Gモト|ビハインド・ザ・ゲート「小島庸平」vol. 4
ビハインド・ザ・ゲート鈴鹿編。2025年第一弾は、バイクに乗って笑顔になる・プロを目指して本気で速くなるをコンセプトに活動している「クラブベルズ」をご紹介します。クラブベルズはベルズレーシング小島庸平選手が主催・運営されていらっしゃいます。
対象年齢は3歳から15歳で、モータースポーツ都市「鈴鹿市」ならではの素晴らしい「親子でスポーツとして取り組める」環境が整っています。
雰囲気は☝️な感じ。毎回、鈴鹿に取材に行くと私が感じる「雰囲気」です。クラブベルズのコンセプト通りな素敵な空気感です。この感じ大好きです!
今回は「エンジョイクラス (かめ・うさぎ)」クラスの取材をさせていただきました。このクラスのコンセプトは・・・楽しくバイクに乗って笑顔になる。同世代の子供達と交流し、輪を広げて仲間を作る。しっかりあいさつが出来る子になる。結論を先にお伝えすると「そのとうり」の子供達と1日楽しく過ごす事ができました。
何故か?カメラを向けると、みんなポージングする。笑 乗らない子供達も縄跳びしたりアウトドアな遊びをしてます。青空と、芝生と、土(コース)がとても良い感じでマッチング。乗る子も乗らない子もノビノビ。
子供達は夕方、日が暮れるまで(今日はおわりーって言われるまで)夢中でバイクに乗っていました。ライダーと親御さんが同じ目的を共有し、ライダーの目線を大切にし、モトクロスに取り組む。私も1日夢中に取材できました!楽しかった。
この「クラブベルズ」を支えるお二人のインストラクター。内野さんと水野さん。エンジョイクラスの子ども達の成長をサポート。 お二人にお話を伺いました。
Gモト:水野さん、どうしてクラブベルズのサポートをされようと思われたんですか?
水野さん:そうですね。オフロードが好きで、身近に小島選手がおったからかな。
Gモト:実際に関わってみていかがでしたか?
水野さん:楽しいですよ!すごく楽しいです!子供達が元気に走る姿を見ていて楽しです。
Gモト:水野さんが子供達と関わることで「こうなってくれたら良いな」って思う事はありますか?
水野さん:それこそ、レースに出場して活躍してくれると嬉しいですね。
Gモト:今後もこの活動を継続していかれますか?
水野さん:そうですね。私のできる限り続けていきたいと思います。
Gモト:内田さん、どうしてクラブベルズのサポートをされようと思われたんですか?
内田さん:幼い時から小島選手とお付き合いがあって、現在、こういうスクールっていう組織がないので、私なりに協力しています。モトクロス人口を増やしていかないと全日本モトクロスも盛り上がっていかないというところでお手伝いすることになりました。
Gモト:実際に関わってみていかがでしたか?
内田さん:本当に、小さいお子さんがたくさんで、スクール1回ごとに成長が見えて、最初に乗れなかった子もあっという間に乗れるようになっています。あと、子供達の成長が本当に目に見えて楽しいですね。
Gモト:内田さんが子供達と関わることで「こうなってくれたら良いな」って思う事はありますか?
内田さん:やっぱり1番良いなって思うのは、鈴鹿市を拠点で活動しているので、アメリカで活躍をしている下田丈選手のような選手が出てきてくれればと思います。
Gモト:幼い頃からこの業界に関わってこられて、今、大人になってこのような活動をしてみて、思う事ってありますか?
内田さん:子供の時は普通にやってたんですけど、いろんな大人がこういう活動をしていかないと「モトクロスを楽しめない」という事、鈴鹿ツインサーキットさんもそうですが、だんだんとコースも減少している状況のなか、コースを運営していただいている事に感謝です。
【小島選手からメッセージ】
クラブベルズは2021年に立ち上げて早いもので4年目となりました。開始当初はモトクロスキッズの人口も沢山いる訳ではないし、子供達10人集まるかな?と不安でしたが、1年経たないうちに気づけば20人となり、新たにミドルクラスを作ってからは30人以上の子供たちが参加してくれました。
ツインサーキットさん、モトガレージイトウさんと開催しては改善点を何度も打ち合わせをしていき、ここまで慎重に進めてきました。今は各クラスしっかり形になりましたね!周りに心強い協力者がいてくれるからこそ、クラブベルズは成り立っています。私の小さい頃にもこういった形のスクールがあったので、当時の気持ちを思い出して指導しています。
子供たちは楽しいからスタートしないと続かないなと感じてます。もちろんプロを目指していく子供達には厳しい指導は必要になりますが、まずは続けて行かなければ何も生まれませんよね。クラス分けはしていますが、共通して大切にしている事は「しっかり挨拶が出来る子になる」という部分を1番大切にしています。
そして、参加してくれている皆さんで輪を作り、コミュニティーも広がってモトクロスライフをより良いものにして頂けると確信しています。いつか全日本モトクロスで活躍してくれる子や、そして更に海外で活躍する下田丈選手のような素晴らしいライダーが誕生する事を夢見て今年もクラブベルズを活動していきます。日本のモトクロスを何とか盛り上げて行きたいと真剣に考えています!
トップチームが運営に関わるスクールってなると、それなりのイメージってあると思うんです。コンセプトも「バイクに乗って笑顔になる・プロを目指して本気で速く」。クラブベルズに関しては、そのイメージとは違い、スポーツとしての入口がきちんとある。これはとても大切な事に感じます。現在日本国内でこのような環境があるのは鈴鹿だけだと言っても過言ではないです。まさに「楽しむから、下田丈まで」。やっぱり鈴鹿にある環境は素晴らしい。興味のある方は一度、クラブベルズに触れてほしい。
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