【TV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 14 セントルイス
2016AMAスーパークロスRd.14 セントルイス のTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載の約2時間に。エンジョイ!
今回のラウンド、放映権を持つFOXチャンネルが通常のFOXスポーツではなく、メインのチャンネルでライブ中継を行うということで、日中の開催。中継内でもスーパークロスの歴史やハイライトが紹介され、いつもと違った雰囲気に。コースは例年、シリーズ内でベストダートと呼び声高いサンド混じりの軟質土で、トラクションの良さからラインを入れ替えてのバトルも多く見られました。
【450SX リザルト】
1. Ryan Dungey (KTM) – 今季8勝目、SX通算30勝!珍しくセミレースからのメイン進出ながらもスタート直後からの首位をキープ。猛追のロクスンにパスされる場面も次のコーナーでしっかりとインを差し返す冷静さ。3戦連続でロクスンとのバトルを制したスピードとメンタル面の強さ。圧巻です。
2. Ken Roczen (SUZ) – フラストレーションが溜まる負け方… コメントにもありましたがパスした直後のコーナーでフープスへの進入もあり、インを抑えきれなかったとのこと。あそこでのダンジーのパッシングを防げれば… ベストラップ記録。
3. Jason Anderson (HUS) – 好調引き続き。ロクスン転倒後、2位走行も最後の最後で自滅… 残念な結果も、3戦連続のダンジー、ロクスンに次ぐ3位表彰台。3位バトル中のブレイトンへのアグレッシブパスが問題に。アンダーソンは非を認めているようですが…
4. Justin Bogle (HON) – 450キャリア最上位! 欠場から復帰後、好スタートを度々見せライディング面でも徐々に噛み合ってきているとのコメント通りのパフォーマンス。スーパークロスを得意とするライダーなのでシリーズ終盤戦での更なる活躍に期待。トップ3まで20秒差。
5. Trey Canard (HON) – レース後のコメントでは好調を維持しているそうですが、スタートが決まりません… 1コーナークラッシュに巻き込まれてからの追い上げ。
6. Chad Reed (YAM) – スーパークロス参戦200レース達成!
7. Eli Tomac (KAW) – スタート1コーナーでのマルチクラッシュの原因。プラクティス最速タイムも噛み合わないレースが続きます。
8. Joshua Grant (KAW) – 久々の上位走行もブレイトン転倒時にトリプルジャンプを飛び、ペナルティで2順位降格。
9. Justin Brayton (KTM) – 温厚なブレイトンですがアンダーソン相手に「激おこ」。アンダーソン包囲網が出来つつあります。
10. Mike Alessi (HON)
11. Justin Barcia (YAM)
12. Blake Baggett (SUZ)
13. Jacob Weimer (SUZ)
14. Broc Tickle (SUZ) – 不運。アンダーソンから八つ当たりが…
15. Marvin Musquin (KTM) – 手の負傷から復帰戦。派手なクラッシュありながらも走行続けますがレース終盤にホールショットデバイスのトラブルでピットストップ。更に順位を下げることに。
16. Weston Peick (YAM)
17. Vince Friese (HON)
18. Christophe Pourcel (HUS)
19. Nicholas Wey (KAW)
20. Nicholas Schmidt (SUZ)
21. Alex Ray (HON)
22. Jeff Alessi (HON)
【450SX ポイントランキング(After 14 of 17 races)】
1. Ryan Dungey (KTM) – 328 – 次戦でロクスン相手に2ポイント以上の差をつけることが出来ればタイトル確定。ダンジー優勝で自力タイトル決定劇に。
2. Ken Roczen (SUZ) – 280
3. Jason Anderson (HUS) – 260
4. Eli Tomac (KAW) – 226
5. Chad Reed (YAM) – 208
6. Marvin Musquin (KTM) – 188
7. Cole Seely (HON) – 173
8. Justin Brayton (KTM) – 161
9. Trey Canard (HON) – 154
10. Jacob Weimer (KAW) – 114
【250SXイースト リザルト】
1. Jeremy Martin (YAM) – シリーズ初の2勝目達成ライダーに。珍しくホールショットから確実にリードを築き独走で優勝。タイトル争い、まだ諦めないとのこと。
2. Aaron Plessinger (YAM) – スタート失敗、マルチクラッシュの影響受けるもオープニングラップ終了時には3位浮上! マケラス攻略に時間がかかりパスした後は2位キープのレースに。
3. Shane McElrath (KTM) – シーズンオフの負傷から本来のパフォーマンスに戻りつつあります。今季2度目の表彰台へ。
4. Rj Hampshire (HON) – スタート失敗、マルチクラッシュの影響も後方から確実に追い上げ今季最上位。
5. Gannon Audette (KAW) – プロサーキット代役ライダー、オープニングラップの不運な転倒ありながらもしぶとく追い上げ。
6. Anthony Rodriguez (KAW)
7. Alexander Frye (KTM)
8. Malcolm Stewart (HON) – 3度の転倒… バタバタのレース。かろうじてポイントリードは守りましたが、スチュワート家のDNA(残念な方の)が出てしまいました。シリーズ終了後、タラレバのレースにならなければよいのですが…
9. Tyler Bowers (KAW)
10. Paul Coates (HON)
11. Benny Bloss (YAM)
12. Matthew Bisceglia (SUZ)
13. Justin Starling (KAW)
14. Dakota Alix (KTM)
15. Martin Davalos (HUS)
16. Darryn Durham (YAM)
17. Henry Miller (HON)
18. Joshua Cartwright (YAM)
19. Jimmy Albertson (SUZ)
20. Daniel Herrlein (HON)
21. Cedric Soubeyras (KAW)
22. Gradie Featherstone (KAW)
【250SXイースト ポイントランキング (After 6 of 9 races)】
1. Malcolm Stewart (HON) – 115 – 1点差!
2. Aaron Plessinger (YAM) – 114
3. Jeremy Martin (YAM) – 99
4. Martin Davalos (HUS) – 83
5. Tyler Bowers (KAW) – 78
6. Gannon Audette (KAW) – 77
7. Rj Hampshire (HON) – 77
8. Shane McElrath (KTM) – 73
9. Justin Hill (KTM) – 63
10. Matthew Bisceglia (SUZ) – 58
次戦、Rd.15 フォックスボロSX は4月23日開催です!