Gモト|2024 全日本モトクロス選手権 第4戦 SUGO大会「PADDOCK WALK」vol. 1

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金曜日から「カメラ片手に」パドックをブラブラ歩き、ヒラメキと直感でテーマを決めるパドックウォーク 2024 全日本モトクロス選手権 第4戦 SUGO大会編。

今回は長年お付き合いのあるメカニックさんとの会話からテーマが生まれました。東京に帰ってきて、写真を整理していてこれは書くべきだと思いました。

 

先日のパドックウォーク記事内で「ライダーとメカニックは、レース前の準備からレース後の片付けまで、2人でレースを組み立てていくんです。」と書きました。

私自身もチーム運営当時は、メカニックを兼任していて、練習の準備、練習に同行、レースの準備、レース、片付けをしていました。レースの主役はライダーですが、名脇役が揃わないと好成績は望めませんね。

そう考えると「レースは主役と名脇役がチームとなるリレー」ではないでしょうか。メカニックやエンジニア、開発者が作り準備したバイクでライダーがアンカー(最終走者)としてトップを目指し走る。

ライダーとメカニックは、レース前の準備からレース後の片付けまで、2人でレースを組み立てていくんです

 

私がメカニックを兼任していた当時「3K」なんていう言葉が流行っていて、3Kは「きつい・汚い・危険」で3K。よく現場で「最低5Kじゃない笑」なんて話してました。

とはいえ何事も準備は大切で、自信を持って「レースに挑む」事は当然なのでメカニック達は妥協をせずに準備を進めるんです。

ライダーは華やかな職業で、トレーニングなど見えない努力も多いと思いますが、メカニック、エンジニア、開発者の努力やプレッシャーはライダー以上に到達する場合も多いのです。

 

勝利に近づいていくために、とても重要なのは、ライダーの「勝ちたい気持ち」が周囲を巻き込み、台風のようになり、その勢力が強い台風がチャンピオンになれる可能性が1番高い。そのためには、互いに感謝と尊敬を持ち、互いを気遣えたチームになる事が必須。

レースが終われば次のレースに向け「リレーが始まる」。主役であり、アンカーであるライダーの情熱がチームの精度を高めていく。ライダーの情熱が名脇役達の情熱を下回れば「やり切った」と思えるレースはできない。

まだまだ続くよパドックウォーク。

GSPEED-TOKYO


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