【デトロイトSX事件簿！】T・カナード、J・ワイマー負傷…
2015AMAスーパークロスRd.12 デトロイトでの450SXセミファイナルでの出来事。不運な状況が重なった結果なのですが…。レベルを問わずにレース中、特にスタート直後にどこで起きても不思議ではないクラッシュです。
リプレイ映像で確認出来るのが、ミスをしたワイマーにカナードが後方から突っ込んでしまったクラッシュ。ジャンプをミスしたワイマーが失速の際にラインを左にそれた所にカナードが追突という結果に。
このケース、場所がSXコースというのは別として、レースのスタート直後に起こりやすいクラッシュの典型だと思います。ギリギリの所を攻めていけるからプロで成功出来るという事実もあるのでしょうが、このクラッシュの結果だけを見てしまうと、様々なケースでの判断・決断の連続の一つとして、どちらが良いとか悪いは抜きに、このクラッシュから学べることも多いと思います。
怪我の状況は両者共に公式発表は現時点でありませんが、カナードは左腕の前腕骨折、ワイマーは右腕の上腕骨折ではとの情報も。
以前は逆の状況でトリプルジャンプを飛ばなかったカナードにモレスがジャンプで追突し、背骨骨折の大怪我を負ってしまったカナードにとっては皮肉な結果に。怪我の呪縛から逃れられない印象のカナード、不運としか。
