MXGP事件簿:王者ハーリングス相手にバトルを繰り広げたGPデビュー戦ホルヘ・プラド(15歳)

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sr160830prado KTM Images/Red Bull Content Pool

 

2016 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ Rd.16 オランダGPでの最大のサプライズといえば、GPデビュー戦となったホルヘ・プラド(KTM)15歳の大活躍!

 

当初の予定ではベルギーGPがデビュー戦となるはずでしたが、直前の負傷によりオランダGPでのデビューに延期された経緯がありました。

 

予選レースから全レースでホールショット、トップ快走(予選レース1位)。決勝レース2に至っては、チームメイトでもあり、MX2 ポイントリーダーで「サンド世界最速」の名をほしいままにするジェフリー・ハーリングス(KTM)とバトルを展開し、レース中盤までトップの座を死守。抜かれても抜き返すガッツ溢れるライディングは大きな話題に。

 

驚異の大型新人、プラド VS ハーリングスのバトルハイライトビデオをシェア。プロデビュー戦、15歳にしてこの男気! エンジョイ!

 

 

こんな15歳… 中学生… シビれます!

 

ハーリングスに抜かれても、再び貪欲にトップを奪い返したアグレッシブさに感動! 素晴らし過ぎます。若さ? 運? だけではないのは、ハーリングス相手に10分以上トップを走り続けてきたことが証明しているかと。

 

これまでもプラドの活躍はニューモトでもシェアしてきましたが、若干14歳にしてヨーロッパ選手権 125cc 王者、KTMとの2020年までの長期契約、AMAスーパークロス参戦意向表明等、話題に事欠かない逸材ではありましたが、デビュー戦でハーリングス相手にここまでの活躍を見せるとは誰もが想定外だったのではないでしょうか?

 

バトル中のハーリングスのジェスチャーは、疲れが見えてきているプラドに対して「クールダウン」を促す為のものだったとハーリングスはコメントしていますが…

 

若干15歳のプラド。当然のように今後のレースプランが話題に上がるのですが、2017年はこのままMX2 クラスに参戦。順調に行けば本人の意志を尊重し、2018年にアメリカへ渡り、AMAチャレンジ開始説があります。2018年でも17歳!

 

これからの世界のモトクロスシーンを代表するであろうライダーのデビュー戦での活躍、お忘れなく!

 

 

 

pc: KTM Images/Red Bull Content Pool


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