AMAスーパークロス事件簿|AMA15冠リッキー・カーマイケル「フープス危機一髪」2020 デイトナSX
2020 AMAスーパークロス 第10戦 デイトナSX。記念すべき開催50回記念大会でも例年通りコースレイアウト監修は、AMA15冠&最多勝を誇るリッキー・カーマイケル。現在はAMAスーパークロス中継の解説としての姿も板についてきており、現役時とまでは言いませんが今年は再び締まった体型となり、かつてのカーマイケルファンも一安心?w
レース中継内450SXクラスのヒートレース終了後、チャド・リードがマイク片手に登場。ホールショットから快走見せたヒートレースを振返ると思いきや、カーマイケル自ら監修したコースをパレードラップ時に走行した際のハプニングについての話題へ…。とにかく、ご覧いただくのが一番。ボリュームボタン押すのをお忘れなく。エンジョイ!
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「パレードラップの時は、一体どーしたのよ!?」とのニヤニヤしたリードの問いかけと同時に映像がスタート。「上手いこと持ちこたえただろ?w」と切り返したカーマイケルに対して、再びリードは「やっぱりカーマイケルは、こうでないとねっ!w」と、これ以上ない完璧なオチで締めくくります。
リードの終始ニヤついた顔… 最高です(笑)カーマイケルをここまでイジり倒すのが、かつてのライバル・宿敵であるリードというのが最高! 一触即発バッチバチなライバル関係だったのが嘘のよう…。
現在では親交深めているカーマイケルとリード。時は流れ、笑顔でこうして中継内でも両者の絡みで楽しませてくれるアメリカの「モト文化度」の高さ・深さ。羨ましい限りなのです。
トラッククルーが自分の為に、フープスを大きくしたと笑いながらジョークを言うカーマイケルですが、あながち嘘ではなく、プラクティス時以降にフープス形状が尖ったものへと変更されており、オープニングセレモニー直後の250SXクラスのヒートレースでは、オープニングラップに特大マルチクラッシュ発生。450SXヒートレース直前には安全性の為にフープス形状をなだらかにするコース整備が行われていたほどなのです。
とはいえ、映像最後では「とても楽しかったし、これがRCスタイルなんだよ(笑)」で締めくくるカーマイケルの器のデカさ。AMA15冠&最多勝は、伊達じゃありません!
450SXハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第10戦 デイトナ
250SXイーストハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第10戦 デイトナ