AMAスーパークロス事件簿|壮絶激闘バトル「バーシア VS. トマック」@ 2020 サンディエゴSX
ヤバすぎるスキル|遂に実現450SX因縁首位バトル「ウェブ VS. シアンサルーロ」@ 2020 サンディエゴSX
2020 AMAスーパークロス 第6戦 サンディエゴ、上記記事リンクにもあるように見応えあるバトルが多く繰り広げられた一戦となりましたが、レース後にも遺恨を残したコチラの激闘バトルに触れないわけにはいきません。レース中盤に繰り広げられた、ジャスティン・バーシアとイーライ・トマックによる4番手争いバトル!
スタート出遅れたバーシア、さらにその後から追い上げるトマックがバーシアに追い付いた瞬間から話題のバトルがスタート。目まぐるしく順位が入れ替わる肉弾戦。お見逃しなく。エンジョイ!
@ s u p e r c r o s s l i v e
計6コーナーの区間内で、5回のパッシングの激烈感!
ただでさえパッシングの難しいAMAスーパークロスのコースで、AMAで最もパッシングが難しいライダーとして知られるバーシア攻略に手を焼くトマック…。火がついたバーシアの本領発揮です。250時代の元チームメイトの2人、450ステップアップ後はアグレッシブなパッシングシーンが度々見られる同世代ライバル。
両者共にアグレッシブなパッシングの応酬。レース後には上記写真の通り、激しく言い合う様子がライブ中継でもフィーチャーされていました。フィニッシュジャンプ直前で最初に接触伴うパッシングを仕掛けたのはトマック。意地でもラインを譲らなかったバーシアもあり、仕方ない接触のようにも個人的には感じますが、当てられた側のバーシアはスイッチオン!
こうなると容赦ないバーシアのレーススタイルをよく知るトマックはバーシアの反撃を警戒する必要があり、バトルを制したものの、結果このラップは前後ラップタイムよりも約3秒のタイムロスに。この約3秒の差は、4位トマックと3位ブレイク・バゲットとのフィニッシュ時のタイム差とほぼ同じもの…。
この両者の言い合いのホントの内容が公になることはないのでしょうが、トマックからするとバーシアとのタイムロスがなければ3位にも手が届き、ランキング首位浮上のチャンスでもありました。逆にバーシアからすると最初の接触はトマックからだろ! という感情面がぶつかりあったものであったと推測できます。
今季のバーシアはマシンセッティングやライディングのアドバイスをAMAレジェンド、ライアン・ビロポートから受けることもあるそうで力になっていると語り、今季は自身もマシンも調子がよく、以前のようなアグレッシブなライディングを取り戻しているとのコメントも。
タイトル争うバーシアとトマック。この遺恨が今後のタイトル争いに悪い影響を及ぼさないと良いなと思う反面、ギラギラしたライバル関係がシリーズを盛り上げてくれることも期待していきたいです。
450SXハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第6戦 サンディエゴ
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