【TV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 11 デトロイト
2016AMAスーパークロスRd.11 デトロイト のTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載の約2時間に。エンジョイ!
散水が必要だったほどの乾燥したコースコンディションは西海岸カリフォルニアでのレースのようだったと多くのライダーが声を揃えるようにハードパックで砂利も浮く、難しいコンディション。このラウンドもコース上の石でパンクするライダーが…
【450SXリザルト】
1. Jason Anderson (HUS) – ダンジーへのペナルティにより繰上げ優勝は今季2勝目。久々にスタート上位でオープニングラップ4番手と。スピードや追い上げてこれる力はある選手なのでスタート決まりだすと表彰台連発、そして優勝の確立も高まってくるでしょう。繰上げ優勝に関してはコチラの記事参照下さい。
2. Marvin Musquin (KTM) – プラクティストップタイムから4戦連続表彰台もラスト2ラップで転倒という内容。アンダーソンに先をゆずる結果に。この転倒がなければムスキャンが繰上げ優勝で450SXキャリア初優勝となっていた可能性濃厚と考えると痛いミスでした。しかし、スタートから好調維持する様子は自力での初優勝間近を感じさせるには充分なパフォーマンスでした。
3. Ryan Dungey (KTM) – まさかのペナルティ…コチラの記事参照下さい。海外メディアではコメントもありましたがリンク先のデコスタ監督のコメントと同内容に。ペナルティの可能性は把握しながらも集中してレース続行したとのこと。ベストラップはダンジーが記録。
4. Chad Reed (YAM) – まずまずのスタートからブレイトンのリタイアもあり4位。スタートで遅れると追い上げに苦戦しますがスタート出れればまだまだ… 期待したいです。
5. Eli Tomac (KAW) – 追い上げもままならぬ精彩を欠くレースが続きます。
6. Ken Roczen (SUZ) – 前戦の優勝もプラクティスで転倒の影響もあったのか? ペースも上がらず。リリースでは本来得意のフープスで苦戦したとのこと。スタート出遅れが目立つ今シーズン、厳しい…
7. Weston Peick (YAM) – 今季最上位。シーズン序盤で負傷した腕が回復段階で調子上向きとのこと。
8. Trey Canard (HON) – ヒートで勝利もメインでは相変わらずかみ合わない展開が続きます。接触転倒のバゲットとはレース後に一悶着あったそうです。今季最上位が5位。そろそろ結果が必要でしょう。
9. Mike Alessi (HON) – 今季初のトップ10入り。今季最上位。
10. Justin Bogle (HON) – スタート失敗。450同期ルーキーのムスキャンとは大きく水を開けられた形に。
11. Cole Seely (HON) – 好スタート、調子は上々もオープニングラップのクラッシュで台無しに。フープスでバランス崩しブレーキミス…
12. Josh Grant (KAW) – モンスターエナジーカワサキ加入後、初レース。
13. Vince Friese (HON)
14. Phillip Nicoletti (YAM)
15. Nicholas Wey (KAW) – 現役復帰後の地元レース。ヒートでマシントラブル。エンジン載せ替えてLCQからメイン進出。
16. Nicholas Schmidt (SUZ)
17. Cody Gilmore (KAW)
18. Justin Brayton (KTM) – レース終盤まで今季ベストの4位走行も不運なパンクでリタイア。
19. Blake Baggett (SUZ) – 今季ベストの7位走行も不運なパンクでリタイア。
20. Kyle White (HON)
21. Jeff Alessi (HON)
22. Jacob Weimer (SUZ) – 肩を負傷…
【450SX ポイントランキング(After 11 of 17 races)】
1. Ryan Dungey (KTM) – 253 – ペナルティの順位降格による5ポイントのロスも2位に39点差。
2. Ken Roczen (SUZ) – 214 – 厳しい…
3. Jason Anderson (HUS) – 200
4. Eli Tomac (KAW), 186
5. Marvin Musquin (KTM), 178
6. Cole Seely (HON), 173
7. Chad Reed (YAM), 160
8. Justin Brayton (KTM), 128
9. David Millsaps (KTM), 105
10. Trey Canard (HON), 104
【250SXイースト リザルト】
1. Malcolm Stewart (HON) – 今季初優勝でポイントリーダーへ! 体調不良もプラクティスからヒート、メインと全て1位。レース内容も他を寄せ付けず完璧な内容。前回トップ走行のデイトナSXの時とは別人のようなライディング。ベストラップも記録。レースの合間には実兄、ジェームズ・スチュワートから電話でアドバイスも受けていたとのこと。
2. Aaron Plessinger (YAM) – 今季最上位。トロントSXでのマルチクラッシュによる負傷と長引く体調不良で本調子ではないものの確実に表彰台へ。
3. Shane Mcelrath (KTM) – 今季初表彰台。シーズンオフの腕の骨折により調整不足のまま迎えたシーズン、ここから調子を上げてくることでしょう。
4. Tyler Bowers (KAW) – スタート1コーナーでのマルチクラッシュから追い上げ。ヒートでも勝利し、調子は上向き。
5. Martin Davalos (HUS) – 前戦トロントSXでのビザ問題での欠場もあり、タイトル争いに向けて勝利が欲しいところでしたが追い上げ途中に自らのミスによる転倒もあり5位まで。
6. Gannon Audette (KAW)
7. Rj Hampshire (HON)
8. Paul Coates (HON)
9. Cedric Soubeyras (KAW)
10. Jesse Wentland (HON)
11. Anthony Rodriguez (KAW)
12. Matthew Bisceglia (SUZ)
13. Jeremy Martin (YAM) – ポイントリーダーとして迎えた一戦、スタート1コーナーでのマルチクラッシュから追い上げ。ハンドル周りのダメージもあり再び転倒、ピットイン。大きく取りこぼしましたが、まだまだ挽回可能。
14. Daniel Herrlein (HON)
15. Justin Starling (KAW)
16. Jacob Williamson (KAW)
17. Dylan Slusser (YAM)
18. Gradie Featherstone (KAW)
19. Benny Bloss (YAM)
20. Martin Castelo (HON)
21. Arnaud Tonus (KAW) – 好スタートから上位走行もフープスで転倒。肩を負傷との情報。MXGPからAMA挑戦も不運が続きます。
22. Alexander Frye (KTM)
【250SXイースト ポイントランキング (After 4 of 9 races)】
1. Malcolm Stewart (HON) – 80 – 波乱続きの250SXイースト新ポイントリーダーに。キャリア初のポイントリードです!
2. Jeremy Martin (YAM) – 73 – 7点差、まだまだ射程圏内。
3. Aaron Plessinger (YAM) – 67
4. Justin Hill (KTM) – 63 – 中継冒頭のレポートにもあったようにプラクティス時に転倒。頭を強打で出走出来ず。肩のダメージも深刻では? との情報も。
5. Martin Davalos (HUS) – 61 – ギリギリで踏みとどまりますが勝ち続けないと…
6. Tyler Bowers (KAW) – 53
7. Rj Hampshire (HON) – 44
8. Matthew Bisceglia (SUZ) – 41
9. Jesse Wentland (HON) – 41
10. Gannon Audette (KAW) – 41
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