ヤバすぎるスキル|下田丈「ブリヂストンジャンプ一気飛び」2022 全日本モトクロス選手権 第4戦 名阪スポーツランド

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強烈な印象を残し、まだ記憶に新しい  2022 全日本モトクロス選手権 第4戦 近畿大会 名阪スポーツランドでの「下田フィーバー」。AMAトップライダーへと成長した下田丈選手の全日本モトクロス選手権への「凱旋参戦」ということで大きな注目を集めました。

レースビデオやリザルト、ラップタイム等の情報は皆さんご存知と思いますので、「ヤバすぎるスキル」目線から下田選手のライディングをピックアップ。

名阪スポーツランドの名物ジャンプ「ブリヂストンジャンプ」一気飛びシーンを連続写真で振返ります。エンジョイ!

 

 

名阪スポーツランドの名物ジャンプ「ブリヂストンジャンプ」。ジャンプの下は観客通路トンネルも設置されており、名阪スポーツランドを訪れたことがある方ならフィニッシュジャンプ直前ということもあり、一度は間近で見上げたことがあるジャンプではないでしょうか。

コース幅の狭いタイトなクランク状のセクションにレイアウトされたステップアップジャンプ(階段形状)。緩やかなクランク状ということで、進入から出口までレーシングラインは限られています。

このステップアップジャンプを10年以上前から一気飛びするライダーは存在しており、観客を大いに盛り上げてきた歴史もあるのですが、ジャンプやセクション形状もあり、失敗時のリスクが非常に高いことで近年は一気飛びが出来ない形状となっていたはず…なのですが、数名がブリヂストンジャンプ一気飛びに成功。しかし、コンスタントに成功させていたのは下田選手のみ。飛ぶだけでなく、滞空時間での柔軟なボディバランスとマシンコントロールがその秘訣であることは上記連続写真からも伝わります。

クランク状のセクションを直線的に飛び越すためにジャンプ進入時ラインから他のライダーとは異なるアプローチ。ここしかないというイン側ギリギリの着地点に毎周コンスタントに一気飛びするする様子は精密機械のような狂いのない精度を披露。

先に触れたように、現在のブリヂストンジャンプはジャンプ飛び出しから着地形状まで一気飛びすることを想定してレイアウトされたジャンプではないため、AMAスーパークロスとはまた異なる高難易度。ここをコンスタントに飛び続ける下田選手の姿は、改めてAMAトップライダーの凄さを「より身近」に感じさせてくれる象徴しているかのようでした。

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