450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第5戦 インディアナポリス2
2021 AMAスーパークロス 第5戦 インディアナポリス2、全17戦で行われるシリーズ開幕戦。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
コロナ禍で開催される2021 AMAスーパークロスシリーズ。多くのラウンドを同一会場3連戦「トリプルヘッダー」(一部2連戦、デイトナSXは単独開催)を基本に転戦し、例年通りの全17戦でシリーズは争われます。第5戦はインディアナ州インディアナポリスでの3連戦の2戦目。ハイライトビデオで大注目の一戦を振返ります。レース関連記事リンクは最下段に。エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Ken Roczen (HON), 26 laps – 2連勝! 2017年の大怪我前に記録した連勝以来となる2連勝はタイムドプラクティスからヒート、メインレースとすべて1位の完璧な勝利。ロクスン好調時のバロメーター、スタート直後のポジションアップでバーシアを攻略。自身もレースを楽しめたとコメント。まだコースが荒れていない序盤のスパートが独走に繋がりました。リードを築いた後はスムースなライン取りでレースをコントロール。マシンの挙動も最も安定しており、コーナースピードも高く、今後もロクスンが好調を維持していきそうな予感しますが果たして?
2. Justin Barcia (GAS), +07.909 – マシンセッティングに悩んでいたといいますが開幕戦優勝以来の表彰台登壇。ロクスンには大きく離されたもののトマックの猛追撃を退けたレース内容は2位という結果以上にバーシアにとっては非常に大きな意味ある結果に。今季は上位勢超僅差のラップタイムなのでスタートがいつにも増して重要と皆が口を揃えている状況。表彰台登壇レベルのライダーでも出遅れるとそうやすやすと上位進出が困難であり、ロクスンのように好スタートをコンスタントに続けていくことが重要になるはず。
3. Eli Tomac (KAW), +10.798 – スタート出遅れから3番手まで追い上げるもバーシアには届かず。ミスを繰り返し攻めきれなかったとのこと。ヒートレースで前戦同様にフロントのトラクションを失う転倒あり…。力が入りすぎているというか… どこか噛み合っていない様子のトマックの本領発揮はいつになるのでしょうか?
4. Cooper Webb (KTM), +19.362 – トマックの更に後方からの追い上げレース。しぶとさは健在も思うようにマシンを進められていない印象。セッティング変更を繰り返していると語っており、WP新エアサスのセッティングに苦労しているのか? スタート出遅れも目立ちます。
5. Aaron Plessinger (YAM), +21.554 – ラストラップにウェブに逆転を許すも今季ベストリザルト。ウェブともっと勝負してほしかった…。
6. Adam Cianciarulo (KAW), +31.000 – 中盤まで3位走行も徐々にライディングのキレやリズムを失い、ミスを重ねてしまう悪循環。オフシーズンの準備不足が影響か?
7. Zach Osborne (HUS), +31.656 – タイムドプラクティスで顎を縫う負傷からのスタートで調子を上げられなかったとのこと。
8. Joey Savatgy (KTM), +39.382 – スピードを取り戻しつつありますが、スタート出遅れ。
9. Dylan Ferrandis (YAM), +47.687 – 序盤に転倒ありながらもしぶとく追い上げ。450ルーキーとして結果以上に健闘を見せています。
10. Malcolm Stewart (YAM), +1 lap – 4位以降の混戦内で勝負に出ましたがコースアウト転倒。しかし、これまでよりも明らかに上位でしぶとくレースしている様子はラップタイムからも確認できました。
11. Marvin Musquin (KTM), +1 lap – ヒートレース勝利も転倒…。好相性のインディアナポリスでまたしても不発。3連戦最後のレースに期待!
12. Broc Tickle (HON), +1 lap
13. Benny Bloss (HON), +1 lap
14. Martin Davalos (KTM), +1 lap
15. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
16. Justin Bogle (KTM), +1 lap
17. Brandon Hartranft (SUZ), +1 lap
18. Carlen Gardner (HON), +2 laps
19. Vince Friese (HON), +2 laps
20. Alex Ray (KAW), +2 laps
21. Cade Clason (KAW), +4 laps
22. Justin Brayton (HON), +10 laps
【450SX ポイントランキング 5 of 17】
1. Ken Roczen (HON), 112 points(2勝)
2. Cooper Webb (KTM), 99(1勝)
3. Eli Tomac (KAW), 98(1勝)
4. Justin Barcia (GAS), 92(1勝)
5. Adam Cianciarulo (KAW), 87 – 首位から25点ビハインド
6. Dylan Ferrandis (YAM), 81
7. Malcolm Stewart (YAM), 76
8. Zach Osborne (HUS), 74
9. Marvin Musquin (KTM), 73
10. Aaron Plessinger (YAM), 70
11. Justin Brayton (HON), 63
12. Joey Savatgy (KTM), 53
13. Jason Anderson (HUS), 50 – 負傷欠場(指)
14. Broc Tickle (HON), 42
15. Dean Wilson (HUS), 35 – 負傷欠場(足)
16. Martin Davalos (KTM), 29
17. Kyle Chisholm (YAM), 29
18. Benny Bloss (HON), 26
19. Vince Friese (HON), 25
20. Brandon Hartranft (SUZ), 19
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