モトスナップ|ホンダ電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」
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世界のレースシーンが注目した、ホンダの電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」実戦初投入となった 2023 全日本モトクロス選手権シリーズ第8戦(全9戦)埼玉トヨペットCUP オフロードヴィレッジ。
海外メディアでは今回のレース参戦に関する、トレイ・カナードやホンダ関係者のコメントも比較的オープンに語られている模様。
今回は会場でのホンダ電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」のスナップまとめ。注目のマシン細部やパドック、スターティングゲート裏の緊張感ある写真までお届けします。
エンジョイ!
多くのレースファンが駆けつけたオープンに展示されたマシン。このエリア以外は、2021年の電動モトクロッサーデモ走行時とは異なり、クローズドに。「CR ELECTRIC PROTO」の新ロゴ、マシンのカラーリングはシンプル&クリーンにしてこれまでのモトクロッサーにありがちなグラフィックとは一線を画すもので好印象。フロントフェンダーには「無限」のロゴも確認できます。
コースサイドに運び込まれるリチウムイオンバッテリーの火災対策用品。電動自動車の火災がニュースになることが珍しくない時代なので消火器だけでなく、ブリッジヒル社の消化ブランケット「ファイアー・ブランケット」も持ち込まれており、もしもの場合にも万全の体制。
気になるハンドル周り。走行前にクラッチのない左グリップ横のスイッチ類の裏にケーブルを繋いでいる様子も確認。
ボタンの数だけでなくケーブル径も異なります。
カナードのリタイアの原因にもなったとされる独自のケーブル状リーシュコード。これがフロントブレーキマスターシリンダー裏の赤いパーツと連結しており、これが外れるとモーター停止。キルスイッチの役割に。
実走行、実戦を想定しての進化が確認できます。
モーターやフレームだけでなく、細部も大きな進化・変化がはっきりと見受けられるマシン細部。2021年以降、ホンダ電動モトクロッサーのデモ走行や開発に関する大きな動きは公にはありませんでしたが、開発継続中の非公式コメント通りにマシンを比較すると一目瞭然。
カナード仕様のSHOWAファクトリーサスペンション。電動モトクロッサーならではの仕様となっているのか?
ダンロップは、電動モトクロッサーのために用意したタイヤは多くの全日本トップライダーと同様のファクトリー仕様タイヤとのこと。
カナードによるホンダ電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO」実戦初投入ということで、ホンダやTeam HRCの国内外の重要スタッフがオフロードヴィレッジに集結。近年の全日本モトクロス選手権参戦時のホンダスタッフとは異なる顔ぶれも多く見ることが出来ました。
2017年で現役引退するも遠く離れた日本で今でも多くのファンに愛されるカナードのサイン会の列。引退してもAMAチャンピオンのスーパースター感は別格(パネル…)。
日本人には少ないスターティンググリッドの枠を使ってのリアタイヤ空転。ジェイ・ウィルソンとカナードはこの位置。日本ライダーの多くは金網の上で空転させるライダー多し。
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