Gモト|ビハインド・ザ・ゲート「腕時計のベルモンド」

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2024年も3月に入り、全日本モトクロス選手権シーズンが到来。開幕戦は3月30日(土)、31日(日)に埼玉県川越市オフロードビレッジにて「2024 全日本モトクロス選手権シリーズ 第1戦 腕時計のベルモンドCUP」が開催されます。

全日本モトクロスが、関東で開幕を迎えるのは1992年の富士スピードウェイ以来「32年ぶり」。唯一首都圏での開催となる関東大会。毎戦観客も多く開幕戦となるとさらなる賑わいが期待出来ます。

ビハインド・ザ・ゲート、2024年の第一弾は、開幕戦の冠スポンサーでもあり、日頃からオフロードビレッジを支え続ける「腕時計のベルモンド」さんをご紹介します。今回は中野店店長であり、元ウエストポイントスタッフでもあった村松伸哉氏にお話を伺いました。
村松氏の現在置かれている立場だからこそ見える、全日本モトクロスをお届けします。

 

腕時計のベルモンドは、コアなお店が集まる中野ブロードウェイに2013年4月「腕時計専門店」としてオープンし「国内では入手困難な腕時計」を取り扱っています。
村松氏はウエストポイント退職後、中野店のオープニングから携わり、現在は店長としてご活躍中。

ここまで読んでいただきますと「ベルモンド」が、なぜ全日本モトクロスの冠スポンサーを務める経緯を少し感じていただけると思いますが、ただそれだけではなく、そこにはベルモンドの「人と人とのつながりを大切にする」という企業理念も関係しているのです。

 

元ウエストポイントスタッフとして見たオフロードビレッジは?
オフロードビレッジは、全日本モトクロスを首都圏で唯一開催できる会場、アクセスも良く「あれだけ人が集まれるんだ」と社内では衝撃を受けております。オフロードビレッジのように多くの人が集まれる「アウトドア施設」は数少ない、SNSなども活用しさらに多くのお客様に来場していただき「さらに大きな規模」に発展させていけるのではないでしょうか。

元ウエストポイントスタッフとして現在の全日本モトクロスはどの様に見えていますか?
変わらない全日本モトクロスではありますが、近年は「縛りがキツイ」イメージを持っています。例えば「主催者側として」MFJさんの対応に疑問を感じます。
ひとつ例にとると「関東大会のコースマーシャルさんは個性がありお客様を楽しませています。」このオフィシャルさんをMFJ側から主催者側に「必要ない」と通達するとか。SNS主流の世の中で「お客様が撮影し拡散してくれる」事って重要なんですが、これができない。こういう情報発信ひとつひとつが拡散され、モトクロスを知らない方々にまで情報が届いていきます。



村松氏の考える課題や解決案は?
古いライダーの方が運営側に多いのでしょうか? 今の時代に合わせたイベント運営をして「新規の参戦ライダー、観戦者」を増やしていかなければならないはずです。モトクロスは危険も伴うスポーツですが、「楽しさ」をさらに若年層にアピールしていかなければなりません。関東大会だけでも、イベント会社やプロモーターを導入していきたいですし、そうするべきだと考えています。結果、ライダーの夢が増えるのでないでしょうか。

 

具体的にどんな提案がありますか?
モトクロスって迫力が凄いじゃないですか! 昨年5月の関東大会には若い女性も大勢観戦にいらっしゃってました。その観客層にアピールし、その観戦者の皆さんが「SNS映えする!」という事を増やしてはどうでしょうか? きっと勝手に拡散し広まっていくはずです。弊社のある「中野ブロードウェイ」はコアで古い建物ですが「異空間」です。リニューアルしたこの店舗もお客様に「撮影しても良いですか?」ってよく聞かれます。これは意図的に空間をプロデュースしています。販売している腕時計の金額に見合う場所、内装、雰囲気などお客様に「ここで購入したんだ」と満足していただく必要があります。

 

店舗のデザインは、某有名ブランドのデザイナーさんにお願いしました。

 

どのような経緯で冠スポンサーを? 今後の展望は?
ウエストポイント取締役、福本高大氏とは「幼馴染」という間柄です。弊社の会長には「昔からの仲間を大切にする」という考えがあります。私自身もその考えを大切にしています。ウエストポイント離職後も、全日本モトクロス関東大会を他のイベントと融合し「もっとたくさんの方に」観戦していただきたいと考えていました。ウエストポイントさんは、一般企業でメーカーさんの資本の入っていない会社。だからこその新しい提案をベルモンドとしてできるのはと思いスポンサーとして参加しています。弊社としても「新たなモトクロスの顧客層を開拓」し関東大会をさらに大きな大会にしていきたいですし、社員も一緒に楽しめるイベントにもしていきたいです。
全日本モトクロスを通じ「時計を販売」したいという考えはありません。ベルモンドの認知度が上がれば幸いです。

 

ベルモンドを代表して「新たなモトクロスの顧客層を開拓」したいと語ってくれた、村松氏。

ベルモンドでは、全日本モトクロスの冠スポンサーだけではなく、オフロードビレッジのフリー走行料金が、一般は半額、女性と子供は無料になるという「毎月21日はベルモンドの日」を開催し続けています。

ウエストポイントと縁のある村松氏、仲間を大切にし続けるベルモンド。今後もその活動から目が離せません!

 

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