モトゴシップ|450MX王者ディラン・フェランディス「ユナディラ大会復帰」2022 AMAモトクロス

sr141230banner

 

50周年記念シリーズ、MXGP9冠王者カイローリのAMA初参戦、AMA9冠ダンジー現役復帰等、大きな注目集めている 2022 AMAモトクロスシリーズ。しかし、450MXクラス王者ディラン・フェランディスが開幕戦から欠場中という残念すぎるトピックがあったのも事実。

そのディフェンディングチャンピオン、フェランディスがシリーズ終盤戦に復帰予定!

 

モトゴシップ|450MX王者ディラン・フェランディス「負傷欠場」2022 AMAモトクロス

上記記事リンク先の負傷詳細にある通り、自身初のディフェンディングチャンピオンとして挑むはずであった、今季AMAモトクロス開幕戦直前のプレスデイで「左手親指の靭帯断裂」。故郷フランスの専門医の勧めにより、負傷直後に渡仏し手術。アメリカに帰国後は6週間の療養を経てライディングを再開。

そして、当初の復帰プラン通りに、今週末のAMAモトクロス 第9戦 ユナディラ(全12戦)への出場が予定されています。

 

 

フェランディス、昨年タイトル獲得時の総合優勝確率50%(6勝)、総合表彰台登壇率100%、レース3位以上入賞率90%強(レース7勝)。450クラス参戦初年度とは思えない圧倒的な強さと安定感で自身初となる450タイトルを獲得。

現在の450MXクラスでは、トマックとセクストンによる僅差のタイトル争いがヒートアップ。ランキング3位のアンダーソン以降を大きく引き離してのマッチレースが繰り広げられています。昨年のフェランディスの強さが強烈すぎた為に、復帰戦からの優勝争いを期待してしまします。自身のコメントでは、優勝争いが出来れば復帰初戦からアグレッシブなレースをする可能性はあると語るも、無理せずに調子を上げていくと語っています。

 

 

モトゴシップ的に注目されていることは、先に触れた「トマック VS. セクストン」のタイトル争いに及ぼす影響。スターレーシングヤマハのチームメイトであるトマックにとって、フェランディスの存在は大きな援軍となることでしょう。シリーズ終盤戦ということもあり、チームオーダー発令あるのか?

また、シリーズ終了後に行われる国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」アメリカ大会のフランス代表選出にも意欲を見せています。MXGPからAMAに活躍の場を移したフェランディスとMXGP9冠カイローリとの直接対決も含めて、AMAモトクロス復帰後の活躍から目が離せません。

 

モトゴシップ|450MX王者ディラン・フェランディス「負傷欠場」2022 AMAモトクロス

Octopi Media


You may also like...