AMAスーパークロス事件簿｜特大マルチクラッシュ＠2018アーリントンSX

by SetagayaRacing · Published 2018-02-21 · Updated 2018-02-21

2018 AMAスーパークロス第7戦アーリントン（ダラス）。シリーズも中盤戦に突入し、東西に分かれて行われる250SXクラスではイーストシリーズが開幕しました。

波乱の2018年シーズン引き続きという展開で、接触ともなう激しいバトルやハプニングも多かった一戦。最大の事件が250SXイーストのメインレーススタート直後に発生した特大マルチクラッシュ。

以下、映像で衝撃の瞬間をプレイバック！

@ s p e e d

メインレース出場ライダーの約半数が何かしらの形で巻き込まれているこのマルチクラッシュ。プロサーキットカワサキのマーティン・ダバロスに後続のライダーが追突した形で発生。運悪くダバロス含む、上位勢は接触のはずみでコース外のタフブロックまで叩きつけられることに…

転倒者の中に骨折等の大怪我はなかったのは不幸中の幸いも、タイトル候補の一人ダバロスはリタイア。短期決戦の250SXクラスでは非常に厳しい開幕戦となりました。

1990年代に多く見られたスタート直後の90度左コーナー。スタートストレートが長いことも影響して、通常の180度コーナーよりも高速のまま進入しやすいクランク状（1〜2コーナー）レイアウトだったことも特大マルチクラッシュを誘発させる原因のひとつだったのでしょう。