モトゴシップ|MXGP ジェフリー・ハーリングス「複数年契約更新」レッドブルKTM

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2012, 2013, 2016(MX2)、2018, 2021(MXGP)と5度のGPタイトルを誇るジェフリー・ハーリングス(28歳)。最高峰MXGPクラス参戦7年目を迎えることとなる 2023年 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ開幕を前に所属するレッドブルKTMと契約更新を発表!

 

モトゴシップ|MXGP王者「開幕直前負傷」ジェフリー・ハーリングス

自他ともに認める「サンド世界最速」から「アウトドア世界最速ライダー」の地位を確立したハーリングス。ディフェンディングチャンピオンとしてゼッケン1番で2022年シーズンに挑むはずでしたが、開幕戦直前の左足かかと骨折で全レース欠場。1年まるまる棒に振ってしまうという不運に襲われていました。

 

モトゴシップ|MXGP ジェフリー・ハーリングス「複数年契約更新」レッドブルKTM

上記記事リンク先にある通り、MX2参戦最終年の2016年シーズン途中に2020年シーズンまでの4年契約を更新。その契約最終年となる2020年開幕戦直前に新たに複数年となる、2023年までの3年契約更新。そして今回発表されたリリースによると新たに2025年までの「2年契約更新」という内容で、今季含めて今後3年間はレッドブルKTMからのレース参戦が確定。

キッズ時代はスズキに乗っていたハーリングスですが、MXGP併催ヨーロッパ選手権参戦時の2009年からKTMと契約。今回の複数年契約で「合計17年」というレッドブルKTMライダーとして最長契約ライダーとなることに。今回の契約の前には他メーカーとの交渉の事実も独自ルートで掴んでいましたが、収まるべきところに収まったということでしょう。

現在のハーリングスはGP通算99勝。最多勝利はGP10冠ステファン・エバーツによる101勝。負傷欠場が無ければ… 今季シリーズ序盤戦で新記録達成は間違いないはずです。

 

リリース内、ハーリングスのコメント抄訳。
2009年に初めて契約して以来、今年で15年目になるので、レッドブルKTMのアスリートの中では僕が一番長い間一緒にいることになります。これからさらに2年、そしてもっと長い間一緒に仕事ができる。素晴らしいことだ。私たちは本当によく協力し合い、同じゴールを目指してきました。また、2022年の暗黒の時代を経て、チームと会社がまだ僕を信頼してくれていることが嬉しいし、感謝している。移籍はしたくなかったし、今の環境に満足しているし、レッドブルKTMチームが大好きなんだ

 

モトゴシップ|アントニオ・カイローリ「監督就任」レッドブルKTM

今季はGP9冠王者アントニオ・カイローリが現役引退後の新キャリアとしてレッドブルKTMチーム監督就任が発表されています。詳細は上記記事リンク参照。

ハーリングスを中心に有力ライダーに負傷者や体調不良が多かった2022年シーズンのMXGP。今季はディフェンディングチャンピオンのガイザーを筆頭にハーリングスやフェーブル、プラド等によるタイトル候補達による熾烈なタイトル争いが予想されます。勝利に飢えたハーリングスの逆襲に期待です。

さらにモトゴシップ的には、昨年のMXGP欠場期間にAMAモトクロスシリーズへの参戦を模索していた経緯があり、現役引退前にはAMAモトクロスへのフル参戦を公言しています。30歳を迎えている 2027年の契約満了前にアメリカ来襲が実現するか? 否か? ハーリングスの活躍だけでなく、言動にもまだまだ大注目です!

 

モトゴシップ|MXGP王者ジェフリー・ハーリングス「AMAモトクロス参戦」実現せず

KTM, Ray Archer


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