モトゴシップ|プロサーキットカワサキ代役ライダー「ハリソン&サナイー」2名加入発表
8月15日開幕の2020 AMAモトクロスシリーズ。開幕を間近に控えるUSモトクロスシーンを代表するプロサーキットカワサキから、ミッチェル・ハリソンとダリアン・サナイーの2名がチーム新規加入と発表がありました。
250クラスに4名のライダーを擁するプロサーキットカワサキでしたが、キャメロン・マカドゥーを除くオースティン・フォークナー、ギャレット・マーチバンクス、ジョードン・スミスの3名が負傷療養中。内臓やヒザのダメージを負っていることもあり、復帰未定や全戦欠場を発表している危機的状況打破にハリソン&サナイーの代役ライダーとしてチームに迎えられました。
ハリソンは過去にスターレーシングヤマハ、ロックスターエナジーハスクバーナに所属し、AMAモトクロスで表彰台登壇経験ある実力者(スポット参戦時にGPでも表彰台登壇)。2019年以降はMXGPシリーズMX2クラス参戦も、コロナ禍の渡航制限の影響で所属チームと契約解除したばかり。
サナイーはアメリカ人ながら、2016年からのプロキャリアのほとんどをMXGPシリーズMX2クラスに参戦しており、今季はMX2クラス参戦年齢制限レギュレーションにより帰国。AMAアリーナクロス、AMAスーパークロスにプライベート体制で参戦していました。ニューモトでも以前にサナイーのライディングをフィーチャーしたモンスターエナジー発映像作品を下記記事リンク内でシェアしています。是非チェックを!
アメリカ人 in MXGP|ダリアン・サナイー『Foreign Soil』映像作品
リリースにも記載されていますが、両者の共通点としてアマチュア時代はカワサキチームグリーンに所属。さらにMXGP参戦時はカワサキサポートチームでMX2クラスに参戦しており、カワサキのマシンとのマッチングに問題はなし。これまでの実績により特にアウトドアでの活躍を期待出来るライダーなので今回の代役抜擢に異論を唱える人は少ないでしょう。
ハリソンとサナイーのプロサーキットカワサキ代役加入は、SNS上のライディング写真や関係者コメントで数週間前から広く知られていたものでした。AMAモトクロス開幕カウントダウンのタイミングで正式発表はレースファンのワクワク感が高まってきます!
モトゴシップ的には、昨年までJGRスズキ所属ブラジル人ライダーのエンゾ・ロペスも候補に上がっていましたが、残念ながら契約には至らずという結果になった模様です。
アメリカ人 in MXGP|ダリアン・サナイー『Foreign Soil』映像作品
K a w a s a k i P R , T r e v o r N e l s o n