Gモト|2024 全日本モトクロス選手権 第2, 3戦 HSR九州大会「PADDOCK WALK」vol. 3
レースファンの皆さんは観戦に「双眼鏡」を持ってきていますか? まだ持ってきていないなら、ぜひ双眼鏡を持参されてください。レース観戦が何倍も楽しくなります! 今回は、双眼鏡を駆使しレースを観ると4倍は楽しくなるコンテンツをご紹介。
そのコンテンツの主役は・・・ライダーの名脇役、メカニック。ライダーとメカニックは、レース前の準備からレース後の片付けまで、2人でレースを組み立てていくんです。走行中、メカニックがサインボードで伝える「メッセージ」でライダーの走りも変わり、好成績に繋がります。 ここでは、第2戦 IA1クラス 決勝ヒート1を時系列に沿ったサインボードを首位バトル各ライダー分、お届けします。
まずはスタートから逃げる横山選手へ横山メカ(奥様がメカニック!)からのメッセージ。
すぐ後方、2位大倉選手(佐藤メカ)、3位ジェイ選手(内山メカ)。
3周目、7コーナーで前に出たジェイ選手、4周目に入るところ。
3位に交代した大倉選手、ラップタイムも落ちたところで佐藤メカから出せれたメッセージ「ジェイ ライン見る」。2位に上がってからラップタイムを「0.7秒」アップしているジェイ選手の良いラインを研究しろというメッセージ。
5周目に入る。横山メカ「10分たえる」。内山メカ「Patient(辛抱強く)」。
同一周回の日本語と英語によるメッセージ内容は非常に興味深いですね。
6周目に入る。横山メカ「悪くない」。内山メカ「Wait」。
7周目に入る。内山メカ「53”5」。Waitの後はタイムのみ。
8周目に入る。大倉選手同様7コーナーで前に出てトップに立ったジェイ選手、内山メカ「53”0」。
横山メカ「ここから!」
8周目に入る。内山メカ「53”2 HALF」。
横山メカ「S字アウト15分」レース後半に突入。
9周目に入る。内山メカ「53”6」。
横山メカ「S字 Jのライン」。
10周目に入る。内山メカ「53”8」。
横山メカ「残り時間」のみ。
11周目に入る。内山メカ「53”4 last 10MIN」。
横山メカ「ペース上げよ!」。
12周目に入る。内山メカ「53”6 +2」、+2は横山選手が2秒後方ということ。
横山メカ「残り時間」のみ。
13周目に入る。内山メカ「52”6 #41CRASH」。
横山メカ、「切替」。
15周目に入る。内山メカ「2LAPS」。残り2周。
ラストラップに入る。内山メカ「56”8 +10」。ラップタイムもグッと落としラスト2ラップはクルージングで優勝のチェッカーへ。
名脇役メカニック達が送る「メッセージ」はいかがでしたか? 命と生活を賭け、コンビを組み勝利を目指す2人だからこそのメッセージが詰まっています。レースに関する情報だけではなく、時には叱咤激励もメッセージとして送られるサインボード。
第2戦当日のライブ配信も張り付けておきますので、この記事を読みながらもう一度レース観戦をしてみてください。会場でリアルタイムに観戦する場合は双眼鏡必須ですよ!
まだまだ続くよパドックウォークHSR九州編。
GSPEED-TOKYO