Gモト|PADDOCK WALK スペシャル「笠井杏樹」
Gモト目線で「観戦が楽しくなる〇〇」をピックアップするパドックウォーク。 今回は昨年「全日本モトクロス選手権 第6戦 関東大会」で出会った「笠井杏樹」さん。
楽しい全日本、土曜日にカメラ片手にブラブラと歩いていると・・・ ダンロップさんのウェアを着た女性スタッフさんを発見! その場で取材をお願いしお話を伺いました。 とても興味深いお話が・・・。
ダンロップタイヤ技術本部に所属されている笠井さん。 全日本モトクロスでお会いする女性スタッフさんで ”技術屋” さんというのは稀。 これだけでも興味深いのに、お話を伺っていくとさらに興味深い経歴をお持ちでした。
現在、23歳の笠井さん「バイク歴は高校3年生18歳からで、6年目」。そして「TOHO Racing Club」からST600に参戦するロードレーサーとのことでした!
6年でここまで駆け上がるのは素晴らしい、世のバイク女子の皆さんとクロスオーバーする夢がある。
「私は国立の高専に入学しました。勉強、テストもありバイクとの両立も大変でした。でもバイクがあるから勉強もがんばれましたし、バイクが楽しかったので18歳から現在まであっという間でした。」
Gモトクルー、この事を取材後にオフロードビレッジに来る ”笠井さんと同世代のバイク女子” 達に話してみたところ、目を輝かせていました。 笠井さんの経歴はきっとバイク女子の明るい未来になるのではないでしょうか。
「ロードは路面にグリップした状態で走りますが、オフロードは滑る事が基準なのでタイヤを作る上での基準を作るのが一番大変。あとは構造ではなくブロックで作るので、やり甲斐があります。一緒に仕事するライダーもガッツがあるから楽しいです。」 とてもイキイキ話していただき、聞いている私も楽しくなってきました。
全日本モトクロスの事前テストでは「私もダートの練習もするので、モトクロスライダーのコメントが理解できるようになりました。私の強みです!」。
「さっきもお話ししましたが、勉強とバイクの両立って難しい。学校を辞めてしまう子が多いんです。辞めずに続けて就職し、レースの現場に来る女性を増やしたい。私の活動をダンロップを通じて発信する事で仲間が増えたらと思いますし、今後は私自身も乗って開発していきたいです。」 お忙しい中、貴重なお時間をいただきお話を伺いました。
Gモトは”キーワードを女性の〇〇”を主にして取材していますが、またお1人追い続けたいライダーに出会えました。 笠井さんのような女性が増えることで環境が向上し発展していくのではと強く感じます。2023年、可能な限り笠井さんを追いかけていきます!
いかがでしたでしょうか? Gモト目線パドックウォーク。 今回のパドックウォークはここまで。 全日本モトクロス観戦が楽しくなる〇〇探しはまだまだ続く。
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