最後のホールショット!引退レースでみせたアンドリュー・ショートのミラクルホールショット劇
2016年シーズン限りでの引退を表明していた、アンドリュー・ショート(KTM)のラストレース。迎えた最終戦 アイアンマン450MXクラス モト2、レースキャリア最後の最後で見せた「ミラクル!」一部始終、見届けましょう!
事前情報としてはスタートを得意とし、シリーズでのホールショット獲得回数1位「ホールショット王」の記録もあるショート。これまでのレースキャリアを見てきたレースファンなら「ショート=ホールショット」のイメージを持っている方も多いと思います。
さらに直前情報! この引退レース直前のサイディングラップ中に、リアのエアサスペンションの空気が漏れるトラブル発生! 急遽、スターティングライン上で修復作業が行われての引退レースのスタートとなるのでした。
そして…
(リンク不調の際はコチラでも)
ジーン… 鳥肌!!
「ショーティー!!」との中継解説担当のラングストンの大絶叫も納得のホールショット獲得劇!
レースキャリア最後の引退レースでの「激烈ホールショット」しかもアウトから。この「持ってる感」素晴らしすぎる。
流れ的には感傷的な精神状態も予想される引退レースのスタート直前に、サスペンショントラブル発生… テンションがた落ちですよ、普通。最悪の場合、スタートすら出来ない可能性も目の前で起こっているのですから… で、そこからのホールショット劇! いくらスタート得意なショートとはいえ「ミラクル感」半端じゃありません! スキルを超越した「何か」が作用してたと考えるのが普通でしょう!
ホールショット獲得後ですが、直後にリアサスペンションに再びトラブルが発生し、オープニングラップでリタイアという引退レースになりました。残念な結果ではありましたが、レースファンとしては、どんな形にせよ、ショートが最も輝いた瞬間を引退レースで見れたことは幸せなことです。
- 最終戦での結果、総合16位(13-リタイア)
- シリーズランキング9位(全戦出場、最上位 総合6位)
上記結果で現役最後のシーズンを終えました。「ありがとー!」「お疲れ様〜」ショート!