250SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第9戦 デイトナ
2021 AMAスーパークロス 第9戦 デイトナ。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスのウエストシリーズ第2戦として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
スーパークロス発祥の地として知られるデイトナ。第51回を迎えた今年度大会もコースデザイナー(14回目)を務めたのは、AMA15冠レジェンドのリッキー・カーマイケル。プラクティス時の雨は上がり、例年よりもジャンプは少なく、ハイスピードなレースアクションとなりました。
エンジョイ!
【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Cameron McAdoo (KAW), 14 laps – キャリア初優勝&初ポイントリーダー浮上! アマチュア時代にモトコンセプツに見い出された後はガイコホンダ、TLD KTM時代の代役起用イメージ強いライダーですが、プロサーキットカワサキ2年目で遂に優勝を果たします。ライディングコーチはニック・ウェイ。同じトレーナーのシアンサルーロと共にライディングを重ねてきた成果が遂に結果として出ました。長い手足を生かしたキレ感あるライディングは魅力。これまでにも格上にも臆することなく挑んでいくアグレッシブさも持ち合わせています。250時代のセクストンの代役としてガイコホンダ入りもありましたが… 現在のガールフレンドはセクストンの元カノ。
2. Stilez Robertson (HUS), +03.653 – SX2戦目のルーキーがレース中盤まで首位快走から2位フィニッシュの快挙。今大会で450クラスも含めた最大のサプライズのひとつがコチラ。スタート直後に首位浮上した後は最大2秒強のリードを築き、レース後半まで首位をキープ。体力的な問題ではなく、プロでの初首位快走によるプレッシャーでマカドゥーにパスされた後は2位キープのレースに切り換えたとのこと。突然こういうサプライズが起こるからAMAは面白い!
3. Pierce Brown (GAS), +05.139 – ヒザの負傷で出遅れ、開幕戦参戦を見送っていたブラウンが今季初レースでキャリア初表彰台登壇。下田世代。昨年のアウトドアシーズン中盤でのヒザの負傷から長期離脱、4ヶ月半の期間、バイクから離れていたそうで、これでも当初の復帰プランよりは早まったとのこと。終盤のジャスティン・クーパーの猛追に気付いてからは集中してミスないライディングを心掛けていたとコメント。
4. Justin Cooper (YAM), +06.043 – スタート出遅れ&ミス…追い上げもここまで。スタート直後の転倒はタフブロックがコー内にズレ出ていたことが原因。ライディングやラップタイムには満足しているとのこと。
5. Garrett Marchbanks (YAM), +14.693 – 昨年デイトナSX覇者。クーパー同様に後方から追い上げ。オープニングラップ17番手…。
6. Hunter Lawrence (HON), +20.328 – 肩の負傷で調整が遅れていますが、ヒートレースながらAMAスーパークロスで初勝利を挙げ、調子は上向きとのこと。序盤の転倒なければ表彰台も狙えていただけに非常に残念。MXGPで優勝経験あるだけにアベレージスピード高いコースでは活躍が期待されます。
7. Alex Martin (YAM), +22.532 – 前戦での転倒脳震盪の影響を感じさせないライディングながら療養期間の調整不足もあり、序盤2位から徐々に後退。
8. Jalek Swoll (HUS), +23.740
9. Coty Schock (HON), +24.174 – ホンダサポートチームから参戦のライダー。ノーマークながらレース中盤まで3位を快走する奮闘はサプライズ。
10. Jordon Smith (KAW), +35.926 – 優勝経験あるデイトナで活躍が期待されましたが、今回も転倒…。タイトル争いからは完全脱落。かつての走りを取り戻せるか…?
11. Seth Hammaker (KAW), +36.943 – プロ初戦2位のルーキーに注目集まりましたが、2周目に転倒で最後尾からの追い上げ。
12. Jarrett Frye (YAM), +44.345 – スターレーシングヤマハのルーキー
13. Hardy Munoz (YAM), +46.591 – 下田世代、今季からスーパークロス参戦開始。LCQから初メインレース進出。
14. Jordan Bailey (YAM), +48.033
15. Chris Blose (GAS), +51.253
16. Cedric Soubeyras (GAS), +53.306
17. Ty Masterpool (GAS), +55.063 – 昨年のAMAモトクロスでの活躍も記憶に新しいマスタープールですが、今季はプライベートチームからの参戦。スーパークロス苦手の評判を覆せるか? LCQから初メインレース進出。
18. Ryan Surratt (KAW), +59.289
19. Carson Mumford (HON), +1:07.191
20. Nate Thrasher (YAM), +1 lap
21. Ryan Sipes (GAS), +1 lap – 250SX優勝経験ある大ベテランがTLD GASGAS入り。デイトナスーパークロスを筆頭にAMAモトクロス、GNCC、エンデューロ、フラットトラックまでオフロードレース全般への参戦を今年も予定。
DNS Mitchell Harrison (HON)
【250SXウエスト ポイントランキング 2 of 9】
1. Cameron Mcadoo (KAW), 49 points(1勝)- 新ポイントリーダー浮上で次戦はレッドプレート装着!
2. Justin Cooper (YAM), 45(1勝)
3. Garrett Marchbanks (YAM), 39
4. Hunter Lawrence (HON), 35
5. Jalek Swoll (HUS), 34
6. Seth Hammaker (KAW), 29
7. Stilez Robertson (HUS), 28
8. Coty Schock (HON), 25
9. Chris Blose (GAS), 23
10. Pierce Brown (GAS), 21
11. Alex Martin (YAM), 17
12. Kyle Peters (HON), 16
13. Jordon Smith (KAW), 16
14. Nate Thrasher (YAM), 15
15. Jarrett Frye (YAM), 15
16. Robbie Wageman (YAM), 14
17. Cedric Soubeyras (GAS), 14
18. Jace Owen (YAM), 13
19. Joey Crown (YAM), 10
20. Hardy Munoz (YAM), 10
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