SX公式ドキュメント|『Supercross Rewind』激烈バトル「カーマイケル VS. リード」2003
【2018年8月9日の記事を再編集】
AMAスーパークロス公式発ビデオシリーズ『Supercross Rewind』。貴重な舞台裏映像満載のドキュメント形式で、レースやライダーに迫ります。
今回は、2003年シーズン。リッキー・カーマイケルとチャド・リードとのバトルをフィーチャー。オーストラリア人でMXGP参戦を経てAMA参戦2年目、プレミアクラス参戦初年度のリードが王者カーマイケルをシリーズ終盤に連勝で追い詰めるという、緊張感ある見どころ多いシーズンでした。
2003年 AMAスーパークロス第14戦 アービング 250ccメインレース。当時の2ストロークマシンならではの瞬発力あるライディングとエンジンサウンドのチェックもお忘れなく。エンジョイ!
15年前の若さ溢れるキレッキレな両者のライディングと闘争心むき出しな激烈バトル! 現在のトップライダー達とも異なるギラギラな目つきにもシビれます。
このレース、個人的にも印象深いレースではっきりと内容覚えています。フープス直後の90度左コーナーでのリードのコーナースピードは衝撃的でした! ちなみに、3位表彰台はエルネスト・フォンセカ。
シリーズ終盤にリード6連勝、カーマイケルは6戦連続2位。ルーキーだったリードの序盤戦での取りこぼしの影響もあり、シリーズタイトルは僅か7点差でカーマイケルが獲得。このレース後以降からカーマイケルの勝てないイライラは頂点に… リード所属のヤマハチームと険悪なムードになることもありました。
15年前のカーマイケル! スリムな体型と負けレース後の悔しさ滲ませる表情は現在の温厚な姿からは想像できません。
これは非常にレアなリードとスチュワートの勝利を称え合うシーン。スチュワートは、125ccウエストで優勝し、初タイトル獲得。リードのAMA参戦初年度の2002年からリードとスチュワートの因縁はスタートしていただけに、その後の両者の歴史を知る者にとってはサプライズ感満載の瞬間でした。