モトゴシップ|クーパー・ウェブ「負傷欠場」2022 AMAスーパークロス

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2022 AMAスーパークロス 最高峰450SXクラスのディフェンディングチャンピオン、クーパー・ウェブにレース欠場のアナウンス。

今季シリーズ唯一の2週間インターバル期間中に転倒。そのダメージにより、現地時間4月9日開催の第13戦 セントルイスSX欠場となりました。

 

 

今季のウェブは、開幕戦から12戦連続して優勝なし…(トリプルクラウン大会でのレース勝利はアリ)。これは、ウェブのKTM移籍後最長となる残念な記録。表彰台登壇は4度のみ。第12戦終了時点のポイントランキングは首位のトマックから73点差の5位。タイトル争いは絶望的な状況ではありましたが、タフさと勝負強さが持ち味のウェブの欠場は、ショッキングなニュースであることに変わりません。

 

AMAスーパークロス事件簿|ウェブ&セクストン「タイトル獲得可能性消滅クラッシュ」@ 2022 デトロイトSX

フルモデルチェンジのニューマシンでの新シリーズ参戦に加えて、昨年から名トレーナーのアルドン・ベイカーから離れて独自のトレーニング環境を構築する等、開幕戦時には新チャレンジに注目が集まっていました(現在はベイカーの指導に復帰)。

しかし、シリーズ序盤はニューマシンのセッティングが決まらずに大苦戦。表彰台登壇は果たすも精彩を欠くレースが続いていました。追い打ちをかけるように上記記事リンク先のセクストンの転倒、第12戦シアトルSXでは上記画像にある痛みに顔をしかめる原因となったコース外で大転倒するダメージも負っていたのでした。

 

 

KTMからのリリースによると、第14戦 アトランタSXでの復帰を予定と記載あり。このことから、骨折のような大きな負傷でないことが伺えます。第13戦セントルイスSXは、決勝3レース制「トリプルクラウン」大会として開催。通常よりも短時間ながら、リスキーなバトルも予想されるトリプルクラウン大会への参戦を見送ったという見方も出来るでしょう。

レッドブルKTMは、新規加入のアーロン・プレシンジャーが腕の骨折で長期欠場中。5月末には、アウトドアのAMAモトクロスもシリーズ開幕を控えていますが、マービン・ムスキャンの契約はAMAスーパークロスのみ。チームとして中長期のプランを見直す緊急事態となっているのかもしれません。

 

AMAスーパークロス事件簿|ウェブ&セクストン「タイトル獲得可能性消滅クラッシュ」@ 2022 デトロイトSX

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