +32.783 – 肩の負傷からの復帰戦で期待されましたが、プラクティス時のウォールジャンプから次のジャンプまでのダブルジャンプを試みた際にオーバージャンプ…。唇貫通や歯が欠けるダメージを負ってのレース。レース通しての安定感あるラップに課題ありと事前に語っていた通りの4番手から順位を下げる展開となりました。

9. Justin Bogle (KTM), +36.097
10. Dean Wilson (HUS), +41.335
11. Dylan Ferrandis (YAM), +42.121
12. Joey Savatgy (KTM), +45.410
13. Vince Friese (HON), +1:12.186
14. Max Anstie (SUZ), +1:22.693
15. Mitchell Oldenburg (HON), +1 lap
16. Martin Davalos (KTM), +1 lap
17. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
18. Benny Bloss (HON), +1 lap
19. Brandon Hartranft (SUZ), +1 lap
20. Cade Clason (KAW), +1 lap

21. Marvin Musquin (KTM), +4 laps – 上位集団で奮闘もマシンからの異音発生でリタイア。

22. Broc Tickle (HON), +5 laps

 

 

【450SX ポイントランキング 9 of 17】
1. Ken Roczen (HON), 199 points(3勝)– ポイントリーダー首位キープで後半戦突入。
2. Cooper Webb (KTM), 197(3勝)– 2点差へ接近!
3. Eli Tomac (KAW), 175(2勝)– 24点差。タイトル防衛に首の皮一枚つながる。
4. Justin Barcia (GAS), 153(1勝)
5. Malcolm Stewart (YAM), 143
6. Marvin Musquin (KTM), 135
7. Aaron Plessinger (YAM), 134
8. Zach Osborne (HUS), 123
9. Dylan Ferrandis (YAM), 121
10. Adam Cianciarulo (KAW), 120
11. Jason Anderson (HUS), 116
12. Joey Savatgy (KTM), 95
13. Justin Brayton (HON), 86
14. Dean Wilson (HUS), 70
15. Broc Tickle (HON), 63
16. Vince Friese (HON), 60
17. Martin Davalos (KTM), 57
18. Justin Bogle (KTM), 56
19. Kyle Chisholm (YAM), 48
20. Benny Bloss (HON), 45

 

 

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