新編集版レースハイライトまとめ&リザルト雑感|2020 AMAスーパークロス 第4戦 グレンデール
2020 AMAスーパークロス 第4戦 グレンデール。今大会、メインレース3レース制「トリプルクラウン」大会として今季初開催。ヒートレースは行われずにタイムドプラクティスの順位(上位18名)と敗者復活LCQレース(上位4名)のみでメインレース(合計22名)進出が争われることに。アリゾナ州の乾燥した空気が影響しコースは例年ハードパック。滑りやすい路面とリズムセクション攻略がポイントとなりました。
公式ハイライトビデオをシェアしてきましたが、今季は新たな取り組みとしてリリースされている独自映像&スロー映像を効果的に使用した、別バージョンの新レースハイライトといえる公式ビデオをまとめました。リザルト雑感と併せて、エンジョイ!
【450SX 総合リザルト】
1. Ken Roczen (HON),(1-1-1) – 完全復活を改めて強く印象づけた今季2勝目はトリプルクラウン大会450SXクラスで3レース完全制覇初達成のおまけつき。フープスでの安定感とスピードはこれまでのラウンドと異なり、トマック相手のバトルでも大きなアドバンテージに。2度の赤旗再スタートがロクスンに味方した印象もありましたが、集中力を切らさずに好スタートを揃えたロクスンの良い面ばかりが突出したかのような好レースを3レースで披露。
2. Eli Tomac (KAW),(2-2-3) – 好調ロクスンとの差を縮めれずに2位。調子は良いとのことで順位やランキングにも現時点では満足とのコメント。これまでのシーズンのように負傷を抱えていないコンディションもあり、例年よりもリラックスしている印象。
3. Jason Anderson (HUS),(5-3-2) – 開幕からトップ5以内を続ける唯一の2018 SX王者。今回のリザルト同様に調子は上向きとのこと。アンダーソンが表彰台圏内をレース通してキープ出来ればシリーズの流れがまた変わってくる可能性大です。まだまだ本来のキレあるライディングには程遠い印象が気になりますが…。
4. Cooper Webb (KTM),(8-5-4) – フープスを中心に精彩を欠くライディングが続くディフェンディングチャンピオン。持ち前の勝負強さを首位バトルで発揮できるのはいつになるのでしょうか? 開幕時から感じていましたが、昨年よりも少々ふっくらした印象も受けますが…調整不足?
5. Justin Barcia (YAM),(6-8-7) – 前戦に引き続きマシンセッティングに課題を残したとコメント。パッシングポイントも限られ追い上げも思うように出来なかったとのこと。インターバルにマシンテストに励むとのこと。
6. Justin Brayton (HON),(7-7-9) – トリプルクラウン大会を得意としてきたブレイトンですが、スタート失敗もあり好ラップタイムを活かせず。
7. Malcolm Stewart (HON),(4-14-6) – 不運もありましたが、スタート決まれば上位でしぶといレースを見せる姿は更に上位を期待してしまいます。
8. Adam Cianciarulo (KAW),(3-6-17) – メインレース3での転倒で尾骨にダメージを負いますが、次戦も出場。決勝3レース制のモンスターエナジーカップでの優勝のようにはうまくいきませんでした。ルーキーながら4戦連続タイムドプラクティス最速ラップ記録する実力がいつ本番でも発揮されるのか?引き続き注目です!
9. Aaron Plessinger (YAM),(11-9-8) – 今季最上位。250時代のようなライディングを期待されるだけに物足りないレースが続きます。
10. Blake Baggett (KTM),(12-4-14)
11. Martin Davalos (KTM),(10-16-5)
12. Justin Hill (HON),(9-13-10)
13. Dean Wilson (HUS),(16-10-11)
14. Vince Friese (HON),(13-12-12)
15. Tyler Bowers (KAW),(15-15-13)
16. Zach Osborne (HUS),(19-18-15)
17. Ryan Breece (SUZ),(17-17-18)
18. Chris Blose (HON),(22-11-22)
19. Alex Ray (KAW),(20-20-16)
20. Chad Reed (HON),(18-19-19)
21. Justin Bogle (KTM),(14-22-21)
22. Jerry Robin (HON),(21-21-20)
【450SX ポイントランキング 4 of 17】
1. Ken Roczen (HON), 92 points(2勝)– 8点差リードへ!
2. Eli Tomac (KAW), 84(1勝)
3. Justin Barcia (YAM), 81(1勝)
4. Jason Anderson (HUS), 78
5. Cooper Webb (KTM), 72
6. Adam Cianciarulo (KAW), 71 – 21点ビハインド。まだまだシリーズ序盤ですがタイトル争いボーダーラインはここでしょうか?
7. Justin Brayton (HON), 63
8. Malcolm Stewart (HON), 62
9. Blake Baggett (KTM), 55
10. Zach Osborne (HUS), 53
11. Aaron Plessinger (YAM), 46
12. Justin Hill (HON), 46
13. Vince Friese (HON), 43
14. Dean Wilson (HUS), 43
15. Martin Davalos (KTM), 31
16. Justin Bogle (KTM), 24
17. Tyler Bowers (KAW), 20
18. Chris Blose (HON), 17
19. Chad Reed (HON), 15
20. Alex Ray (KAW), 10
【250SX 総合リザルト】
1. Austin Forkner (KAW),(1-1-3) – 今季2勝目。昨年もトリプルクラウン大会を制しており好スタートから序盤のスピードに定評あるライダーだけに好相性ということか。スタートと今季課題のフープス攻略をチームと取り組んできたとのコメントも。
2. Dylan Ferrandis (YAM),(2-2-2) – ライディングは好調も課題のスタートが決まらずに総合2位。短い周回数で争われるトリプルクラウン大会だけにスタート失敗がお大きく響く形に。
3. Michael Mosiman (HUS),(4-4-6) – キャリア初表彰台。昨年から順調に上位で存在感示すライダーに育っています。
4. Brandon Hartranft (KTM),(5-6-4) – TLD KTM入りで才能花開いたライダー。連続表彰台は途切れるもコンスタントに上位フィニッシュを続ける実力は本物でしょう。
5. Jacob Hayes (HUS),(6-5-5) – 元アリーナクロス王者。プライベート体制ながら大健闘。
6. Mitchell Oldenburg (HON),(7-7-7)
7. Alex Martin (SUZ),(8-8-9)
8. Derek Drake (KTM),(10-3-13)
9. Justin Cooper (YAM),(17-9-1) – 若さ露呈、やってしまいました…。メインレース3ではポイントリーダーの意地を見せましたがタイトル争いは急接近。
10. Luke Clout (HON),(13-12-8)
11. Carson Brown (HUS),(11-13-11)
12. Robbie Wageman (YAM),(16-11-12)
13. Martin Castelo (HUS),(12-14-14)
14. Killian Auberson (HUS),(15-16-10)
15. Jay Wilson (YAM),(14-10-8)
16. Aaron Tanti (YAM),(9-17-17)
17. Christian Craig (HON),(3-22-22) – メインレース2の転倒で手の指骨折。ガイコホンダ250ウエストは全滅。復帰はローレンスとともに、3月後半のシアトルSX予定。
18. Michael Leib (HUS),(19-15-15)
19. Mitchell Falk (HON),(18-18-16)
20. Cheyenne Harmon (HON),(20-19-19)
21. Logan Karnow (KAW),(22-20-20)
22. Ludovic Macler (KAW),(21-21-21)
【250SXウエスト ポイントランキング 4 of 10】
1. Justin Cooper (YAM), 86 points(1勝)– 3点差に…。
2. Dylan Ferrandis (YAM), 83(1勝)
3. Brandon Hartranft (KTM), 77
4. Austin Forkner (KAW), 76(2勝)- 22点差のタイトル争い黄信号から10点差に最接近!
5. Alex Martin (SUZ), 66
6. Michael Mosiman (HUS), 62
7. Jacob Hayes (HUS), 62
8. Mitchell Oldenburg (HON), 55
9. Luke Clout (HON), 48
10. Derek Drake (KTM), 48
11. Jett Lawrence (HON), 46
12. Carson Brown (HUS), 45
13. Killian Auberson (HUS), 39
14. Robbie Wageman (YAM), 35
15. Christian Craig (HON), 29
16. Martin Castelo (HUS), 29
17. Aaron Tanti (YAM), 27
18. Jay Wilson (YAM), 26
19. Michael Leib (HUS), 22
20. Cameron Mcadoo (KAW), 17
450SXハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第4戦 グレンデール
250SXウエストハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第4戦 グレンデール
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