Gモト|「THE RIDER」穂苅愛香 vol. 4
全日本LMXトップ4に挑む「女子高生ライダー」穂刈愛香 17歳。 2021年全日本LMXクラスランキング7位。 Gモトイチオシ! 次世代LMXライダーが、努力を積み上げ成長する過程を今年1年密着取材中。 今回はまさかの「予選落ち」した全日本選手権第4戦近畿大会から第5戦九州大会直前まで密着。
シーズン後半に突入した今季シリーズを振り返ると、6位入賞の可能性があったライダー4人の中でしっかり「椅子取りゲーム」を勝ち抜き開幕戦は6位。理想のシーズンスタート。だがそれ以降、本人が納得できるレース結果がない。再度、トップ6を目指し第4戦近畿大会前には3度、事前練習と直前の地方選手権に参戦。 今回こそは! と、挑んだレースウィーク最初の公式練習。調子も良く自分らしいく走れば6位入賞もあると思た矢先にまさかの「予選落ち」。自らのミスで積み上げた努力を無にしてしまう。
まさかの週末から2週間。九州大会に向け練習に励む穂刈選手をオフロードビレッジにてインタビュー。
Gモト:今日もよろしくお願いします! 先週、美蔵でお会いしましたけど、当日話した事を踏まえての今日。練習が有意義になるように、あらためて「第4戦」の話をしましょう。まずは予選落ちについて。
穂刈愛香:予選通過が当たり前だったので・・・正直、油断もあり、いざ予選落ちとなり、とても悔しかった。自分が走るべきLMXクラスの決勝2ヒートを見て「このコースコンディションで、私は6位以内でゴールできなかった」と痛感しました。
厳しいですが現実ですね。それでも今後もトップ3を目指すと決めた穂刈選手。
Gモト:全日本モトクロス選手権も残すところ3戦。どのような取り組みをしていますか?
穂刈愛香:レース結果も大切ですが、自分の走りができるように基本に立ち帰り取り組んでいます。
Gモト:来週はレース前最後の熊本事前練習ですね。練習後レース前のコメントをお聞きします。
穂刈愛香:最後の熊本事前練習、がんばります!
この日の練習でGモトクルーが感じた事。実力はまだまだトップ3には及びませんが、確実に取組む姿勢が変わっていた。
Gモト:熊本事前練習、おつかれさまでした。さっそくですが、今回の熊本へ練習に行った主旨は?
穂刈愛香:コース改修がありレイアウトが変わったので、レースウィークの質を上げるために練習に行きました。
Gモト:練習内容は?
穂刈愛香:自分の走りが最大限できるように、コースを熟知する。それにより走行前、走行中のミスを減らすこと。ここまで取り組んできた、基礎練習の成果がコース走行で出せるか。
Gモト:練習はどうでしたか?
穂刈愛香:私が得意とするコース前半のハイスピード部分が、コース改修で無くなってしまい少し残念ですが、他のセクションで補えるように練習してきました。
Gモト:レースファンの皆さんにコメントお願いします。
穂刈愛香:今年のこれまでの結果を受け止め、開き直ってがんばるのみです! 応援よろしくお願いします。
穂刈愛香は家族と「全日本トップ3を目指し」レース活動をしています。 父・母・元全日本ライダーだった姉、4人で構成される家族チーム。 時には厳しく、時には優しくライダーを支える、家族だからできるチーム。 日本のLMXではこの体制が多い。その中でも「チーム穂刈」は「家族チームからプロフェッショナルなチームに変わる、その時が来たらさらに強くなる!」それを予感させる真剣な取組みがある。
パッと見たら「ホンワカした女子高生」よく見たら「負けず嫌いの女子高生」。 「レッドブルストレートリズム」のように「真っ直ぐだけは速いジャンプをバキューンと飛ぶ女子高生」。ライディングがワンランクアップすれば初表彰台も夢じゃない! 今シーズンは、走る事だけではなく、取り組む姿勢、考え方も勉強中。 コースに来る度に成長できる何かが必ずある。 今週末もどこかでレースに向けて練習中。 ジャンプをバキューンと飛ぶ女子高生ライダー穂刈愛香の応援よろしくお願いします!
GSPEEDTOKYO|ジースピードトウキョウ
Gモト – The Newsmoto