モトゴシップ|クリスチャン・クレイグ「ハスクバーナファクトリー」移籍発表
2022 AMAスーパークロス 250SXウエスト王者 クリスチャン・クレイグ。ロックスター・エナジー・ハスクバーナ・ファクトリー・レーシングとの契約が正式に発表されました。
USモトクロスシーンでは 10月1日からが新契約の初日となり、今オフシーズン移籍市場のAMAトップライダーとしてはクレイグが最初の体制発表ということに。
ハスクバーナからのリリース内容を抄訳すると…。
・2023〜2024年の2年契約
・450クラスへのフル参戦
レギュレーション上では、2022 AMAスーパークロス 250SXウエスト王者として 250SXクラス参戦可能でしたが、スターレーシングヤマハからハスクバーナファクトリー、250クラスから450クラスへと新天地で新たなチャレンジを開始することとなります。クレイグは既にフロリダのベイカーズファクトリーで名トレーナーのアルドン・ベイカー氏のトレーニングプログラムに参加。ハスクバーナでのライディングもスタート。
これまでの250ライダーとして所属してきたガイコホンダ時代〜スターレーシングヤマハ時代から、AMAモトクロスに限り 450MXククラスで活躍。表彰台登壇含む、トップ5フィニッシュ16回の実績あり。スポット参戦ですが、AMAスーパークロス450SXクラスでも度々上位フィニッシュを記録。スムーズなライディングが身上のクレイグですから、450クラスでの実力を疑う者はいないでしょう(プロデビュー直後のJGRヤマハ、TLDホンダ時代にも450参戦経験あり)。
クレイグ最大の強みは、スーパークロス最大の難セクション「フープス」でのスピードと安定感。大柄なライダーということもありますが、マシンを450に乗り換えてもその強みは変わらないはず。大注目でしょう!
過去、自身の目標として450クラスでの有力チームとの契約を掲げてきたクレイグ。今季AMAスーパークロス開幕前から、2023年は450クラスへのステップアップを公言しており、水面下で450クラスでの有力チームとの契約が進んでいることがモトゴシップ的に囁かれてきました。当初からハスクバーナファクトリーの名前は挙がっており、その噂が現実となった形といえるでしょう。自身はAMAスーパークロス250SXウエストシリーズの2月中旬以降のインターバル期間にハスクバーナファクトリーからのオファーがあったと発言しています。
来季ハスクバーナファクトリーの450クラスライダーは、クレイグと2年契約最終年となるマルコム・スチュワートの2名体制。長年同チームに所属してきたディーン・ウィルソンは、2年目を迎える大規模プライベートチーム「ファイヤー・パワー・ホンダ・レーシング」から、スーパークロスのみの参戦が発表済みです。
【モトゴシップ】C・クレイグ GEICOホンダと2016正式契約!
若くして現役を引退…。一度は建設業に従事しますが、夢を諦めきれずに現役復帰への道を模索します。2度目のチャンスを掴むまでのストーリーは上記記事リンク先でご確認いただけます。
現在31歳のクレイグ。ライダーとしての実績はもちろんのこと、SNS上での活動も積極的で3児の父、愛妻家としての面も広く人気を集め、ファンが多いライダー。現在成功中の2世ライダーの先駆け的な存在としてもクレイグ家のDNAがこの先どのような活躍を見せてくれるのか非常に興味があり〼
Christian Craig – The Newsmoto
Husqvarna