モトゴシップ｜ジェレミー・マーティン全日本モトクロス最終戦MFJ-GP参戦
この度、ガイコホンダと2018〜2019年の2年契約延長を発表したV2 AMAモトクロス王者ジェレミー・マーティン。そのリリース内で気になる情報がいくつかあるのですが、日本のレースファンとしては見逃せない記載が…
「Martin will begin testing the new 2018 CRF250R next week in California, and he is also scheduled to go to Japan to race the bike in a round of the All-Japan Motocross Championships in October.」
引用：Geico Honda PR
抄訳すると、10月から2018 CRF250Rのテストを開始し、同月の全日本モトクロス選手権へ参戦するとの内容。
9月25日午前時点で国内発表ありませんが、10月21、22日に宮城県スポーツランドSUGOで開催される全日本モトクロス選手権 MFJ- GP、IA2クラス参戦決定済ということでしょう。
2014、2015年のAMAモトクロス250MXクラスV2王者のマーティン。2015年にも全日本モトクロス選手権 MFJ- GP スポーツランドSUGO IA2クラスへ参戦しており、同じくスポット参戦のティム・ガイザーや勝谷武史選手とのバトルを記憶している方も多いことと思います。
マーティンのガイコホンダとの二年契約更新の内容は「250クラス」、スポットで450クラスにも参戦の可能性というもの。移籍当初は今季AMAモトクロスから450クラスにステップアップという内容でしたが、今回発表された契約内容によると450クラスステップアップはかなり先送りされた印象。
フルモデルチェンジした2018 CRF250Rでのレース参戦にホンダはより注力すると見られており、ガイコホンダ監督がマイク・ラロッコから、ホンダファクトリー監督のダン・べトリーに変更という人事異動も行われました。今季AMAスーパークロス450SXクラスのデイトナにスポット参戦し、いきなり2位表彰台登壇の印象も強いマーティンだけに450クラスでの活躍を早く見たい気もしますが、リリース内では450ステップアップ前にキャリア再構築とニューマシンへの高い期待も250クラス残留の理由として語られています。以下、2018 ガイコホンダチーム体制です。他にも水面下で逸材獲得の動きもあるとかないとか…
【2018 ガイコホンダチーム体制】
- ジェレミー・マーティン
- クリスチャン・クレイグ
- RJ・ハンプシャー
- チェイス・セクストン
- キャメロン・マカドゥー
話をマーティンの全日本モトクロス選手権最終戦MFJ-GP参戦に戻すと、例年よりも外国人ライダー参戦の情報や正式発表少ない傾向の中、実現すれば嬉しいビッグニュース。今年も世界最高峰ライダーのライディングが日本で見れるのは嬉しい限り！
他にも欧米レースシーンからの興味深い参戦情報もいくつかあるようです… 今後の情報にも注目していきましょう。
モトゴシップ｜V4 ウーメンズ世界王者キアラ・フォンタネージ 全日本モトクロス選手権 最終戦参戦へ
Honda Racing Corporation
