たまモト|2020 全日本モトクロス注目ライダー「たま推し」vol. 2
今迄とはちょっと違う形でお届けすることにした今シーズンの「たまモト」第2弾。えかきやがお話を伺ったライダーの「これは!」と思ったエピソードなどをご紹介。あなたの推しライダーを見つける一助となれば幸いです。
今回はTwitterでのアンケートを結果を反映し『中堅で頑張っているライダー』という視点でIA1からお二人を紹介いたします。
■小島庸平 【IA1/#44】 Twitter: @kojihei44 / Instagram: @kojihei44
この方を中堅と呼んでいいのかはちょっと疑問ですが(笑)長年、えかきやの推しライダーである小島庸平選手。しかし、今シーズンはライダー小島選手であると同時にチームベルズレーシング【Bells Racing】の小島監督としても注目したいと思っていて、今回はそのあたりを中心にお話を伺いました。
★監督とライダーの比重について
たま:前にお話を伺った時に「今シーズンは山本鯨くんをチャンピオンにする。できれば(IA2の大城)魁之輔くんもチャンピオンになってもらって、ベルズから2人のチャンピオンを出したい」っておっしゃってたんですけど、それは引き続き今もチームの目標ですか?
小島:もちろん!もちろん!もちろん!!!
たま:で、その時にファンの方から「ライダー小島庸平にも勝ってほしい」って言われるってお話もされてたんですが、それも相変わらず?
小島:そうですね(笑)自分的には(ライダーとしても)精一杯やってるけど怪我もできないし、チームを運営してチームのライダーを勝たせるっていうのが僕の中での一番の仕事だと思ってるんで。その中でやれる範囲でがんばってますよっていうスタンスは変わらないですね。
たま:今はチーム監督としての自分っていう比重が大きくなっているから、決してライダーとしての自分を疎かにしているわけではないけど優先順位は後になってしまう、ってことですかね?
小島:そうですね、そうなっちゃいますね。
たま:そういう割り切りはいつぐらいから?今年からですか?
小島:いや、魁之輔を入れてからですかね。でも、自分のチームを立ち上げた時から… 自分のチームなんだから誰もそういう(チーム運営の)作業をやってくれないじゃないですか。立ち上げた時からそういうのはあるんだけども、ライダーが自分だけの時はね、なんとかやれたんですよ。ただその時から「これ(ライダー兼監督)って自分が60歳になってもやれることではないよな」って思っていて。だから、若手が入った去年からは監督としての優先順位が大きくなりましたね。
たま:(優先順位が)だんだんシフトしてきたカンジですかね。ベルズを3年やってきて、最初の年はライダーが自分だけだったからライダーと監督どちらもやれたけれども、2年目に魁之輔君が入ってきたことで監督の方に重心が移って、今年は鯨君が入ったことでその重心がますます監督寄りになったと?
小島:そうです、徐々に。
たま:3年前、ベルズを立ち上げるんだってお話を伺った時すでに「いつまでも現役ではいられないから後進を育てる為にもチームを運営していきたい」みたいな事をおっしゃってたんですよね。つまり、チーム立ち上げの時から「後進を育てる」ことが目標のひとつだったと。
小島:そうそうそう!
たま:2年先、3年先…それよりもっと10年先とかを見据えてのチーム立ち上げだったってことですかね?
小島:はい。だから(チーム名に)自分の名前を入れてないんですよ。
たま:あーー…なるほどね。
小島:(笑)
たま:で、ベルズっていうのは鈴鹿にちなんだ名前っていうことで。
小島:そうそうそう。そこが由来なんです。
★モトクロスの将来を見据えて選んだ道
たま:そういう庸平君の姿勢を、見てくれてる人は見てくれてるけどわりと… やってる事の大きさの割には評価されていないような気がしていて、たぶん5年先、10年先になってわかってもらえる事なのかなって思っていて。
小島:それはね、どこに評価を求めるかなんですけど、ちゃんと評価してほしい所には評価してもらえるようになってきているので。まあ、うちのチームってインパクトはあっても自分の中ではまだ完璧っていう訳ではないんですよね、まだまだ新米チームだし。とはいえ評価してもらいたい所が評価してくれるようになった実感っていうのも去年くらいからあって。
たま:地域(鈴鹿市)での活動とかもがんばってるしね。
小島:そう。それも含めて、評価してもらえてるようになったのかなとは思います。
たま:庸平君は地域での活動っていうのにも重点を置いておられるじゃないですか。それこそ自分で会社を立ち上げた時から地元との連携みたいなのを大事にされてるじゃないですか。
小島:そうですね。そこ(地域から)の評価はけっこう大きいですね。(そういう活動は)2012年からだから8年くらいですかね。
たま:その段階から「二足のわらじ」だのなんだの言われてましたけど…
小島:(笑)ありましたね。
たま:その頃から着実に成果を積み上げて来ての今日の成果だから。昨日今日の思いつきでやってることじゃないでしょ?
小島:そうですね。僕はどちらかというとプランを立ててやっていく方なんで。
たま:そのへんがあまり伝わってないのかなとも思うんだけど…
小島:そこはあまり気にしてないです。人の評価なんて一瞬で変わるんでね(笑)僕がいろいろやってる(理由の)一番は日本のモトクロスのレベルを上げたいっていうのがあって。自分はモトクロスが好きだし本当にいいスポーツだと思ってるんで、その「いいスポーツ」を知ってもらいたい、広めたいっていうのが根底にあるんです。「じゃあどうしたらいいか?」って考えてやっているのが地域での活動だったり普及活動だったり。で、レース(チーム活動と選手としての活動)もやってるっていう。どれからやっていいかわからないからとりあえず平行してやっていこうっていう。(今迄のモトクロス界は)「ライダーだったら走る事だけに集中するのが当たり前」みたいな世界で、それができる間はそれでいいけどできなくなったら自分らでその場所をつくっていくしかないのでそれをやってるだけなんですよ。それを(自分以外では)なかなかやる人がいなくて。やれないのかやらないのかはわかんないですけど。
たま:そういう「ライダーが走る事だけに集中できる世界」がなくなるって危機感を抱いたのはいつくらいなんですか?
小島:リーマンショック以降かなあ…
たま:ああ、Team HRC(ファクトリーチーム)がなくなっちゃったりとかね。
小島:スズキもね。僕はその時、FIMモトクロス世界選手権 MXGPを走ってたんだけど、ホントはもう少しヨーロッパにいる予定だったけど、リーマンショックで経済的に厳しくなって帰ってこなきゃならなくなって。その頃からかなー、やっぱり。
たま:これはレースやってる場合じゃないかもしれない、みたいな?
小島:そうそうそう… そこからいろいろ変わっていったから「Xデーは、いつか来るだろうな」と思ってたら… 来ましたね。
たま:その時にね「ヤバい」と思ったライダーは他にもいたと思うのね。でも「だから自分は動かなきゃ」って思って動いた人は少なかったと思うんですよ。
小島:そうですね。そもそも、僕は「今迄のライダーはこうだった、モトクロス界はこうだった」って言われてきた『常識』は間違ってるって思ってて。「その常識、誰がつくったの?ホントに正解なの?」って。
たま:そういう「自分たちのいる世界の常識を疑う」って怖い事じゃないですか。そういう考え方ができるようになったのはなんでだと思います?
小島:んー?たぶんね「昭和とゆとりの間」だからだと思う。
たま:そこかーーー(笑)
小島:昭和(根性論世代)とゆとり(平成生まれ)の間で両方知ってるっていうのが大きいかなと。俺らが育ってきたのは昭和(根性論世代/景気の良い時代)だけど、徐々にこういう時代(ゆとり世代/景気の良くない時代)に移行していって…っていう世の中の流れを体験してきた事がおっきいと思います。僕らの世代は昭和の先輩達の景気のいい自慢話をいろいろ聞いて育ってきたんですけどね、その時に…絶対その人には言えないんだけど…「それで? じゃあ今のあなたは何なんですか?」って、そういう疑問をずっと抱いていて。「それって正しいんですかね?」って。そもそもそのやり方が正しいのかなんてわかんないじゃないですか。
たま:根性論でなんとかなってて景気も良くてっていうモータースポーツ華やかなりし時代から、そうじゃない時代にスライドする、その真っ只中にいたという…。昔は良かったに酔っぱらうほどでもないし、だからって最初から諦める世代でもなかったから、自分でなんとかしなきゃって思ってしまった…みたいな?
小島:そうそうそう!そういうことですね。
たま:今迄にもチームを立ち上げたり会社をつくったライダーは幾人もいるけど、ここまできちんと成果を出してるライダーはあまりいないじゃないですか。なおかつ現役で走っていて。
小島:いないですね。まあ、いないからいいんですよ。もともと人と違うことをするのが好きなんですよね。
たま:なるほど…(笑)
小島:人と違うことに価値があると思ってるんで。人と違う事をして成果を出そうって思ってて。
たま:なるほどね…
★2020年をどう戦う?
たま:では小島監督のチーム運営についてや、人となりに関してはこのへんで。今シーズンあと2戦、どんなプランで戦いますか?
小島:それはチームとしてですよね?
たま:そうですね。
小島:開幕戦も2戦目も鯨はトップだし、今年はラウンド数も少ないんでとにかく落とせないしね。もちろん1戦1戦大事だから勝ちを狙いにいかなきゃいけないんだけどやっぱり落とせないというのがレースの難しい所で。そこが醍醐味でもあり簡単にいかないのは皆一緒なんですけど。だからやる事は一緒なんだけど… 僕自身はね、自分が走ることよりもう鯨のことがね、気になっちゃって。レース中も「鯨どこかな」とか見ちゃうから、やっぱり。チーム監督、現場にいるから大変ですよ(笑)
たま:チーム監督、一緒に走ってるからね(笑)
小島:そうそうそう(笑)やっぱり確認するしね。自分の事じゃないからどうしょうもないんだけど。開幕戦もそうだけど、自分のことよりも緊張するというか… なんだろうなあ… 心配? 心配になっちゃうんですよね。
たま:一緒に走ってるけど気持ちはサインエリアにいるみたいな?
小島:そうそうそうそうそうそうそう!!!!!そうなんですよ!!!だから、走りながらそっちも見なきゃいけないっていう… とはいってもそれができるのも今のうちだけだし、それもいい経験かなとは思うんですけどね。そんなことできるヤツそんなにいないしね。
たま:何年も続けられるものでもないしね。
小島:そうそうそう!だからやれる間にそういう事もやっておこうかなと。
たま:(IA2大城)魁之輔君にも(チャンピオンの)チャンスがあるんですよね?
小島:そうそう。魁之輔も去年より安定してきたし、彼にはホント勝ってほしいなあと思いますね。鯨は今のスタイルで安定してて、まああいつはストイックだから僕から言うことはあまりないけど、必要な事だけはちゃんと言って今の走りをキープして、しっかりやれば大丈夫かなあとは思ってるんですよね。とはいえ、レースだから何があるかわからないっていうのを僕は身をもって知ってるから(笑)心配になっちゃう部分はあるけどね。
たま:その千が一万が一の大変な時に庸平君の経験が役に立つことはあるかもしれない。
小島:そう!
たま:といっても鯨君の安定っぷりは今年また一段と磨きがかかってる気がするんですけども…
小島:それはね、メンタルが安定できる環境っていうのがあるんじゃないですかね。ベルズとしての皆のサポートもあると思うし…今年のチームのコンセプトが「一致団結」なんだけど「一緒にやろう!」っていう「僕らの力を鯨に届けよう」ってことを皆に言ってる、そういうのを彼も感じ取ってくれてるんじゃないかなと思いますね。もちろんそれだけじゃないんだけど、そういう部分が彼にとってのプラスになってるんじゃないかとは思います。だから鯨がこのまま行けるように僕らもサポートをがんばりたいなと思います。
★世界で目指すライダーを育てるチームに
たま:では、今回のお話のまとめとしては、監督として山本鯨と大城魁之輔を勝たせるという、チャンピオンをとらせるという事を目標に…
小島:あと、柳瀬大河(NAクラス)もね。
たま:ああ、若手の!
小島:そう若手の。まあね、そこの「チーム員を勝たせる」っていう比重がどうしても大きくなってくると思います、今年は。
たま:柳瀬君については10年先のチャンピオンを育てるつもりで動いているわけでしょ?
小島:そうですね。そこも含めてもっとレベル上げてほしいし、世界にも行ってほしいなと思ってるから。そこはやっぱり、俺も鯨も世界(GP)を経験してきてるからそういう部分も後進に伝えたいのね。
たま:ああ、そっか。同じチームに世界を走ったライダーが2人もいるっていうのは大きいですね。
小島:世界を走った経験を伝えたいっていうのは僕だけじゃなく、鯨もいつも言ってるんですよね。だからそういう(世界を目指す)チームになりたいなとは思ってますね。
たま:「目標が世界」なんですね。
小島:もちろん!
■小林秀真【IA1/#12】 Twitter:@syuma_56 / instagram : @syuma56
今シーズンの全日本IA1クラス、スズキのライダーが少ないのが黄色好きなえかきやとしてはとても気になっていました。そんなスズキ勢を牽引する立場にあるのがチームSRMの小林秀真選手。というわけで今シーズンの「スズキを背負って走る男」にお話を聞いてみました。
★2戦目迄をふりかえって
たま:開幕前にもちょっとお話を伺いましたけど、今シーズンIA1のスズキを背負って立つ状態でいらっしゃるわけですが。2戦走ってみてどうですか?
小林:そうですね、2戦走ってみて、開幕戦はスタートは結構良かったんですけどその後はトップグループ… ファクトリーの人達に置いていかれるような形がけっこう多くて。そこで自分のスピード不足だったりとかその辺を実感して…次のSUGOの時には、3ヒートともスタート出遅れてしまって、なかなか厳しい展開だったんですけど追い上げはわりとできたかなと。自分的には全然満足はしていないんです。現状ではまだセカンドグループに留まってしまっているんで、トップグループにもっと絡めるようにならないと… 絡んでいかないといけないなあっていうのがありますね。
たま:今年、IA1のトップを争っている人達っていうのがいつになく層が厚い状態で…
小林:そうですねえ…
たま:体制的にもファクトリーまたはファクトリーに準ずる方が多いから、環境的にしんどいなあみたいなのは若干あると思うんですけど。
小林:今年は海外から帰って来たライダーが多くて。その辺はやっぱり、強いし速いんで。
たま:そっか、そういう経験値の差みたいなものもね…
小林:そうですね、経験値はやはり足りないなと感じますね。特に今年はレース数も少ないですし。自分は海外のレースをあまり経験したことがないので、そういう経験値の差はおっきいかなと感じてはいますね。
たま:トレーニングで海外に行ってローカルレースでも走れれば少しは違うんだろうけど、今年はコロナがあったからそういうのもできないしね。
小林:そうですね。
たま:秀真君はそういう海外を走ったことは…
小林:アジア選手権とかそっちの方には参加していたんですけど、アメリカとかヨーロッパの経験はなくて。
たま:ちょっとそこが悔しいっちゃ悔しい…ですかね?
小林:でもまあ、日本でもできることは沢山あるんで。
たま:そうですね。日本でやることをきっちりやってたらチャンスが来た時に対応できますしね。
小林:はい。
★セカンドグループから抜け出したい
たま:ご自分でおっしゃってたように今の所はセカンドグループ…というのがあるとは思うんですけど、とはいえワンチャンあるかもしんないしね!(笑)
小林:そうですね(笑)。前回のSUGOのヒート2とか、自分は6番〜7番手くらいを走ってて、その時に小方さんが転倒して(順位を)落としてたんですけど…その時、自分も転倒してたんですよね。そこは勿体なかったなあと思いましたね。その位置(6〜7番手)を走ってちゃだめだとは思うんですけど、その位置でもチャンスはいくらでも転がってると思うので。
たま:ポテンシャル自体はじゅうぶんにあると思うから、あとはスタートを良くするとか転倒をしないとか、ちょっとずつ詰めていくカンジですかね?
小林:そうですね。昨日(11月1日)の九州選手権でもヒート1はスタートのバーが下がらなくて最後尾からの追い上げでしたけど、わりといいカンジに追い上げができたんで。ヒート2はスタート出られて山本(鯨)さん、富田(俊樹)さん、小方(誠)さんの後の4番手で1周目はずっと走って… スピード的に3周迄はついて行けたんですけど、そっからは… 少しずつ離されてしまう形になったんです。でも(一緒に走った事で)トップの人達のスピード感だったりをそのレースの中で見る事ができたのでよかったですし、九州の事前練習もまだ残ってるんで(インタビューは11月2日)そこで詰めていけばと。次回の(全日本)九州大会も3ヒート制なんですけど、自分はそっちの方が得意かなと思っているんで…
たま:短期決戦の方が向いてる?
小林:はい。
たま:やはり周回重ねるごとに小さな差というのが積み上がっていくところがあるじゃないですか…
小林:そうですね。
たま:そういう意味ではワンチャン狙うんだったら短い方がいいのかな?
小林:そうですね。その方がチャンスはありますね。
★九州大会にむけて
たま:秀真君は出身は…関東?
小林:群馬です。新井(宏彰)さんのとこでずっとIBまで走ってて…
たま:前にバットパッチに群馬愛を滲ませてっていうのを見た記憶が…
小林:ああ、そうです(笑)昨年、お尻に群馬のヤツつけてましたね。
たま:じゃあ、九州とかはそんなに何回もは走れていない?
小林:そうですね。ただ今回、昨日一昨日と九州選手権を走ってこの後メーカー合同テストがあるんでそこも走って、その後の土日まで九州に練習で残るので、かなり乗り込みはできると思います。
★KawasakiからSUZUKIへのスイッチについて
たま:話は戻りますけども今シーズンはスズキを背負って走る立場という事で、その辺の自覚はどうなのかしら?
小林:そうですね。でもプレッシャーに感じる面はそんなになくて。逆に、チームも練習とかしっかり管理されてて、練習や乗り込みもけっこうやってて自信もあるんで。自分の持てる力をちゃんと出せばいいかなって思ってるんですけど。
たま:SRMは環境もいいしチームの雰囲気もいいから戦いやすいと言えるかもしれないですね。
小林:はい。
たま:秀真君はずっとカワサキでいらしたじゃないですか? スイッチされたのは去年?
小林:去年が1年目ですね。それまではずっとカワサキですね。
たま:どうでした? スイッチした時の感触は?
小林:あーでも、250から450に乗り換えたのもそのタイミングだったんで、メーカー変わった違和感みたいなのは感じなかったです。スズキのバイクは乗りやすいですし、けっこう戦えるマシンだなっていうのはあったんで。
たま:体格的にはどちらかというと450に向いてますよね。
小林:そうですね、自分でも向いてるかなと思いますね。
たま:250だと手足余っちゃいますもんね。ライダーの中でも高身長だと思いますが。
小林:ライダーの中で僕より高いとしたら、ちーくん(能塚智寛)とか、のぞむさん(安原志)とかですかね。たぶん僕がその次くらいに高いと思うんです。
たま:身長ではトップ3に入ってると(笑)
小林:はい(笑)
たま:手足の長さは今後の武器になりますもんね。
小林:はい。
★表彰台に立ちたい!
たま:伺った限りだとあれですね、まだまだ伸びしろがあって、本格的にトップに絡むようになるのはこれからなので乞うご期待みたいな…
小林:そうですね、ほんと負けてられないですね。スズキには凄い先輩方が多いんで早くなんとかしないといけないですね。今年の最終戦は関東のオフビで自分の地元なんで、応援してくれる人も沢山来るので、短いシーズン最後まで集中してひとつでも上に… ていうか表彰台に立ちたいですね、やっぱり。
たま:ベストな流れとしては今回の九州で3回チャンスがあるから、そこで表彰台に乗って最終戦に地元で引き続き表彰台!っていうのができたら…
小林:ですね!がんばります!!!!!
たまモト|2020 全日本モトクロス注目ライダー「たま推し」vol. 1