AMAスーパークロス事件簿｜喧嘩両成敗「ライダーからファイターへ…」＠ 2022 インディアナポリスSX

by SetagayaRacing · Published 2022-03-24 · Updated 2022-03-24

今季も想像を越えてくるドラマ＆波乱が話題のAMAスーパークロス。ドラマはトップライダーだけでなく、プライベーター達にも起こっているのです。第11戦インディアナポリスSX、450SXヒート2での事件をお届け。

人気プライベーターのアレックス・レイとデベン・レイパーが、レース中に取っ組み合いの喧嘩勃発…。まずは、その一部始終映像をシェア。

エンジョイ！

@ s u p e r c r o s s l i v e

先に手を出したのはレイ、そしてそれにレイパーも応酬。最終的にはコースオフィシャルも巻き込んでの揉み合いに…。

レース中のスタジアム中央での立ち回りに、大観衆もレースそっちのけで大盛りあがり。なのですが、これで済むわけもなく、両者はこの一件で今大会の失格処分が下されたのでした。そりゃそうでしょう…。喧嘩両成敗という、納得の展開へ。

事件の発端は、上記ビデオからご確認いただけます。別アングル映像からの情報も追加すると、バランス崩したままジャンプし、失速したレイに後方からレイパーが追突し、両者転倒。そこにパウリのマシンも飛び込みます。

再スタートしようとした、レイとレイパーに言葉のやり取りがあり、それが引き金となり取っ組み合いがスタートしたという経緯が両者のコメントから明らかになっています。

簡単にまとめると、レイは「後ろから乗っかってきやがって！」。レイパーは「目の前で転びやがって、ふざけるな！」といった類の内容。こうして映像で振返ると怒るのはレイパーの方ですが、先に手を出したのはレイというカオス状態。

とはいえ、現在では両者は和解済み。そしてここからが面白いのが、両者着用オニールのサイン入りジャージが2枚セットで、eBayに出品中！売上は失格となってしまい、ボーナスゼロの両者へ配分される趣旨とのこと。この企画が話題となっている、USモトクロス界の「モト文化度」の高さに嫉妬してしまうレベル。

話を戻すと… 2人揃ってここまでしでかしてしまうと、AMAオフィシャルの両者失格というペナルティは、妥当であると言わざるを得ないでしょう。熱いバトルは大歓迎ですが「喧嘩」は、ダメ！ゼッタイ！